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「とてもかなわない」人たちの魅力の周辺を綴る雑記帖。
はじめに
こんなに簡単に、切り捨てて生きていっていいのかな?
「すいかシナリオBOOK(第5話)」(木皿泉 山田あかね)のことば。
お客さまの瀬戸物人形を壊した基子が同じものを探すのだが見つけることができないでいる。上司は最後は金で解決すればよいとなだめ友人の絆も探すのはムリだから謝った方が得策だと云う。以下は基子が絆に(そして自分に向けても)言う台詞、シナリオでは台詞が細かく分けられていますがTVの放送では一連の台詞で語っていましたのでひとつにたばねて引用します。
「うちの課長と同じこと、言わないでよ。お金出せば、それですむとか、時間もったいないから次に行こうとか、体裁のいい事だけ言っておこうとか─そうやって、馬場チャンのこともないことにして エロ漫画家を、クリエイティブな職業って言い換えたりして 親、居るのに居ないように暮らして あるのに、ないことにしようなんて、そんなの間違ってると思う こんなに簡単に、切り捨てて生きていっていいのかな? いないことにされるのは、つらいよ」
長々と引用したのはこんな気持をもちながら過ごしていけたらな、ということです。切り捨てられたものや忘れ去られた人にも,もう一度光をあてる事が出来たらなァ、という年頭の願いでもあります。 <1月5日>
表記
本のタイトル 『 』
映画 「 」 順に監督名、公開年度。
敬称はすべて略させていただきました。
古書藍書房