加賀美幸子とその世界  
また仰々しいタイトルをつけましたが「やわらか色の烈風」を読んでこの方は人として信用できる方だな、と思ったものですが<ことばのアルチザン>も超えて今やひとつの世界を作ったといってもいいほど。包みこむ魅力というか吸収してやまない柔軟な強さ、「日本最後の母」は今日も元気。
加賀美幸子C1-54 やわらか色の烈風 ちくま文庫 1989年 初版 C:B 背薄れ ¥400
NHKのアナウンサーとしてあまりにも有名、詩人でもあり、「文学おばさん」だと書いています。さて、やわらか色とは何か。 
加賀美幸子C1-65 やわらか色の烈風 筑摩書房 1986年 C:B 帯 ¥700
加賀美幸子C1-58 ことばの心に耳をすませば 青春文庫 1997年 C:B ¥300
単行本「心にちょっと深呼吸」の文庫本。
加賀美幸子C1-433 ことばの心に耳をすませば 青春文庫 1997年 初版 C:B 署名入 ¥1,000
本文に下重暁子は「入局当時の『先輩・後輩』のままです」(もちろん下重が先輩)とあります、「長居をしたくなる応接間 下重暁子さん」に「下重さんのことを考えると、その姿は、何故か応接間ごと浮かんでくる」と。   
下重暁子C1-435 小さな旅 漂う日々に サイマル出版会 1976年 C:B 献呈署名入 ¥700  
加賀美幸子C1-66R こころを動かす言葉  海竜社 平成12年 初版 C:B 帯 献呈署名入 定価1,575円  ¥1,200  
この本は「気がつくと、ノートの端に『風』という字をいつも書いていた」(「ふるさと・山河の言葉」)学生時代の気持を沈殿させじっくり発酵を待ちながら綴ったもの(と読めた)。ウイスキーのコピーでありましたね、“何も足さない何も引かない(だったかな)”というのが、著者の姿勢はそのままこんな感じ。頑固なやわらかさ、不器用な繊細さ。アナウンサーの仕事は「どう聞くか」だと云う著者のことばは爽快ですね。話下手より聞き下手の方が恥ずかしい、「聞いているのに聴いていない」のが普段の会話の姿ではないか、耳をすまして聴くことは「ゆとり」(あるいは客観性)と手を結び外から見守るもう一人の自分の声にも耳を傾けていける、追い詰められた少女の気持を励まし、いじめをする少年の心に“自分がそうされたらどうなんだ”と囁きかけブレーキをかけるのはこの声だ、と。聴く、話す、声、イキづかい、イキルと続く連鎖は通りのよい上っ面のことばを拒み根源を探っていくかのようで、まるで時代の狙撃手ではないか、難しい言い回しはなく語り口はソフトですが。
加賀美幸子編C1-72 ことばを磨く18の対話 日本放送出版協会 2002年 C:B 献呈署名入 見返し蔵書印有  ¥1,000
18人との対談集。タモリ、吉永小百合、山田太一、俵万智、久米明など話しの達人たちが登場。小宮悦子や久保純子ら「後輩」に対する加賀美のことばにも注目。民放のアナウンンサーが早く辞めてしまうことに対して「居座り続けないと何事も見えてこない」、30歳はほんの入り口、40歳で「スカッと抜けた」と語っています(小宮の章)。目から鱗が落ちるといいますがまさに。哲学書を読んでいる気分さえ味わえる、とは言い過ぎか。
加賀美幸子 C1-932 じょうずに話せる 女性の結婚スピーチ集 新星出版社 1983年 C:B ¥900
類書は数あれどこれ一冊だけで充分、結婚式というハレの場だけでなく「ことば」への著者ならではの入門書。
銀座百点C1-287 読む・語る・うたう 銀座百店会 1995年6月号 C:B 店印有  ¥350
標題は加賀美幸子・石坂浩二・奈良岡朋子の鼎談、副題は「ナレーションのむずかしさ」。銀座サロン(連載の座談会)のゲストは植田いつ子。
柳生博 C1-775 素朴がいい 柳生流生き方育て方 サンマーク出版 昭和58年 C:B ¥1,400  
生まれは昭和12年、茨城(霞ヶ浦南岸)。土浦第一高校を卒業して船乗りにあこがれて東京商船大学に進むが視力低下のため断念、俳優座養成所へ。ここに語られていることは口先では誰もが云えそうなことばかりですが実践しているところがすごい。
NHK「くらしの1分メモ」制作グループ編C1-111 くらしの1分メモ 1,2,3 日本放送出版協会 昭和62年 重刷 C:B 3のみ帯 1贈呈刷込有 ¥1,000(3冊揃) 絶版  
目からウロコの暮らしのヒント集、類書は多いけれどこの本は使えます。キッチンとリビング編。風呂敷の使い方は反響が大きかったと「心にちょっと深呼吸」で触れています。
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グラフNHK  C1-974 特集 くらしの1分メモ NHKサービスセンター 昭和62(1987)年2月号 C:B ¥400
20年以上前の冊子になりますが加賀美アナウンサーの若いこと、「くらしの1分メモ」特集号。大河ドラマは「独眼竜政宗」(脚本 ジェームス三木 渡辺謙)。
三省堂編C1-112 ギフティングブック 風呂敷  三省堂 1984年 初版 C:B ¥700
群ようこ  C1-992 群ようこの良品カタログ 角川書t店 平成16(2004)年 C:B 定価1,575円 ¥800
こういう本はひとりで隠し持って読むというより皆に見せてあけたくなる、「良品」をすぐ買うか先々の愉しみにして機会を待つかはともかくとしてここに選びだされた品々は著者の暮らしの履歴と深く関わっていて、どうせ必要なものならコレにするかという気にさせてくれる。例えばこのにんじんジュースをベータカロテン補給のために飲んでいたら眉毛が生えてきた(頭髪にもいいらしい?)というリポートなど“おっ”があります。なかなか文庫にならないので待ちきれずアップしておきます。良本ですよ。
永六輔C1-59 テレビファソラシド 集英社 1982年 初版 C:B ¥800
タモリ 家庭画報編C1-73 タモリと賢女・美女・烈女 世界文化社 昭和57年 初版 C:B 
¥2,000
吉永小百合 黒柳徹子 小森和子 佐藤愛子 淡谷のり子 田辺聖子 吉田日出子 中山あい子ほか。抱腹絶倒の名著。  
タモリ  C1-986 新・新 今夜は最高! 傑作トーク集part2 日本テレビ放送網 昭和59年 C:B 帯 ¥1,300
タモリとパートナー・ゲストの組み合わせが繰り広げるお喋りの時間、成田三樹夫・竹下景子 水野久美・高品格 草笛光子・火野正平 石田えり・山本晋也ほか。 
中村誠一 C1-760 サックス吹きに語らせろ!  新潮文庫 昭和61年 C:B ¥600
タモリC1-403 タレント狂殺人事件 作品社 1983年 初版 C:B ヤケ ¥500   
大宅映子  C1-976 愉しく欲張って生きる おしゃれに暮らそう女の時間 三笠書房 1987年 C:B ¥400
大宅映子と加賀美幸子は高校の同級生、「サチは今では朗読の第一人者となり、“日本のおかあさん”といった風格充分になったが・・(略)・・文学少女だった」(文春新書 「同級生交歓」 195ページ)。ちなみに大宅は親分と呼ばれていたという。暮らし方指南ともいうべきこの文庫は大宅壮一が娘の教育は「中身で勝負させろ」(263ページ)と言った通り、雑草のなかから起きあがってくるセンスというのか真っ当な暮らしとは何かが常に見据えられている。
いいたい放題
西川のりおC1-68 まかせなさい 西川のりお主義 双葉社 新書判 1984年 初版 C:B ¥400
松本竜助C1-663 ぼくはこうして破産した ワニの本 1998年 初版 C:B ¥700
副題は「首が回らなくなるまでの全軌跡」、西川のりおは高校の先輩。
横山やすしC1-68 横山やすし  データハウス 1986年 初版 C:B ¥1,600
初出はS59~61「週刊宝石」連載の「激情ムキ出し対談」。談志、五月みどり、ディック・ミネ、山城新伍、石原慎太郎など。丁々発止。
横山やすし■C1-209R ど根性漫才記 まいど!横山です 徳間文庫 1981年 C:B ヤケシミ 
¥1,300
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大谷由里子C1-578 吉本興業女マネージャー奮戦記 「そんなアホな!」 扶桑社 1996年 C:B ¥400
抱腹絶倒の面白さ、横山やすしという芸人の貴重なドキュメント。
話の特集 ■C1-976 横山やすしシンドローム 話の特集 1989年7月号 C:B ¥700
横山やすしがTVから追放された事件を引き金にして組まれた特別座談会、澤田隆治 滝大作 横澤彪 矢崎泰久。追悼 殿山泰司、 和田誠インタビューは長部日出雄(表紙も)。
 
昭和30年代を一望に。高田著は話し言葉で綴られスイスイ読めます。昭和30年代にひとっ飛び。解説になぎら健壱登場。小椋著は将来の抱負ーミュージカルづくりーを語り次なる音楽世代の一歩をすでにこの時に探っている。
高田文夫 C1-13 正しい団塊の世代白書 講談社文庫 1993年初版 C:A ¥500 絶版
小椋佳 C1-14 いたづらに 新潮文庫 昭和56年初版  C:B ¥500 絶版
はしゃぎすぎた人たち
井田真木子 C1-5 フォーカスな人たち 新潮文庫 平成13年 初版 C:A ¥400 絶版
本橋信宏 C1-6 裏本時代 新潮OH文庫 2000年 初版  C:A ¥500 絶版  1980年代から90年代の時代はこんな感じが漂っていた。迷走・虚妄・退廃といったイメージかな。とはいえこれが面白い。アンダーグラウンドの怪しくもマンガ的世界。
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スクランブル PHOTO NO.6  C1-368R 写真が語る話題の人物 闇将軍「角栄]VS自民党長老たちの珍妙な光景 「積木くずし」高部知子のツッパリ人生アルバム スクランブル社 1983年5/25 C:B ¥800  
編集人はもちろん本橋信宏、今や伝説のマガジン。
末井昭 C1-7 素敵なダイナマイトスキャンダル 角川文庫 昭和59年初版  C:B ¥500 絶版
末井昭  C1-330R 東京爆発小僧 角川文庫 昭和60年 C:B 小口シミ ¥500
カバーのタイトル爆発小僧のところにダイナマイトキットのルビがある、ダナイマイトを抱えて自爆した母、その息子としての自覚というのかルーツというのか、ただならぬ核がありそう。巻末の解説(荒木陽子)は何度読み返しても沁みてくる。
斎藤貴男 C1-8 梶原一騎伝 新潮文庫 平成13年初版 C:A ¥400 絶版
茂出木雅章 C1-270 日本橋たいめいけんの お料理110番 徳間書店 1991年 初版 C:B 小口シミ ¥600 絶版  上手くできない、失敗した、上手に作りたい、など和・洋・中・菓子の質問に答えながらその料理のヘソを伝授した便利帖。
茂出木心護 C1-124R 洋食や 中公文庫 昭和55年 重刷 C:B ヤケ ¥700 絶版  解説は日本橋育ちの詩人高田敏子。この文章がいいですよ、決定版にして名著。
森岡輝成 C1-425 プロ直伝のおかず キャンティのイタリア料理 主婦の友社 昭和55年 C:B ¥500 絶版  「私の食堂」高峰秀子、歩いてすぐのイタリア料理店(キャンティ)は私の食堂だと・・・。フランス料理の生みの親は実はイタリア料理だという森岡の文章も有益。   
木田孝一 C1-456 プロ直伝のおかず 煉瓦亭の洋食 主婦の友社 昭和54年 C:B ¥500 絶版  
石橋エータロー C1-550 釣った魚をおいしく食べる カラー版 新潮文庫 昭和59年 C:B ¥600 絶版
藤田まこと C1-558 料理の上手な女性にささげる本 青春出版社 1989年 初版 C:B ¥500 絶版  関西の方かと思ったら東京(池袋)昭和8年生まれ、ひもじいとか貧乏とか少年時代の食体験がこの本にも表われていてスチャラカ社員やてなもんやの時代とともにスケッチされている。新書判。 
芝田清吾 中島実 志度藤雄 林弘  C1-628 牛肉の本 婦人画報社 昭和38年 初版 C:B 函入 ¥2,600  絶版  
この本を知ったのは「わたしをつくった本たち」(黒澤和子 婦人画報2007 1月号所収442ページ)から。「昭和30年代の料理本はとても丁寧につくられています」 母はこの本で「牛肉を勉強し尽くし」たとあります。昨今のビジュアルな料理本やムックと比べると本格的。
阿奈井文彦  C1-972 アホウドリの朝鮮料理入門 新潮文庫 昭和62年 C:B ¥600  
朝鮮料理学校へ入門し韓国へ旅して・・・この文庫の後に韓国ブーム到来を考えれば先駆的な1冊で労作。
小林カツ代  C1-936 わが道をゆくワンタン PHP 1994年 C:B 帯 ¥700  
四季おりおりの生活と料理の想いをつづったレシピ入りエッセイ。表紙画は安西水丸、本文のイラストはケンタロウ、この類いの本は結構多いのですがていねいな造りでセンスもいいし、そして何より「生活の思想」(著者の言葉 132ページ)の味付けまで効いている。
伊丹十三訳 C1-208R ポテト・ブック ブックマン社 昭和51年 重刷 C:B ¥1,200  絶版  マーナー・デイヴィス著 
ジュディ・オング C1-926 ジュディバランス ジュディ・オングの体が喜ぶ、私の薬膳レシピ 幻冬社 2000年 C:B ¥700
川崎洋C1-62 心に届く話し方 ちくま文庫 1987年 C:B ¥400
井坂洋子C1-63 ことばはホウキ星 ちくま文庫 1990年 C:B 帯 ¥400  
串田孫一・田中清光編C1-113 山の詩集 筑摩書房 1991年 C:B ¥600
串田孫一C1-301 若き日の山  河出新書 昭和31年 重刷 C:B ¥600
カバーの装丁と本文のカットがいい味。
石垣りん C1-882 ユーモアの鎖国 ちくま文庫 1987年 C:B 
¥400

解説は天野祐吉。その書き出しはズシンとこたえました。「この世の中に、ふつうの人なんていない。自分はふつうの人だと思っている人は多いけれど、みんなどこかで、ふつうの何かを失っている。」
茨木のり子 ■C1-908 詩のこころを読む 岩波ジュニア新書 1979年(08年66刷) C:B 帯 ¥350
ジュニア向けだけ余計です、名著というだけではおさまらない。 
茨木のり子 ■C1-909 個人とのたたかい 金子光晴の詩と真実 童話屋 1999年 C:A ¥600
文庫サイズのハードカバー判。
井上光晴 ■A3-261R 絶望の精神史 カッパブックス 昭和40年 C:B カバー補修 ¥400
花神ブックス1 ■C1-950 増補 茨木のり子 花神社 1996年 C:B 
¥1,500
戦乱の女」「色っぽい女」「笑い上戸」「おかみさんタイプ」「良家のお嬢さんタイプ」「料理上手」・・さまざまに語り語られる茨木のり子という人。嬉しくなるようなことばを引いておきたい、亡き旦那さんの話題で大岡信に「庄内なまり」を指摘されて「・・・一般にね、男の人は一寸野暮くさいところがあったほうがいいのよ、一分のすきもないシティボーイなんて厭だ。栃木産の牛蒡とか、秋田産の蕗とか、一寸土の匂いを残しているほうがすてきなのに、それを言ってあげるのをわすれたわ。(笑)」(136ページ) 牛蒡や蕗を持ちだすところが茨木のり子らしい。  
現代詩手帖 ■C1-951 追悼特集 茨木のり子 思潮社 平成18年4月号 C:A ¥1,700
川崎洋 C1-705 祝婚歌 山梨シルクセンター出版部 1971年 C:B 帯 擦れ 
¥1,000  

装丁 矢吹申彦
阪田寛夫  C1-922 詩集 サッちゃん 講談社文庫 昭和52年 C:B ¥800
愛すべき文庫本というものがあります、安野光雅のカバー画の素晴らしさ。詩というのは大人も子供もあるもんか、そう思わせるやわらかさ。
佐野洋子  C1-923 アカシア・からたち・麦畑 ちくま文庫 1992年 C:B 帯
¥600
タイトルだけでまいってしまう、帯の「大人も子供もあるもんか」も効いている。随筆集ですが夢声や内田百閒を受け継いでいるようなセンス、感じませんか。
吉行理恵編 滑川公一画 ■ B4-972 猫の国ったら猫だらけ 青土社 1982年 C:B ¥1,200
石垣りん 岸田衿子 田村隆一 長谷川四朗 新川和江ほかが綴る詩人たちの猫アンソロジー。
谷川俊太郎  C1-833 愛のパンセ 新風舎文庫  2005年  C:B 署名入 ¥800 
石原吉郎 ■C1-953 石原吉郎全集1 花神社 1979年 1979年 C:A 函入 帯 月報付 ¥7,800
全集は全3巻の大著ですが第1巻のみです。
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日本の有名人が選んだ忘れられない詩、それは歌謡曲や童謡であったり随筆の一節であったり目指しているのはことばの復権か。
鳩よ!C1-114 大特集 こころの詩 マガジンハウス 1987年10月 C:B ¥1,300
鳩よ!C1-115 大特集 こころの詩 マガジンハウス 1988年3月 C:B ¥1,500
鳩よ!C1-350 特集 文学と映像・映画監督8人の証言 マガジンハウス 1989年7月 C:B シミ ¥600
いわさきちひろ C1-980 いわさきちひろ作品集7 詩・エッセイ 日記ほか 岩崎書店 1977年 C:B 月報付 ¥1,000
いわさきちひろ作品集全7巻のうちの最終巻、自筆原稿 絵本のひな型 アルバム 随筆(発表された当時のスタイルを再現) 対談など。ハードーカバー大型本(天地257mm 左右245mm)
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金子信雄 C1-86 うまいものが食べたくて 講談社文庫 昭和59年 C:B ヤケ ¥350  [解説 殿山泰司]
金子信雄 C1-135 ネコさんのスタミナ料理 ワニ文庫 1986年 初版 C:B 帯 ¥400
佐藤蛾次郎 C1-283R ひとり料理の本 自分で作って食べること 情報センター出版局 昭和58年 C:B 
¥1,400 
「世の中にゴマンとある料理の本を見ていると、どこか本質的に信用できないんだね。・・・土の上に両足で立ったシロモノではないような気がしてならない」(まえがき)、蛾次郎の半自叙伝でもあり交友録でもあり、もちろん料理の本でもありおすすめの1冊。
別冊家庭画報 ■C1-988 倍賞千恵子 お料理の千恵袋 世界文化社 1993年 C:B ¥1,600
山田洋次との対談まである、佐藤蛾次郎直伝の料理まで取り込んでこの本は倍賞千恵子の世界。
茂出木雅明  C1-880 男の料理ハンドブック ゆで卵からビーフシチューまで PHP研究所 2000年 C:B ¥500  
老舗洋食屋さん(たいめいけん)のおなじみ料理の作り方本。イラストで手順を説明していて初めて台所に立つ人にも判りやすい。ビニール表紙にカバー付きの新書サイズ。
前田栄子 C1-892 八百屋さんちの美味しいお惣菜 絵でわかる料理のコツ 二見書房 1989年 C:B ¥600入船町(東京・中央区)に生まれ世田谷さくら通りで青果店を営む、あなどれない本。グルメ料理ではなく日々の食卓を活気づける「ちょっとしたコツ」が満載。
南いくよ  B3-988 南こうせつ一家のたのしい食卓 知的生きかた文庫(三笠書房) 1990年  C:B ¥400 
「これが、うちの自慢料理です」 さりげなく普通の素材でおいしく作る家庭料理のエッセイ・レシピ。
吉田健一 C1-125 酒肴酒 光文社文庫 昭和60年 C:B ¥400 絶版  「三楽」と称して食べる、飲む、書く楽しみをあげている。それらを一体にした本。
神吉拓郎 C1-165 たべもの芳名録 新潮社 昭和59年 C:B 帯 ¥600 絶版
開高健監修 C1-100 洋酒天国1 新潮文庫 昭和62年 C:B 栞ちぎれ ¥600 絶版
土井勝 C1-133 日本料理秘訣集 カッパホームズ 光文社 昭和49年 C:B カバー切れ補修済 ¥600 絶版
テレビ朝日編 C1-427 私の味自慢 料理バンザイ! KKベストセラーズ 1983年  C:B 帯 ¥700
著名人56人が自慢の料理を紹介。本格ソース焼きそばは天かすを入れるのがミソ、味がまるで違うとは三遊亭金馬。最初に口上があるところが有益か(?)
池波志乃  C1-987 食物のある風景 徳間書店 2007年 C:B 帯 ¥500 
石井好子・水森亜土 C1-265 石井好子と水森亜土の料理の本 ご飯とわたし 角川文庫 昭和60年 初版 C:B ¥1,000
おにぎりの握り方で手を洗ったあと水をよくキッて・・・と書いてあります。こういう一言が大切かもしれない。
石井好子・水森亜土 C1-711 料理の絵本 卵とわたし 角川文庫 昭和60年 初版 C:B ¥1,000 絶版
石井好子 水森亜土 C1-799 料理の絵本 サラダとわたし 角川文庫 昭和60年 C:B ¥800
水森亜土 C1-773 イラスト青春アドバイス 岩波ジュニア新書 1986年 C:B 
¥1,000 絶版
文庫の選び方
丸谷才一編C1-55 私の選んだ文庫 ベスト3 ハヤカワ文庫 1997年 初版 C:B ¥400  見開き2ページにそれぞれおすすめの文庫本をお一人ずつ紹介してイラスト(和田誠 カバーも)まで付いた結構な構成。ちなみに田中小実昌・選は哲学からカントです。
文藝春秋編C1-56 東西ミステリー ベスト100 文春文庫 1986年 重刷 C:B 小口ヤケ ¥300  各界のミステリー愛好家が海外・日本から選んだベスト。「本邦唯一最高」のガイドだとはしがきにある。あらすじと「うんちく」が付く。ここまでやるんだったら人名索引が欲しいところ。
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一C1-77 深夜の散歩 ミステリの愉しみ 講談社文庫 昭和56年 初版 C:B  カバー少し汚れ ¥400  「ファン必携のバイブル」とコピーにあります。
椎名誠・選 日本ペンクラブ編C1-57 素敵な活字中毒者 集英社文庫 1983年 重刷 C:B   ¥300  絶版  山口瞳「活字中毒者の一日」、田辺聖子「本を食べる」、武井武雄「愛書人行状記」をはじめ殿山泰司、江戸川乱歩、井上ひさしなどが本と活字との深い関わりを綴る。
IN POKCKET C1-779 創刊10周年記念対談 文庫こそ日本の誇り(大江健三郎 井上ひさし) 講談社 1993年10月号 C;B ¥500  本、特に文庫をめぐっての長時間対談。
見えないもうひとつの世界
水木しげるC1-60 不思議旅行 中公文庫 昭和59年 初版 C:B ¥500 絶版
水木しげるC1-61 のんのんばあとオレ ちくま文庫 1990年 重刷 C:B ¥400
水木しげるC1-62 のんのんばあとオレ 筑摩書房 1977年 重刷 C:B ¥700 絶版  親本はちくま少年図書館の1冊として刊行。
水木しげるC1-66 ねぼけ人生 ちくま文庫 1986年 初版 C:B ¥400 絶版  1924年生、著者が夜間中学3年の時に召集令状がきた、昭和18年のことだという。 
CONNECTION

文章術
安岡章太郎編C1-96 現代作家と文章 三省堂新書 昭和44年 初版 C:B ビニールカバー装 ¥600
多田道太郎C1-97 文章術 潮文庫 昭和60年 初版 C:B ¥400
古書入門と古書流浪の世界
青木正美C1-69R 古本屋四十年 福武文庫 1992年 初版 ¥500
東京の葛飾区に古本屋を開業(1953年)して40年、その歩みとこれからを綴る。戦中から戦後、下町の人たちと本との熱い関わりが面白い。「終章」に戦中・戦後下町の古書店の歩みと現在についての興味深い記述があります。下町は雑誌が主体だったという、漫画もそうでほとんど捨て値といってもいいくらいの値段で並べられていたという。ところが今、これらの娯楽雑誌の高価なこと。年月が(当時15円均一で売られていた本に)「原資料」として付加価値をつけさせた。ハウツー本、解説書の氾濫が目につくが「原資料」の価値には遠くおよばない。「冒険王」や「平凡」なども古書として甦ったように将来、誰もが軽く扱っているものの原資料としてこの先その価値を再発見されるものが(あるはずだと説いています。
出久根達郎C1-70 古書綺譚 中公文庫1990年 初版 C:B 小口ヤケ ¥400
高橋啓介C1-136 珍本古書 カラーブックス 保育社 昭和53年 初版 C:B 小口シミ ¥1,100
東京人C1-699 特集 本はなんでも知っている 都市出版社 1999年6月号 C:B ¥600
絵本 落語 食 写真集 漫画など私流本のさがし方 名画座が東京から消えていく 大宅壮一の生涯。
若き日の山
藍書房
吉行淳之介女性考察。トップは小説、2番目は大人版の絵本の趣き、3番目は自著からの集成。
吉行淳之介C1-45 男と女の子 中公文庫 1974年 重刷C:B ¥400 絶版
吉行淳之介C1-46 女のかたち 集英社文庫 昭和54年 重刷 C:B ¥400 絶版
吉行淳之介C1-47 男と女をめぐる断章 集英社文庫 昭和56年 重刷 C:B ¥400 絶版
CONNECTION
武藤藤介C1-285 とこごよみ あまとりあ社  昭和30年 重刷 C:B ¥400 絶版  風流小説十二ケ月。いかにも大衆向けといった新書版ですが味があります。
古書
男子厨房に・・・
橋本治 C1-78 デビット100(ヒヤツ)コラム 河出文庫 1991年初版 C:B 小口ヤケ ¥350 絶版
橋本治 C1-79 ロバート本 河出文庫 1991年初版  C:B 小口ヤケ ¥350 絶版
コラム速射砲
自伝からはじまる70章
読み終えた後、呆然とする(?)熱い本。燃えるようなドラマをお求めの方におすすめ。
植草圭之助 C1-37R 冬の花 悠子 入荷準備中 中公文庫 昭和57年 C:   ¥
オール讀物  C1-930 冬の花 悠子(植草圭之介) 昭和49年4月特大号 C:B ヤケシミ ¥500
植草圭之介のたったひとつの絶唱、直木賞候補作で9人の審査員の選評も掲載。グラビア 井上ひさし「わたしの有縁血縁」 私の顔(梶芽衣子)
家城久子 C1-39 したたかに愛燃えて 中公文庫 1991年 初版 C:B ¥500 絶版
ケチの精神
アクの強さでは負けていない。しかし両著とも少しばかり喰いたらない感じが残る?
村松友視 C1-9 トニー谷ざんす 幻冬舎アウトロー文庫 平成11年初版  C:B ¥500
古川潮 C1-10 突飛な芸人伝 新潮文庫 平成13年初版 帯 C:B ¥500
深夜放送そしてフォークですか、懐かしいですね。駆け出しの頃、あの時代の空気がここに。
イルカ C1-11 とんがらし 大和文庫 昭和59年初版 C:B ¥500
武田鉄矢 C1-12 ふられ虫の唄 講談社文庫 昭和58年初版 C:C 擦れ・ヤケ ¥400
しおだまるおC1-138 おもしろいケチの話が一杯のたのしいケチの本 ベストセラーズ 昭和45年 C:B ¥500
「消滅した言葉で探る日本の変貌」と塩田著の帯にありますが、どちらの本にも同じ狙いが見えます。「消えた言葉」は井田真木子、亀和田武、渡辺武信など10名がキィワードから消えたことばの背景を追い、『なぜ「茶の間」は消えたのか?』から。「死語読本」は新聞や本からの例示が豊富で索引(事項と人名)も付いてなかなか。「不良」の項に夢声の「銭と共に老ひぬ」が引用されていたり読書案内としても充分使える。
橋本治編C1-104 消えた言葉 「消えた言葉」はなぜ生まれるのか アルク新書 1998年 C:B ¥350
塩田丸男C1-105 死語読本 文春文庫 1998年 C:B 帯 ¥300
死語読本
東海林さだおC1-101 若きドジたち 奇想天外文庫 昭和52年 初版 C:B 小口少シミ ¥350 
東海林さだおC1-102 ショージ漫画読本 第一巻 立風漫画文庫 昭和54年 初版 C:B ¥300
手塚治虫C1-103 フースケ 奇想天外文庫 昭和51年 C:B 小口少シミ ¥500 
滝田ゆうC1-271 銃後の花ちゃん 小学館文庫 昭和53年 初版 C:B ¥700 
滝田ゆうC1-438 しずく 小学館文庫 昭和52年 初版 C:B ヤケ ¥500 
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文藝春秋C1-128 漫画読本 特集タレントの裏側 文藝春秋 昭和41年5月号 C:C 経年ヤケ 折れすじ ¥450
この年の6月にビートルズ来日。「タレント遊泳術の心得」三國一朗。表紙は九重佑三子。
文藝春秋C1-38R 漫画読本傑作選 文春文庫ビジュアル版 1989年 C:B ¥700
700ページを超すヴォリューム、かってのマンドクを飾った傑作漫画とエッセイが詰まっています。
漫画文庫読本
文藝春秋編C1-92 洋画150 文春文庫ビジュアル版 1988年 初版 C:B 小口ヤケ ¥400 
文藝春秋編C1-91R 日本映画ベスト150 文春文庫ビジュアル版 1989年 C:B ¥400
文藝春秋編C1-90R 女優ベスト150 わが青春のアイドル 文春文庫ビジュアル版 1990年 C:B ¥500 
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片岡義男  C1-764 映画を書く 日本映画の原風景 文春文庫 C;B ¥500
文庫で選ぶ映画のベストシリーズ。
まばゆいネオンの下の哀歓を描く八柳著と生い立ちから接客(?)のプロにいたるまでを一問一答対話で聞き出す小沢著。
小沢昭一C1-35ドキュメント綾さん 小沢昭一が敬愛する接客のプロ 新潮文庫 昭和58年重刷 C:C 小口ヤケ 栞ヒモ欠 ¥500
八柳鐵郎C1-36 すすきの有影灯 講談社文庫 1992年 初版 C:B ¥600
「すすきの有影灯」の親本は昭和62年北海道新聞社刊。文庫版は再編集され一部内容が異なります。親本は「昭和という時代」に。
昭和人物列伝
大宅壮一C1-63 昭和怪物伝 角川文庫 昭和48年 重刷 C:C ヤケ・シミ ¥400 絶版
文藝春秋編C1-64 血族が語る 昭和巨人伝 文春文庫 1990年 重刷 C:B ヤケ ¥400 絶版

吉行 1924年、田村1923年生。大正末期世代の青春の断片がスケッチされている。
吉行淳之介 C1-32 紳士放浪記 男と女のにんげん術 集英社文庫 昭和62年 初版 C:B ¥500
田村隆一 C1-31R ぼくのピクニック 朝日文庫 1991年 初版 C:B ¥400
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吉行淳之介 C1-31 吉行淳之介の本 KKベストセラーズ 昭和44年 重刷 C:B ¥600
小説、随筆、詩、対談(有馬頼義、淀川長治、谷内六郎)で構成され著者が編んだ集成。
田村隆一 C1-278 退屈無想庵 新潮社 1993年 初版 C:B 帯 カバー少剥がれ有 ¥500
田村隆一 C1-503 自伝からはじまる70章 思潮社 2005年 初版 C:A 帯 定価1,029円 
¥700
副題「大切なことはすべて酒場から学んだ」 詩の森文庫 新書版。
田村隆一 C1-550 20世紀詩人の日曜日 マガジンハウス 1992年 初版 C:B 帯 ¥1,000
聞き手のひとり(谷郁雄)が「あとがきにかえて」で「この本を読むのにリクツはいらない。食卓で読んでも、ベッドの中で読んでも、素晴らしい効き目は同じである。ただし、読むのはあなたが個人に戻る『日曜日』に限る」と記している。  
田村隆一  C1-880 ぼくの憂き世風呂 集英社文庫 1988年 C:B ¥700  
解説(ねじめ正一)で田村隆一は「殺し文句の名人」だと書いています、知らない町へ行ったら銭湯へ行け、そこは町を語ることができる場所だった。浅草 谷中 深川 向島・・・とめぐる町の匂いと艶、木の実ナナ 佐多稲子 吉本隆明 小沢昭一らが同行、対話の時間が流れる。 
田村隆一  C1-916 ぼくの草競馬 集英社文庫 1990年 C:B ¥700  
軟らかいようで硬質で、軽妙なのに辛辣で田村節のリズムに乗ると止まりません、根底にあるクリティカルな眼が効いてくる。宅地造成で一見個性的な家々が分譲される・・・その景観を見ながら「『部分』ばかり突出して『全体』がない。部分を欠いた『全体』と、全体を欠いた『部分』は、戦後日本文化の特質である。」(87ページ)
田村隆一  C1-970 半七捕物帳を歩く 朝日文庫 1991年 C:B ¥500
現代詩手帖  C1-971 特集 田村隆一から田村隆一へ 思潮社 1998年 C:B ¥1,200
田村隆一(大正12年─平成10年)追悼特集号。 
五木寛之C1-50 風に吹かれて C1-51 地図のない旅 C1-52 ゴキブリの歌 講談社文庫 昭和47・49年・50年 全初版 C:B 各¥300  
左から「風に吹かれて」「地図のない旅」「ゴキブリの歌」。昔、深夜放送で自作のエッセイを朗読していたことを思いだしました、「風に吹かれて」のなかの一節だったかな。 
五木寛之雑文集3部作
詩人の眼差し
いわさきちひろ絵本美術館編C1-53 ちひろ・子どもの情景 講談社文庫 1993年 重刷 C:B  ¥400  
村野四郎 C1-160 現代詩読本 河出新書 昭和29年 初版 C:B カバー欠 帯半欠 ¥600
文 馬場治子 C1-161 詩人 村野四郎 ネット武蔵野 2004年 初版 C:A 定価1,200円 ¥600
高橋睦郎編 C1-630 エロスの詩集 潮新書 昭和52年 初版 C:B カバー擦れ 
¥700   
エロスは生命の源、狭い性愛としてのエロスから自然・宇宙へと拡げていく。
寺山修司編 C1-986 男の詩集 雪華社 1966年 C:B ¥1,700
馬場著のなかにも生方の名がでてくる。昭和17年中央公論社から刊行。生方著は自身の身辺雑記を綴った見聞史。
馬場孤蝶 C1-33 明治の東京 現代教養文庫 1992年 初版 C:B  ¥1,000 絶版
生方敏郎C1-34 明治大正見聞史 中公文庫 昭和53年 初版 C:B ¥600 絶版
山田宏一C1-27 映画的な あまりに映画的な 美女と犯罪 ハヤカワ文庫 1989年初版 C:B ¥600 絶版   ワイズ出版から「新編」としてリニューアルされています。
山田宏一C1-90R シネ・ブラボー 1,2 ケイブンシャ文庫 1 昭和59年 2 昭和60年 C:B 小口ヤケ  各¥600 絶版  分売にしましたがカバーのイラストが良く映画の愛情があふれんばかりの小さな映画館。1「小さな映画誌」2「映画について私が知っている二、三の事柄」3「わがトリュフォー」(在庫なし)。
映画的体験。
こんな人たちがいた
戦中から戦後へ、芸人たちに注がれたまなざしの記録。「日本の喜劇人」は別格としてこの本にも注目。
色川武大 C1-15 なつかしい芸人たち 新潮文庫 平成5年初版 C:A ¥500
井崎博之 C1-17 エノケンと呼ばれた男 講談社文庫 1993年  C:B ¥500
小林信彦 C1-18R 喜劇人に花束を 新潮文庫 平成8年初版 C:B ¥500
贅沢な文庫本、単行本に伊東四郎を加えているんですから凄い。
小林信彦 C1-16  地獄の映画館 集英社文庫 昭和59年初版 C:B ¥600
巻頭<「シャボン玉ホリデー」とその時代>は必読もの。60年代の映画評にテレビの活気を組み入れることが出来なかった日本映画界の衰退がくっきりと。
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「洋酒天国」は昭和31(1956)年に創刊されたサントリーの前身<洋酒の寿屋>のPR誌。もはや戦後ではない、の論調が出はじめ太陽族デビューの年。サントリー博物館文庫8、9。
三善晃 C1ー82 男の料理学校 自分の味を創造しよう 光文社 カッパ・ホームズ  昭和54年 初版 C:B 
¥700

手にとり少し読み始めると分かるのではないでしょうか、手軽な新書判にしては「いい本だなァ」という感じ。和田誠のイラストが随所にあって楽しめます(カバーイラストはどちらも和田誠)。食への工夫と機転が「自分の味」を創りだすというメッセージなのですが語り口の上手いこと、料理も繊細にして大胆。腕に覚えのある方もそうでない方も挑発されます。
三善晃 C1-83R オトコ料理につきる 文春文庫 1990年 初版  C:B ¥500 絶版
邱永漢 ■C1-963 口奢りて久し 中公文庫 2008年 C:A 署名入 ¥900
まったく謎のような大人ですが食に関しては年季が違う。
池部良  C1-982 煮たり焼いたり喋ったり 中公文庫 1995年 C:B ¥500  
「池部良の男の手料理」という本がありますがこれはタイトルを変えての文庫判。イラストも著者で学生・映画時代や軍隊時代のエピソードを折り込みながらのユニークな料理本。 
とこごよみ
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こんな文庫がいた


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私信雑録

秋岡さんの1対√2の話にはうなりましたね。永著は暮らしかた達人と職人の知恵。
秋岡芳夫 C1-25R 暮らしのためのデザイン 入荷準備中 新潮文庫 昭和59年 C:  ¥  
永六輔 C1-26 明治からの伝言 ちくま文庫 1995年 初版 C:B ¥500 絶版
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秋岡芳夫 C1-89 いいもの ほしいもの 新潮社 昭和59年 初版 C:B 帯 ¥1,000 絶版
秋岡芳夫 C1-113 暮らしのリデザイン 新潮文庫 昭和61年 初版 C:B 帯 ¥1,000 絶版  解説 秋山ちえ子
かくやまつとむ C1-377 野山で生まれた暮らしの道具 小学館  2002年 初版 C:B 定価1,680円  
¥700 絶版  
ショトルシリーズの1冊、籠、ぐい呑み、樺細工、木工など天然素材の道具を「全品取り寄せ情報付き」で紹介。
クニエダ ヤスエ C1-439 昔からある日本のすてき 和布と和紙にこだわって 文化出版局  2002年 初版 C:B 署名入 定価1,575円  ¥1,000 絶版
開高健監修 C1-129 アンソロジー洋酒天国1 酒と女と青春の巻 TBSブリタニカ 1983年 C:B ムレ
¥1,200
開高健監修 C1-134 アンソロジー洋酒天国2 傑作エッセイ・コントの巻 TBSブリタニカ 1983年 C:A 
¥1,200
開高健 C1-191 食卓は笑う 新潮文庫 昭和61年 重刷 C:B 定価460円 ¥200 
BACCHUS C1-536 バッカス創刊号 TBSブリタニカ 1987年5月号 C:B ¥600
「飲と食の実用情報誌」として創刊特集は祇園のいろは。
銀座百点 C1-413 銀座サロン 山口さんと開高さん 柳原良平 1997年 C:B 店名印 ¥300
富士正晴編著 C1-163 酒の詩集 おさけにゃ ふかい あじがある  カッパブックス 昭和48年 C:B ¥700
千趣会編 C1-204 駅弁パノラマ旅行  千趣会 昭和39年 C:B カバー欠 ¥800
「随筆 わたしの駅弁案内」鴨居羊子、高田敏子、谷内六郎、吉田健一、串田孫一、高橋義孝・・・のメンバーを見てもお手軽ハウ・ツー本とは一線を画した編集、折込で弁当のカラー写真も。
世界文化社編 C1-114 われらカレー党宣言 世界文化社 1993年 C:B ¥800
カレーについてのエッセイの集成ですが編集がよくて(寄せ集めた執筆陣がいいわけです)なかなかのもの。向田邦子、山本嘉次郎、和田誠、矢野誠一、泉麻人、安西水丸、色川武大、團伊玖磨などが“たかがカレーされどカレー”への熱い想いを綴る。
彷書月刊 C1-535 カレー三昧 弘隆社 2000年11月号 C:B ¥350
ananの本 前島純子 C1-562 食いしん坊 グルメノート マガジンハウス 1988年 初版 C:B   ¥600 絶版  保存食 サラダ ビール 牛肉料理 米 ワイン 夜食などの項目をたてながら料理と食の周辺とノウハウをつづった雑誌感覚の食辞典。  
友竹正則C1-537 オトコの料理 三月書房 昭和52年 重刷 C:B 帯 献呈署名入 ¥1,000 絶版
ノーサイド C1-207R 特集 料理は男の一大事 文藝春秋 1995年6月号 C:B 小口シミ ¥700 絶版 
塩田ミチル C1-972 夫たちに愛をこめて 地獄の料理特訓 鎌倉書房 1988年 C:B ¥1,000  オクサン(塩田ミチル)の指導に従っての料理修業をする塩田丸男、おふたりの会話がポンポン飛び交って実に楽しそう。
聞き取りを軸に資(史)料を読み解く迫力。
近藤富枝 C1-301 今は幻 吉原のものがたり 講談社文庫 昭和61年 重刷 C:B ¥600
著者が落とした探針は明治40年代、「江戸以来の廓情緒が、最後のまたたきをした時期」(「おわりに」)、リアルな復元力で蘇る娼妓群像。 
斎藤真一 C1-302 吉原炎上  文春文庫 1987年 初版 C:B ¥400
平野威馬雄C1-71 おばけの本 広済堂文庫 平成3年 初版 C:B ¥800 絶版
野威馬雄C1-80 日本怪奇物語 身も凍る恐怖の体験 日本文芸社 昭和61年 初版 新書判 C:B ¥500 絶版
足立倫行C1-76 妖怪と歩く ドキュメント・水木しげる 文春文庫 1997年 初版 帯 C:B¥400
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青島幸男 C1-74 国会を話そうか ガイヤモンド社 昭和56年 初版 C:B 新書判 ¥600 絶版
青島幸男 C1-114 続意地悪議員日記 1972年 初版 C:B 署名入 ¥1,000 絶版  1971年を中心に議員活動を綴ったもの。副題は「男メカケから沖縄国会まで。」
小田 実 C1-75 小田実対談集 タダの人の思想から 旺文社文庫 昭和53年 初版 C:B 小口ヤケ 擦れ ¥600 絶版
河野謙三 C1-131 議長一代 河野謙三回想記 朝日新聞社 昭和53年 初版 C:B 帯    ¥1,000 絶版
団塊世代の政治の舞台裏。青島幸男の国会での活動記録。こきおろした当時の佐藤総理婦人の回顧録は面白い、まとめて面白さ倍増。最初の青島著は昭和43年から46年までの記録ですがどこかアッケラカンとした精神が漂う、次が昭和47年から52年まで。田中政権の時代に移り金権政治に迫る。この時代は学園が吹き荒れた政治の季節でした、読み進めていくとあの頃の社会情勢が甦ります。途中から佐藤著の記述と重なってきて興味津々。佐藤寛子については高峰秀子の「いっぴきの虫」(杉村春子の章)に姑にしたい一人として紹介されています。
青島幸男 C1-1 青島の意地悪議員日記 新潮文庫 昭和57年初版 C:B ¥400 絶版
青島幸男 C1-3 青島の意地悪国会報告 新潮文庫 昭和58年初版 C:B ¥500 絶版
佐藤寛子 C1-2 佐藤寛子の宰相夫人秘録 朝日文庫 昭和60年初版 C:B ¥400 絶版
上坂冬子 C1-4 宰相夫人の昭和史 文春文庫 1991年初版  C:B ¥400 絶版
CONNECTION
出久根達郎C1-160 猫と縁談 中央公論新社 1989年 初版 C:B 帯 ¥500
古本(店)に似合うのは猫とコーヒーでしょうが昭和30年代の匂いも漂う短編集。
梶山季之C1-553 せどり男爵数奇譚 集英社コンパクト・ブックス 1976年 初版 C:B カバー痛み、スジ ¥1,200
新書版
志多三郎C1-161R 街の古本屋入門 光文社文庫 昭和61年 初版 C:B 帯 ¥600
古本屋商売のハウツーは未だに生命を保っています。 
彷書月刊  C1-877 追悼・長井勝一さん 弘隆社 1996年3月号  C:B ¥400
特集は「古本屋へのパスポート」でどうしたら古本屋になれるかとか売り方とか愉しみ方とか周辺まで詳しい。
全国古本屋地図編集部C1-328 2000年度全国古本屋地図 日本古書通信社 平成11年 初版 C:B 2000年版訂正表付 定価2,000円  ¥800  
自遊人  C1-904 神田神保町 カラット 2006年3月号 C:B 付録付 ¥500
附録は「神田神保町古書店全145軒完全ポケットガイド」、お宝発見古書店めぐりはそれぞれの個性あふれる店の選りすぐりのお宝を紹介していて、解説がユニーク。
野山で生まれた暮らしの道具
CONNECTION
編集者と取次店から発信された本。本好きにはどちらもたまらない1冊。
松田哲夫C1-43 編集狂時代 新潮文庫 平成16年 初版 C:B  ¥300
井狩春男C1-44 返品のない月曜日 入荷準備中 ボクの取次日記 ちくま文庫 1989年 C:  ¥    
好奇心がいっぱい。
阿奈井文彦他 C1-23 商売繁盛 昨今職業づくし 中公新書 昭和51年 初版  C:B ¥400
「商売繁盛」をパラパラとめくっていたら林美雄さんがいるではないか、懐かしい。パック・イン・ミュージックですね。山崎ハコの話題が紹介されています。よろず職業聞き書きの巻
上坂冬子 C1-24 銀座ゆうゆう人生 文春文庫 1986年初版 C:B ヤケ ¥400
上坂著は銀座で働く人々のドキュメントでこれが読ませます。風呂やさんの話などもう絶妙。
千葉敦子 B1-988 千葉敦子のななめ読み日記 365日の読書ノート 知的生きかた文庫 1987年 C:B 帯 ¥400
この本のいいところは生活のなかに読書が融け込んでバリバリ乱読してゆく迫力。料理本、洋書、ハウツーもの、時事問題、ノンフィクションなどジャンルを問わない。著者が向きあっているのは今呼吸している時代そのものなのだということが判る。新聞の書評欄が「批評」から遠ざかってしまう軟弱さやチマチマした同族意識は著者にはまったくない、面白いものも不満も率直に指摘していてまっすぐ。読書にはフセンと赤鉛筆が必要だというのも同感。巻末には署名索引まで付いていますが著者が生きていた証でもある。気になることは著者は少し生き急いでいたんじゃないかという一点。
千葉敦子 箙(えびら)田鶴子  C1-861 いのちの手紙 ちくま文庫 1987 C:B ¥400
往復書簡という形の対談と読みました。上っ面をなでるようなことばを断固拒絶する作家と「するべき事ばかりで時間が足りない」と駆けまわるジャーナリスト、二人ののっぴきならないやりとりは途中でどうなっちゃうんだろうとハラハラしてしまう。理解しあうことの難しさ、きれいごとが吹っ飛び(女の)「いのち」が立ちこめる。
井伏鱒二
井伏鱒二 C1-29 軍歌「戦友」集英社文庫 昭和52年 初版 C:B ¥600 絶版
井伏鱒二 C1-30 山椒魚・本日休診 講談社文庫 昭和46年 重刷 C:B 奥付蔵書印アリ ¥500 絶版
同期生のふたり。語り口のうまさはダテではない。本田靖春も大学の同期生。
「浪漫疾風録」の続編が「星になれるか」、ともに生島の回想の昭和。青木著は軽妙な当時の人間模様。
生島治郎 C1-21 浪漫疾風録 講談社文庫 1996年 初版 C:B ¥500 絶版
生島治郎 C1-19 星になれるか 講談社文庫 1997年 初版 C:B ¥500 絶版
青木雨彦 C1-20 深夜同盟 ハヤカワミステリ文庫 昭和63年初版 C:B ¥600 絶版
青木雨彦 C1-22 雨彦のにんげん四季報 講談社文庫 1990年初版 C:B ¥500 絶版
島崎敏樹C1-48 病める人間像 講談社文庫 昭和52年 初版 C:C カバー破れ補修 ¥500
多田道太郎C1-49 風俗学 路上の思考 ちくま文庫 1987年 初版 C:B ¥400  
なにげなくふだん見聞きしている日常に潜むもの。
リアリズムの宿
雑踏へひなびた町へ、漂う旅情、枯れた風情か、いいな。
川本三郎 C1-40 雑踏の社会学 ちくま文庫 1987年 重刷 C:B  ¥600 絶版
高野慎三 C1-42 つげ義春を旅する ちくま文庫 2001年 重刷 C:B  ¥400
CONNECTION
つげ義春他 C1-51 つげ義春「旅」作品集 リアリズムの宿  双葉社 1983年 重刷 C:Bヤケ ¥1,400 絶版  A5判。李さん一家、紅い花、オンドル小屋、もっきり屋の少女ほか。巻末に「つげ義春自分史」。
月刊ポエム C1-977 特集 つげ義春 すばる書房 1977年 C:B ¥800
巻つげ義春の「夢日記」 草稿「アルバイト」 インタビュー  作品リスト。
青林堂編集部編 C1-933 つげ義春の世界 青林堂 1970年 C:C カバー欠 線引有 ¥700
評論 つげ義春の文章 作品 の3部構成。 
「こんな文庫もあるよ」とか「これも捨てたものじゃない」とかふだん見逃している一冊を関連づけてリストしてみました。再編集されて文庫本が<決定版>になることもあって、あなどれないですね。文庫にしてほしい本も結構あるんですがなかなかね。
本文に都知事選のレポートも。
青島の国会3部作のひとつ、この系列の本のハシリになるのかな(?)
対談の相手は石原慎太郎、宇井純、野坂昭如。1969年、1974年に行われたもの。政治の季節の真っ只中で熱っぽいものが立ちこめてきます。そうか思想が重宝されていた時代でもあった、30余年後の今、と重ね合わせると興味深いものが。
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