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婦人画報  B2-995 27歳の高峰秀子を探して、パリへ(斎藤明美) 入荷準備中 アシェット婦人画報社 2008年7月号 C:  ¥
「高峰秀子の流儀」特別編は25ページにわたる大特集。初めてこのページを見た時は息をのんだ、「巴里ひとりある記」が大画面で復活した驚き、高峰秀子再生のパリ探訪の記録。この号は永久保存版です。雑誌は時がたてば霧散してしまうから要注意。
内館牧子 B2-490 あなたはいないけど・・・ NHK出版 1997年 C:B 帯  ¥700
帯に「私の愛する品」とあるように淋しさや痛みを和らげてくれた愛しいモノ語り。「どうしても捨てられない」本として「瓶の中」があげられています(「思い出の一冊」)。青春時代の証として帰らぬ想い出が詰めこまれている。
金井美恵子  B2-936 昔のミセス 幻戯書房 2008年 C:B 定価1,995円 ¥1,000 
昔の雑誌「ミセス」をひもときながら目にとまった掲載記事や写真を掲載しながらコツコツ綴った(そんな印象が強い)エッセイ。バックナンバーを見ていくと「高峰秀子はいわばこの雑誌の貌だったのではないか」(「妻としてエッセイストとして」)というほど高峰の影響力は強い。森茉莉 東山千栄子 深沢七郎はじめ映画に雑貨にファッションに世界はひろがる。著者と金井久美子(装幀 装画 造画)のセンスは高峰の初期の本と同じものがあるように感じますがどうでしょうか。 
高峰秀子食卓帖
高峰秀子 B2-6R 台所のオーケストラ 潮出版社  昭和57年 重刷 C:B ヤケ ¥500  単身赴任のお父さん方にも重宝されたという一冊。作り方だけではなく「この間、写真家の秋山庄太郎サンに会ったら、『デコちゃん、オレ、鱈の刺身喰ったぞ』っていうから『不味かったろ』って言ったら、『美味かった』・・・(鱈の章)という調子で短いエッセイが付けられて愉しい。センスのいい本(挿画・装丁 安野光雅)。
婦人公論 B2-370 イタリアン・サラダ 中央公論社  昭和33(1958)年2月号 C:B ヤケ ¥600 
グラビア「アベックたべあるき」に「サラダはいかが」(高峰秀子)があり、わが家のサラダ製作について書いています。特集は「体験的人生案内」轟夕起子、藤原あき、三益愛子、秋元松代、森田たま他。  
高峰秀子編 B2-13R おいしいおはなし 光文社文庫 1998年 C:B ¥500 
 「台所のエッセイ集」 日頃から「関心と好意をよせさせていただいている方ばかり」(はじめに)選んだ食べ物エッセイ集、向田邦子「食らわんか」から池部良、中山千夏、安野光雅、石井好子、秋山ちえ子、松山善三、沢村貞子、水野正夫・・・と選びぬかれた「おいしい文章」集、高峰の(選んだ)センスというものが伝わってくる隠れた傑作  
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池部良 B2-913 池部良の男の手料理 中央公論社 1986年 C:B 献呈署名入 
¥2,500
洒落っ気があって大森(東京)の幼少時代から陸軍、映画の時代まで話題が豊富で洋画家で「江戸っ子のおやじ」のエスプリまで効いてサラッと軽く、並みの腕前ではこうはいかない、本文の挿画も著者というから脱帽するしかありません。 
伊奈もとB2-65 髪と女優 日本週報社 昭和36年 初版 C:B 痛み(1頁破れ修復跡あり) ¥2,400
トーキー時代から始まる日本映画女優史、その大本には「二大系統がある・・・大づかみに分けて松竹畑と日活畑」(第1章)があり著者は日活系だとある。「佐々木小次郎」(東宝)出演の高峰を結った「沖縄まげ」の写真があります。中尾さかえは愛弟子のひとりだという。読むほどに知られざる映画史の断面を知ることができる、何しろ山田五十鈴デビューの頃からなんですから。
河出新書写真篇 B2-100 新劇50年 昭和31年 重刷 C:B ¥750 絶版  黎明期、新劇づくり、暗い谷間、復活、現代劇づくり、年譜。新書判。
撮影 清水博純  B2-883 女優伝説 杉村春子 太地喜和子 一草舎出版 2007年 C:A 帯 定価1,800円 ¥1,200 
刊行された2007年は没後10年(杉村春子) 没後5年(太地喜和子) 榎本孝明 加藤武 川辺久造 高橋礼 八木昌子の寄せ書き、年譜を加えた舞台写真集。A5判140ページ。
新藤兼人 B2-767 愛妻記 岩波書店 C:B 背ヤケ 帯 ¥400
年老いた妻を年老いた夫がどのように見送ったか、女優乙羽信子に寄添い寄添われの回想記、この本に一ヶ所だけ「高峰秀子」がでてきます、乙羽信子の「中国旅行の日記」。なお乙羽と同年齢の高峰が綴った「眉間の縦じわ」(「にんげん蚤の市」文春文庫)には高峰の拍手の音が鳴り響く。
岸恵子 B2-97 巴里の空はあかね雲 新潮社 1983年 重刷 C:B 帯 ¥400
日本映画の黄金時代の女優の底力をまざまざと見せつけるこのシャープな感性。例えば「ロミー・シュナイダーの死」。
岸恵子 B2-326 私のパリ 私のフランス 講談社 2005年 初版 C:B 署名入 ¥1,400 
岸恵子  B4-951 パリのおばあさんの物語 千倉書房 2008年 C:A 帯 定価1,680円 ¥700  
本文は40ページほどですからすぐ読めます、すぐ読めますが不思議な余韻が伝わってきてこの湖は穏やかでやわらかいけれどその底は深いぞという、そんな気持ち。「老いと孤独」(岸恵子の「あとがき」)を短いことばで綴りあわせていく大人の絵本、潔いということばが近いのだろうか。
二木てるみB2-80 あなたをみていると子供の頃を思い出します けやき出版 2003年 初版 C:A 帯 献呈署名落款入 ¥2,000
黒澤監督の「赤ひげ」は杉村春子とともに強烈でした、「七人の侍」にも出演されていたとは・・・。いいタイトルですね、「子供の頃」とは昭和30年代のあの頃、木造の校舎の運動場に、原っぱにいた貧しかった時代の少女の面影。黄金時代に輝く小さいけれど決して消えない星。
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河崎義祐「映画の創造」は現場をとりあげたもので、その一人、照明の石井長四郎は成瀬、黒澤作品にも度々登場。高峰のエッセイにもでていたはず。床山の「重ちゃん」は「渡世日記」にその名が深く刻まれている。仕事師だったんですね。余談ですが河崎義祐の最近の本は「映画、出前します」(毎日新聞社)。この方にも脱帽。しかし、仕事仲間や交遊録を追っていくと暮らしや「食」「骨董」の世界にまで広がっていきます。佐藤寛子著の最後の方で高峰秀子の名がチラッとでてきますが「栄作の妻」への思慕は「いっぴきの虫」(杉村春子の章)にあります。
シナリオ作家協会 B2-18 シナリオ67年1月 食って食って食いまくれ 1967年1月 C:C ¥300
河崎義祐 B2-21 映画の創造 講談社現代新書 昭和59年 初版 C:B  ¥500
石井長四郎登場
河崎義祐 B2-411 映画、出前します 毎日新聞社 2003年 初版 C:A 献呈署名入 ¥800   
新藤兼人 B2-22 仕事師列伝 岩波同時代ライブラリー 1991年 重刷 C:A ¥500
「床山の重ちゃん登場」
山本若菜 B2-28 松竹大船撮影所前大船食堂 中央公論 昭和61年 初版 C:B ¥800
スザンネ・シェアマン B2-114 成瀬巳喜男 日常のきらめき キネマ旬報社 1997年 重刷 C:A 帯  ¥1,700
索引、年代別に掲げられた詳細な関連文献リストまで付いている。成瀬に魅了された著者が探訪の歩をすすめようとしたとき成瀬についてのまとまった単行本すらなかったとは・・・。 
漫画読本10月号B2-91 特集 安かろう うまかろう 食べ歩る記100人 文藝春秋新社 昭和38年10月 C:B ヤケ 一部線引き ¥600
好きな店とおすすめの料理を100人が答える。
藤倉修一  B2-168R マイク交友録 普通社 昭和38年 C:B 帯 ¥1,700
優れた昭和人物帖、写真が多くて口絵の「高峰さんと私」はじめ貴重なものが多いのでは・・・。
石井ふく子 B2-12 想い出かくれんぼ 集英社 1993年 初版 C:B ¥1,000
テレビ初出演「浮かれ猫」は杉村春子との共演。そのスナップが掲載されていますがテレビの高峰秀子というのも見たいものです。その後、テレビの日曜劇場に結構出演されています。石井ふく子「お蔭さまで」の巻末に膨大なリストがあります。石井ふく子が新東宝でデビューしたときの主演のひとりが高峰だったと書いている。石井ふく子著は「昭和という時代」に2点掲載しています。
幸田文 B2-27 包む 講談社文芸文庫 1994年 初版 C:B ¥500
幸田文 B2-101 回転どあ 東京と大阪と 講談社文芸文庫 2001年 初版 C:A 帯 定価1,155円 ¥350
芸術新潮編集部編 B2-45 司馬遼太郎が愛した「風景」 新潮社 2001年 重刷 C:B 少ヤケ ¥500
佐藤寛子B2-19 佐藤寛子の宰相夫人秘録 朝日新聞社 単行本 昭和49年 C:C ¥400
文庫本は「文庫の読み方」に掲載しています。
池部良 B2-255R オレとボク 小山書店 昭和33年 C:C カバー痛み 署名入 ¥1,700
池部良B2-59R 山脈をわたる風 小学館 1993年 C:B ¥700
回想の日本映画人物列伝がメイン。「年下の先輩」高峰秀子の章はおすすめ。「温かくて、ひんやりして、離れていて近くにいて。素直で複雑で・・・」とあります。佐田啓二、倉本聰、鶴田浩二など読み応えがあります。
池部良  B2-993 そして夢にはじまった<全4巻> 毎日新聞社 1994・5・6年 C:B 帯 ¥2,300(4冊揃) 
日本映画黄金時代の奇人変人怪人天才たちとの出会いは夢のような時代でもあった、そしてまだ夢は終わらない。重くならず湿気がなくてカラッとスマート、懐かしき人と時代の証言。 
キネマ旬報臨時増刊号B2-68 名作シナリオ集 キネマ旬報 1957年 C:B 背イタミ ¥900
木村伊兵衛撮影の表紙を優先して「シナリオ」コーナーではなくこちらに掲載しました。収録シナリオは「黄色いからす」「満員電車」「山と川のある町」「暴れん坊街道」「赤い太陽」「雲の墓標」「幸福への招待」、1957(昭和32)年発行です。
キネマ旬報B2-577 シナリオ 流れる キネマ旬報社 1956年12月上旬号 C:B ¥700 
特集は「溝口健二氏を偲んで」 少年時代(川口松太郎) 練達のひと(依田義賢) 「西鶴一代女」の感銘(田中絹代) 「浪速悲歌」の思出(山田五十鈴) 「お遊さま」のセット(水谷浩)ほか。
鳩よ!B2-113 特集 日本文学の巨人 谷崎潤一郎 マガジンハウス 1992年5月号 C:B ¥700
片山龍二B2-75 アイディア紳士 講談社 昭和38年 重刷 C:B ¥1,500
「ひまわり」「それいゆ」を創刊したりラジオで活躍したり不思議な魅力。
片山龍二B2-71R ぼくの話盗んでみませんか KKベストセラーズ 昭和53年 初版 C:B 小口シミ 
¥700
  
團伊玖磨B2-69 團さんの談話室 もっと自由でなくちゃ 集英社 昭和49年 初版 C:B 帯 ¥1,000
雑誌non・noに1973年に連載されたものの加筆再編集版。若い方は「スケールの大きな自由を!」謳いあげてほしい、という願いを込めたもの。高峰の対談集「いっぴきの虫」の延長線上に浮かびあがってきた1冊。
團伊玖磨B2-69 対談集 團伊玖磨 宴のおもいで 講談社 昭和58年 初版 C:B 帯 ¥1,600
松山善三 堀口大学 飯田深雪 佐久間良子・大空眞弓ほか。
團伊玖磨 企画B2-451 音楽の旅はるか1,2 音楽之友社 昭和58年 初版 C:B  各¥600
いいことばがあります、「誰しも美しく生きたいと思う。誰しも美しい旅をしたいと思い、美しい音楽の時を持ちたいと思う。そう思うようになった時、音楽と旅と人生は、同じ弧を描くものとして時間を、空間を飛翔して行く。」(はしがき) 1は淡島千景(中国) 堀内美紀(西ドイツ) 三林京子(中国) 十朱幸代(メキシコ)ほか、2は吉永小百合(トルコ ルーマニア) 斎藤昌子(アメリカ) 伊藤京子(パキスタン)ほか。  
 山本嘉次郎の小世界
山本嘉次郎 B2-71R カツドウヤ水路 筑摩書房 昭和40年 C:B ¥1,800
本の味というかセンスというかいい感じです。「向島撮影所」から「東宝大争議」まで日本映画史の奔流などという大それたものではなく「日本映画に生きた人々を望見してみたい」とその意図を「序」に書いています。「文体を軽く」して水面に漂う木の葉のようにあちらこちらに寄り道をしながら・・・。山本にとっては映画人という呼び名ではなくあくまで「カツドウヤ」でなければならない。
  
映画ファン B2-460 けらげら珍談 ロッパ エノケン 山本嘉次郎 映画世界社 昭和22年10月号 C:B ¥1,70
人の鼎談はまず食べ物の話題からスタート。他に「映画雑感」(志賀直哉) 「映画俳優と演技」(小澤栄太郎×杉村春子) 上原謙・轟夕起子対談  随筆「なんでもないこと」(市川崑)。
山本嘉次郎  B2-327R 洋食考 食べものダンディ学 すまいの研究社 昭和45年 C:B 蔵書印有
¥1,700
雑誌「酒」に連載されたものをまとめたもの。著者の文章は省略が効いている印象を受けましたがどうでしょうか。
山本嘉次郎 B2-450 たべあるき京都観光地図 改訂新版 昭文社 昭和49年 重刷 C:B ¥2,500
山本嘉次郎 B2-380R 東京横浜300円味の店 有紀書房 昭和40年 C:B ¥1,600
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山本鉱太郎 永井保 B2-328 東京みてあるき地図 昭文社 C:B ¥1,000  
刊行年度不明ですが 昭和50年代の実用地図なのに今の目で読むと朝日新聞社や日劇が有楽町駅前にあったころの思い出地図に。
池田弥三郎  B2-817 東京横浜安心して飲める酒の店 有紀書房 昭和40年 C:B ¥700 
永井保 B2-810 銀座ばやし オリオン出版社 昭和44年 C:B ¥1,500
銀座を歩きはじめて40年になるという著者の銀座をめぐる随筆とスケッチ。初出は「銀座百点」  
昭和36年1月1日の朝日新聞に「女優四代 新春ばなし」という座談会があります。
出席者は山田五十鈴(四十代) 高峰秀子(三十代) 団令子(二十代) 桑野みゆき(十代) 司会 高橋圭三。
四つの世代の代表的女優に集まってもらって開いた座談会“新春のおしゃべり”」 新聞1ページの9段のスペースで繰り広げられたこの座談会、のびのびとしてユーモアたっぷりでイキが良くて・・・とりわけ高峰、山田の受け答えは絶妙。図書館で(縮刷版が利用できるはず)ぜひご覧下さい。
例えば戦後、撮影所にそれまでとは違う風が吹き始めてきた頃の俳優を見続けてきた高峰が云う「・・・気持のフーチャカピーな人は、やっぱりダメ。結局、良識のある人しか残れませんね。」 そしてヌーベル・バーグが当たると他社もそのマネをすると話した山田五十鈴を受けて「いまは恥も外聞もなくなったのよ。“お姐ちゃんシリーズ”が当たると、すぐにどこかで“おにいちゃんシリーズ”が飛び出すし・・・・・・。ねえ、今度は私たちで“おばあちゃんシリーズ”でもやりましょうか。そのときは私にいちばん若いおばあちゃんの役をやらせてね(笑い)。」
桑野みゆきの「私は『青春残酷物語』に出ただけで、ヌーベル・バーグといえば私みたいになっちゃったんです。」を受けての高峰のことばは鋭い、「だから、自分の奥の手を考えておくこと。そういう映画がだんだんあきられてきたとき、私がやりたいのはほんとはこれよ、といって奥の手をだしてやるのよ。」
山田五十鈴「私がいままで生き残ってきたのは、じょうず(上手)だったからではなく、じょうぶ(丈夫)だったからですよ。」 高峰「『ず』と『ぶ』の違い(笑い)。」
桑野「私にはおかあさんのファンの方がいて、いろいろ注意してくださったり・・・。」 高峰「ははあ、家伝のファンだな(笑い)。」
どうしてこういう適確なことばがポンポン返球できるのか不思議ですがおそらく座談は盛り上がったことでしょう最後に山田と高峰がしめくくる。
撮影所の現場について ─ 山田「役者とちがって、全然画面に出ない現場の人が、いっしょうけんめいやっているのには胸を打たれますね。全部ご主人にしたくなる(笑い)。」 高峰「お若いなあ(笑い)、私は老境にはいっちゃった。」 山田「入れかわってよ。あなたが四十代で、私が三十代(笑い)。」
映画論でも芸談でもなくどちらかといえば世間話に近い話なのに緩めて締めてアイロニーが効いてことば(あるいは体験)が笑いのなかできちんと伝わっているな、と感心するばかり。
季刊ソレイユB2-531 創刊1号 ヒマワリ社 1946(昭和21)年 夏 NO.1 C:B ¥4,800 絶版「人も我も明るさと愛らしさに心ときめくやうな笑顔、これ故にこそ高峰秀子さんが今日あるを得たのではないだらうか」と中原淳一が書きとめている。黒澤明「幸枝」 杉村春子「私の道」 中原淳一「きものをデザインする」 水の江瀧子 葦原邦子 小夜福子 細川ちか子ほか。  
それいゆB2-473 フランス特集 ひまわり社 1952(昭和27)年SPRING NO.20 C:B 
¥2,800
「フランスを語る」高峰秀子 長岡輝子 石井好子ほか。「巴里で買った私のブラウス」高峰秀子 愉しい我が家 三木鶏郎氏住宅拝見。
それいゆB2-111 特集暮しとおしゃれ ひまわり社 1955(昭和30)年WINTER NO.36 平成12年 図書刊行会 C:A ¥2,800
復刻版。巻頭のグラビア頁「私のおしゃれ考」は串田孫一、江利ちえみ、高見順、高峰秀子、石垣綾子、三岸節子、佐田啓二、森繁久弥。高橋豊子さんの住宅拝見のページも。
それいゆB2-130 特集希望を育てる ひまわり社 1955(昭和30)年SPRING NO.33 平成12年 図書刊行会 C:A ¥2,800 絶版  「私はこんな人に支えられて仕事をしている」に高峰秀子、水の江滝子、鶴田浩二らのページ(見開き)が写真とともに。「石井好子さんのパリみやげ衣装拝見」「特集 美しい婦人」は川喜多かしこ、永田文子(永田雅一夫人)、永井悦子(永井龍男夫人)など、山田五十鈴・嵯峨三智子の母娘の1ページも。
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平凡11月号 B2-197 グラビア 踊るターキー唄うデコ 凡人社 昭和25年11月号 C:B 表紙裏端少切れ ¥2,400
「ある日、デコとターキーがビクターレコードの吹込室でバッタリ出会いました・・・(桂木洋子も加わって)歌えや踊れと大騒ぎ」というリードで巻頭グラビアを飾る3ページ。レコードの吹き込みというのは「銀座カンカン娘」、アイドル時代の高峰秀子ですね。「思い出のアルバム 東宝篇 原節子」(4ページ)「エノケンさんの京日記」(2ページ)にはロッパ、ターキーと3人の写真が。表紙は高峰三枝子。
中原惇一編集 B2-130 女の部屋 no.2 特集 女らしさとは  中原淳惇一プロダクション 昭和45年 C:B ¥1,800
この雑誌のどのページにも中原惇一編集の眼を感じますね。大阪万博と三島事件の1970年。
スタイル B2-307 対談 夏の女の魅力 中原淳一 高峰秀子 昭和23年 C:B  ¥1,600 絶版  八月盛夏お洒落号、本文48ページ。  
スタイル  B2-980 私の男性観 高峰秀子 スタイル社 昭和287月号 C:B 
¥2,000
「デコちゃん大いに語る」はパリから帰ってからのインタビュー特集の趣き、特集は「夏のお洒落読本」
スタイル  B3-998 特集 スタア訪問記集 スタイル社 昭和25年6月号 C:B 細綴じ穴2カ所有 ¥1,500
スタア訪問記は著名人がスターを訪問する特集、高峰三枝子 高峰秀子 杉村春子 笠置シズ子 久慈あさみ 三船敏郎 水戸光子 木暮実千代ら14名の豪華さ。
週刊読売 B2-727 危機に立つ三人の女優 京マチ子 山口淑子 高峰三枝子の場合 昭和28年1/11新年特別号 C:B  ¥600
表紙画の中原惇一が「日本の女性には赤がよく似合う」、新しい年にふさわしい新鮮な明るさを描いたと記している。
別冊太陽 B2-377 美しく生きる 中原淳一 その美学と仕事 1999年 C:B ¥1,600
「“美”と“幸福”を追究した人」(秋山ちえ子) 「パリの振り袖の思い出」(石井好子) 「忘れられない人」(宮城まり子) 「自邸がスタジオに早変わり」(ペギー葉山) 「今こそ、この美意識を」(美輪明宏)などにいかに「ふしぎな巨大な存在」(田辺聖子)であるかが語られている。
林えり子 B2-452 焼跡のひまわり 中原淳一 新潮社 昭和59年 初版 C:B ヤケ 帯  ¥700 中原淳一の評伝、昭和58年5月19日の「ひまわり葬」から遡っていく中原の軌跡。
おしゃれ工房 B2-456 中原淳一の世界に遊ぼう 中原すみれ 日本放送出版協会 1999年 9月号 C:B 付録付 ¥400
サンリオムック B2-378 松本かつぢの世界 サンリオ 1985年 C:B  ¥1,700
副題は「少女の明るい夢を追求」、「かっちゃん先生の絵を見ていると緑の丘で草笛を吹いているような
素敵な気持になってくる」(内藤ルネ)。「立教中学同窓会にて」の写真で上原謙、河原崎国太郎らと一緒に写っています。  
       
「女優四代 新春ばなし」(朝日新聞S36.1.1掲載)
お読みになりたい方は縮小版のコピーになりますが本の注文の際にその旨ご記入ください。まとめてお送りします(無料)。

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「わたしの渡世日記」は現在文春文庫版で入手できますが朝日文庫版と中身は同じだと思っていたら写真が違うところが結構あるんですね。写真は映画の場面などを追加して文春文庫版のほうが多く掲載されているようですが逆にカットしている写真もあります。例えば朝日文庫版「お荷物」の章、後援会誌の(当時としては大胆な?)写真がそう、。さて「わたしの渡世日記」の首章にあたる「雪ふる町」で「関東大震災の翌年、大正十三年三月二十七日の午後二時に、わたし、高峰秀子は生まれた。春といっても函館は、まだ雪ふる町であった。」と結ばれている。西暦では1924年にあたる。同月同日生まれの方を年代をズラしてみていくとその前年に金子信雄が、高峰の4年後に田辺聖子が、そして10余年後をたどると1935年に岸洋子(「希望」「夜明けのうた」!)の名がある。ただ誕生日が同じというだけなのですがそれぞれの方が印象深いだけについ気になってしまう。ちなみに1945(昭和20)年は宮本信子。
高峰秀子 B2-11R わたしの渡世日記  上下  朝日新聞社 昭和51年 重刷  C:B 帯 ¥1,300(2冊揃)
比較的美本ですので単行本で読みたい方にはおすすめ。
高峰秀子  B2-9R わたしの渡世日記(上下) 文春文庫 1998年 C:A 初版 署名落款入(上のみ) 定価1,400円(2冊) ¥1,500(2冊揃) 
高峰秀子 B2-10R わたしの渡世日記 上下 入荷準備中 朝日文庫 昭和55年 C:  ¥    (2冊揃)     
パンフレット  B2-223R 典子は、今  昭和56年 東宝事業部 C:B ¥700   
脚本・監督の松山善三が失ったものではなく残されたもので何ができるか、が問われると書いています。高峰の「撮影日記」も潮出版社版「典子は、今」から収録。
白井のり子 B2-881 典子44歳 いま、伝えたい 光文社 2006年 C:A 帯 定価1,200円 
¥400
高峰秀子 B2-350 おいしい人間 潮出版社 平成4年 C:B 署名落款入 ¥1,700
高峰秀子 松山善三  B2-21R 旅は道づれ 雪月花予約オーダ中のためただ今ご注文の受付けを停止しています 潮出版社 昭和61年 C:B ¥700
春といえば思いだすのがこの本、満開の桜(熱海)の下に高峰、松山夫妻が佇む口絵の写真が印象深くて・・・。「旅は道づれ」シリーズの日本紀行編ですが幸福を伝えてくれるリレーエッセイ。
松山善三 高峰秀子 B2-67R 旅は道づれツタンカーメン 潮出版社 昭和55年 C:B 署名落款入 
¥2,600  
高峰秀子 松山善三 B2-991 旅は道づれ ガンダーラ 潮出版社 昭和54年 C:B ビニールカバ装  署名落款入(ご夫妻) ¥2,500 
高峰秀子 松山善三 B2-10R 旅は道づれ ガンダーラ 潮出版社 昭和54年 重刷 C:B ビニールカバ装 ¥800 絶版  松山・高峰の砂漠を訪ねての紀行エッセイ。
高峰秀子 松山善三 B2-8R 旅は道づれガンダーラ 中公文庫 1992年  C:B ¥400 絶版
週刊女性 B2-778 昭和34年5月1日号 光文社 C:B 折れスジ 擦れ ¥500
グラビア頁に『八ヵ月の滞欧記録』として「高峰夫妻が撮影した」写真が掲載されています(モノクロ3ページ)。
高峰秀子 B2-70R 私の梅原龍三郎 潮出版社 昭和62年 初版  C:B 署名落款入 函入  ¥3,500 
日本エッセイスト・クラブ編 B2-981 思いがけない涙 88年版ベスト・エッセイ集 文春文庫 1991年 C:B ¥400
「梅原竜三郎先生が亡くなって・・・もう1年がすぎた」で始まる梅原と円地文子への追憶のことば。(「薔薇と翡翠」高峰秀子) タイトルは三國一朗の随筆からですが「一つずれた局面で私を襲う」涙をスケッチしています、三國の資質を語る鍵がありそう。
高峰秀子 B2-39R にんげんのおへそ 文藝春秋 平成10年 初版  C:A 帯  ¥700
「用心棒」での黒沢監督と石井長四郎のエピソードが抜群に面白い、仕事師というか職人というかカツドウヤの世界そのものといった感じです。裏方さんに注ぐ高峰の眼差しがここにも。  
高峰秀子 B2-37R にんげん蚤の市 文藝春秋 平成9年 重刷  C:A 帯 署名落款入  ¥2,700 絶版
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斎藤明美 B2-12R 高峰秀子の捨てられない荷物 文藝春秋 重刷 平成13年 C:B 帯 ¥700
平成13年に刊行された書籍のベスト1(独断ですが)。その迫力、クールでホットな眼差しに圧倒されます。「渡世日記」のその後を綴ってもいますが側面史。なお、この著書より先に発表された「女優 高峰秀子」所収の「かあちゃんの卵焼き」もおすすめ、迫力の一遍。 
安野光雅 B2-2 蚤の市 童話社 1983年 初版 C:B ¥800
荷車を引いて門を入るとそこは「蚤の市」 動かなくなった時計や鍋や皿、レンズのないめがね。 
高峰の随筆や聞書きは雑誌の掲載まで追っていくと単行本に収録されず(集成されて刊行されれば良いのですが)今では目に触れなくなったものも多い、気づいた限りで印象深いものをあげました。
キネマ旬報B2-305R インタビュー 日本のスター 高峰秀子 キネマ旬報社 1984年12月上下旬号 C:B ¥1,400(2冊揃) 絶版  聞き手 水野晴郎。前後編で語った映画人生、作品、監督、スターたち。
BRUTUS croissant増刊 B3-328R 大スター時代 マガジンハウス 昭和59年 C:B ¥1,600
「女には涙があった-1950年代-男には情があった」とホレボレするようなコピーが。原節子、高峰三枝子、高峰秀子・・・キラ星たちが輝いて目をはなせない。表紙画野口久光 タイトル・デザイン堀内誠一。  
三百人劇場B2-650 映画講座 VOL.1成瀬巳喜男特集 VOL.2成瀬巳喜男特集 Part.2 別冊成瀬巳喜男・特集 千葉早智子ロング・インタビュー  三百人劇場 1999年 C:B ¥1,400
復刻合冊版
キネマ旬報 B2-203R キネマ旬報社 2004年10月下旬号 C:B ¥600
「映画女優高峰秀子」(斎藤明美) 「小林旭ロングインタビュー」(西脇英夫)  
文藝春秋 B2-109 司馬遼太郎の世界 文藝春秋5月臨時増刊号 1996年 C:B 表紙微シミ ¥700
「菜の花」(「にんげん蚤の市」最終章に収録 高峰秀子)の初出はこの号。
婦人公論  B2-993 佐田啓二さんの死 高峰秀子 中央公論社 昭和39(1964)年10月号 C:B 
¥1,000 
「平凡でいることくらいむずかしいことはありません。」その一人が佐田啓二だった、平凡だけど誠実、自然で含羞の人を語るときの高峰の迫力は強烈。表紙は新珠三千代と嵯峨野の石仏(土門拳)。特集は「東京オリンピック開幕」
婦人公論  B2-993 体験的共稼ぎ論 高峰秀子 中央公論社 昭和37年5月号 C:B ¥800
ここに記された高峰の共稼ぎ論はそのまま、否それ以上に現代に通じてしまう。「共稼ぎでなければまともな夫婦生活ができないとか、社会人として通用しないような今の社会はどこかで間違っている。まともな労働に対して、男子一匹の収入が、日本ではあまりにも低すぎるではないか。」 高度な経済成長がそろそろ始る前の発言ですが今、モノは溢れても<豊かになった>という実感はなく逆に不安ばかりが押し寄せる。 もうひとつ、本書には貴重な座談会「私たちは、『二代目』ではない」(古今亭志ん朝 水谷良重 市川染五郎)の座談会が掲載されています。表紙は山本富士子。
週刊朝日編B2-84R 値段の風俗史 明治大正昭和 上 朝日文庫 昭和62年 初版 C:B 少ヤケ 
¥900
上卷には高峰執筆の項はありませんが一読をおすすめしたい砂糖 松山善三があります。他の項目から少しひろってみますと電報料金 山田太一 江戸前寿司 沢村貞子 乾海苔 向田邦子 コロッケ 山本夏彦 かつおぶし 岩谷時子など。  
週刊朝日編 B2-83R 値段の風俗史 明治大正昭和 下 朝日文庫 1987年 C:B ¥1,000
朝日新聞社編B2-390 忘れられない本 朝日新聞社 昭和54年 初版 C:B  ¥500
高峰の選んだ1冊は志賀直哉作「小僧の神様」。
PHP研究所編B2-81R この国で戦争があった 2000年 初版 C:B 帯 ¥700
トップに高峰「軍靴の響き」(「私の徒世日記」から)が、各界著名人の戦争体験集。小林信彦 田辺聖子 杉村春子 笠智衆 山田風太郎 赤塚不二夫・・・。
CONNECTION
壷井栄B2-80 二十四の瞳 他二編 旺文社文庫 1965年 重刷 C:B ¥500
木下恵介「私を駆り立てたひたむきなもの」収録。本文の挿画 谷内六郎、カバー画 中村まゆみ。 
森本哲郎 B2-177 ぼくの東京夢華録  新潮社 1995年 初版  C:A 帯 ¥1,000
森本は大正14(1925)年巣鴨で生まれた、「夢」とは東京の町は確かにそこにあったはずなのに今や幻のイメージとしか掴みようがない、つまりは記憶の町へ、懐かしさへの物語。挿画 谷内六郎。
森本哲郎 B2-295 ぼくの旅の手帖 または、珈琲のある風景  ダイヤモンド社 昭和48年  C:B 函入 
¥1,000
森本哲郎  B2-986 ぼくの哲学日記 集英社 1999年 C:B 帯 ¥700 
四季折々をつづりながら「ことば」を手がかりに探る哲学への途。花鳥風月を愛でながらほっと一息ついたところからが著者の出番、何故にと問う力、意味を求めないではいられない目の前の世界。20世紀の末に問いかけた21世紀のための哲学日記。
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日本映画黄金時代の女優たち
川本三郎 B2-104R 君美わしく 戦後日本映画女優讃 文藝春秋  平成8年  C:B ¥1,300  
この本の女優インタビューのきっかけは高峰とのサライでの対談から。カバーの写真は成瀬の「流れる」。
川本三郎  B2-107R 君美わしく 戦後日本映画女優讃 文春文庫 2000年 C:B 帯 
¥700

1950年代の日本映画黄金時代の女優たちは今日のタレントの比ではない、憧れの投影は深い。 
ノーサイド  B2-77R 総特集 戦後が似合う映画女優 入荷準備中 文藝春秋 1994年10月号 C:  ¥
平凡スタアグラフ  B2-905 若尾文子集 平凡出版 昭和29年 C:B 附録欠 ¥2,500 
秋山庄太郎B2-16R 麗しの銀幕スタア 小学館 2000年 初版 C:B 帯 薄ヤケ ¥1,200
若き日の「近代映画」時代がその後の活動の素地をつくったという。高峰秀子にほめられた写真はたった2枚と書いています。写真に添えられた人物談もさることながら映画への感度もさすが、的確で長年の蓄積が効いているのでは。
秋山庄太郎B2-400 秋山庄太郎写真展 往時茫々 秋山庄太郎写真展実行委員会 1991年 C:B 署名落款入 ¥1,700
横浜市と実行委員会との共催により50年にわたる作品群、学生時代の「翳」、「芸術家群像」「昭和の美女」「四季」などを掲載。高峰秀子「秋さんの清潔な眼」も収録されています。サイズは250mm正方。
山本富士子 B2-750 いのち燃やして 小学館スクウェア 2002年 初版 C:B 微ヤケ ¥1,600 
秋山庄太郎B2-319 洋酒マメ天国(第26巻) 美女とり物語 サントリー 昭和42年 初版 C:B 
¥1,200

女優の写真と半生をつづった天地95mm左右70mm、110ページの豆本。手のひらサイズに収められた女優たちのポートレート集。
高橋とよ B2-856 沸る 東峰出版 昭和37年 C:B 函入 ¥1,800
小津映画でひょっこり顔をだすあのヒトですね。しかし凄いタイトル、「たぎ」るとルビがふってあります。巻末に「私は、生涯情熱で燃え沸って、自分の選んだ道に生きぬきたい」とあり、序で獅子文六が「人間が面白い」と記す。
文藝春秋編 B2-73R キネマの美女 二十世紀ノスタルジア 文藝春秋 1999年 C:B 帯 ¥2,900
ノーサイドの「戦後が似合う女優」と「キネマの美女」の合本改訂編集版。インタビュー香川京子 インタビュー大庭秀雄・森川まさみ 夏川静江  座談会 池部良 久世光彦 中野翠。名花296人が繰り広げる絢爛たる回顧上映。帯のスチールは桂木洋子(左)若山セツ子(右)、成瀬監督の「薔薇合戦」(S25)から。  
清水晶B2-72R 銀幕の顔 日本映画史を彩る100人 社会保険研究所 1991年 C:B ¥1,500  
スタアB2-127R 早田雄二の世界より スタア 文藝春秋12月臨時増刊号 C:B ¥1,600
半世紀にわたって撮り続けた早田雄二のスタア・フォト・ライブラリィ。座談会スタア 高峰秀子 三船敏郎 早田雄二。 
映画ファン B2-881 特集 ニューフエイス30人集 映画世界社  昭和27年11月号 C:B 背剥がれ ¥2,500
スタア診断 香川京子さんの魅力を探ぐる 対談 成瀬巳喜男・香川京子 デヴューするまでの私 原節子 特集問答 サトウハチロー・沢村晶子 森繁久弥を激励する 双葉十三郎 黒沢明監督の演出拝見(生きる)など、どの特集・企画も内容が濃い。表紙は乙羽信子。 
乙羽信子 B2-263R どろんこ半生記 朝日新聞社 昭和56年 C:B 帯 ¥600
初出は昭和55年3月~11月まで「週刊朝日」の連載、「これまでに何人かの『聞き書き』をしたが、乙羽さんのように『きれいごとにしたくない』といった人は初めてだった」と江森陽弘が記している(「聞き書きを終えて」)。 
映画ファンB2-390 映画ファン1948年6月号 映画世界社 C:B ¥1,300 
「私のお弟子さん」(長門美保)に内気な原節子さん 器用な高峰秀子さん 熱心な山根壽子さんのエッセイが。表紙は高峰秀子。
映画ファンB2-587 映画ファン 1949年9月号 映画世界社 C:B ¥1,300 
水の江瀧子の歩いた道(中田龍雄) 谷崎潤一郎を訪ねて(京マチ子) 私の自叙伝(飯田蝶子)。表紙は高峰秀子。
映画ファンB2-653 映画ファン 1951年6月号 映画世界社 C:B 裏表紙少破損 ¥1,200 
新しいお家(高峰秀子)グラビア・本文 表紙 京マチ子。   
高峰三枝子B2-126R 人生は花いろ女いろ わたしの銀幕女優50年 主婦と生活社 昭和61年 初版 C:B 帯 ¥700   昭和11年から始まる銀幕人生。
司葉子B2-60 花やさしく 女優・母・代議士の妻として 講談社 1992年 初版 C:B 帯 ¥1,000 
少女時代・女優・結婚・正念場と続く回想記。もちろん女優時代が興味深いのですが「代議士の妻」としてののっぴきならない日々を読むと日本映画の黄金時代を支えた方々の器の大きさといいますか格の違いというのか、目を見張ります。一本シンが通っていてハンパじゃないという感じ。
映画ファンB2-680 映画ファン 昭和23年4月号 映画世界社 C:B ¥1,400 
高峰三枝子と原節子の対談を巻頭に、上原謙と高峰秀子の対談も掲載、ニュー・フエイス三船敏郎、杉村春子、田中絹代(「夜の女たち」出演)、「女」(木下恵介)ロケほか。表紙は原節子。
映画ファンB2-681 映画ファン 昭和22年2月号 映画世界社 C:B ¥1,200 
芸能一家マキノ一族 東宝脱退組の表情 森川信百面相 表紙は上原謙。
映画ファン B2-915 映画ファン 日本映画総決算 映画世界社 昭和22年4月号 C:B ¥700  
第一回映画ファン世論調査(ファン投票)がグラビアで発表されている上原謙 長谷川一夫 原節子 高峰三枝子(表紙も)・・・
婦人公論臨時増刊B2-360 花薫る人生読本 中央公論社 昭和28年 C:B 背少剥がれ ¥800
「女優 昨日今日明日」飯田蝶子・木暮実千代・岡田茉莉子の座談会、「ハリウッドに輝く星座と遊星」(小森和子)、グラビアに杉村春子 山田五十鈴 田中絹代 淡島千景 高峰秀子ら。余談ですが145ページに「巴里ひとりある記」(高峰秀子)の写真入広告があります、「再販も売切れです。三版三月下旬発売」と。
婦人画報 B2-933 創刊100周年記念特大号 女優と美容100年伝説 最後の日本人 山田太一 アシェット婦人画報社 2005年 C:A ¥800
美の系譜100年“銀幕女優”鼎談 野村真一 中野翠 村澤博人 五人の女優が語る、“美しい生き方”若尾文子 加賀まりこ 松坂慶子 桃井かおり 高島礼子 最後の日本人 山田太一(斎藤明美)
サライ  B2-258R 木下恵介を旅する 小学館 1999年7/1号 C:B ¥500
特集 名作に描かれた「日本」懐郷 ロケの達人 木下恵介を旅する インタビューは市川崑、この時83歳 俳優さんでもっとも印象に残る人はの問いに「やっぱりデコちゃん、高峰秀子さんかな。僕は助監督時代にチーフで彼女について、こんなに勘のいい人がいるのかとビックリした」。
骨董的生き方 ここに関連本としてあげるのは少しムリがあるのは承知のうえで若いときに目覚めた骨董的なものへの想いを綴った2冊とコレクター図鑑を。一気に読める面白さ。  
佐和みずえ B2-893 きらくに骨董 筑摩書房 1998年 C:B ¥400
いい本ですよ、古い物に向きあっていると野心や欲望やらであくせくしたかっての自分が「おかしくもあり、哀しくも思えてくる・・・どんなに長生きしても百年の命。小さな豆皿ひとつにもおよばない」(129-130ページ)。人の評価(この先高くなるとか稀少なものだとか)ではなく自分の楽しみ最優先の<いいもの>帖。
森茉莉 谷崎松子ほか  B2-905 遺品逸品 偉人たちのとっておきの話 知恵の森文庫 2006年 C:B 
定価880円 ¥500

例えば宮城道雄の「撫でて見る」(宮城喜代子 姪)ではひょうたんの写真がごろんとあって「八歳で光を失った」宮城は物を手の感覚で探る、お気に入りのひょうたんも撫でていた・・・偉人たちの近親者が愛着があったモノと人にまつわる「とっておきの話」を語る。寛美 谷崎 百閒 円地文子 津田梅子 水谷八重子ほか。
「鑑定」特別取材班  B2-988 わが家の家宝 鑑定入門 主婦と生活社 平成7年 C:B ¥500  
副題は「何が逸品か─自分で見分けるチェックポイント」、あらゆるジャンルを網羅した逸品のベスト・オブ・ベストとその見方。
長谷川義太郎 B2-42 がらくた雑貨店は夢宇宙 就職しないで生きるには8 昌文社 1983年 C:B 帯 ¥600
著者の雑貨との関わりの始まりは生まれた息子に「金太郎の腹掛け」をさせてみたくて探し回ったことからのようだ。発見の喜びをバネに文化や思想やブランドが発信する生活提案ではなく見知らぬ「物」、陽の当たらないガラクタから築きあげる発想をカタチにしていく。イキイキと綴られていて面白いこと。
岸部四郎 B2-43 岸部のアルバム 「物」と四郎の半世紀 夏目書房 1996年 初版 C:B カバー少しシミ ¥900
江戸時代へ、明治へと文人たちから始まる旧いものへのあこがれ。骨董のウンチクも傾けながら、神保町の古書店めぐりから「漱石山房」をアパートの一室に設ける情景など、読んでいると思わず笑みがこぼれる。「奇婦人」森茉莉の人物スケッチには驚きと同時にヤッパリの感。それにしても上手いタイトルをつけました。
太陽B2-87 特集 家宝者大集合 コレクター 平凡社 1998年8月号 C:A ¥700  古美術品から駄菓子、マッチ、おもちゃ、標識など「モノに憑かれた人生」の不思議さ。
松岡寿夫B2-561 藍のそば猪口700選 小学館 2003年 初版 C:B 定価1,890円 ¥700
対談の妙味 高峰秀子対談集  
CONNECTION  暮らしの宝物
中島誠之助B2-51 鑑定の鉄人 Part1 二見書房 1995年 重刷 C:B ¥400
中島誠之助B2-52 焼物の目利き Part1 二見書房 1998年 初版 C:B ¥400
中島誠之助B2-53 いい仕事してます 淡交社 平成8年 初版 C:B 帯 ¥500
中島誠之助 B2-939 体験的骨董用語録 里文出版 昭和57年 C:B 帯 ¥1,600
帯に高峰秀子の「至らぬ姉上は大いに感服・・・でかした!」と絶賛していますが確かにこの本は骨董用語の解説に止まらず日本文化へのユニークな切り込みを感じさせる、アクタガワ(芥川)の項で「古美術に興味をお持ちの向きには、伊勢物語を通読することをおすゝめする」と記し「時代」の項で「その味わいによって人間の心理を妖しく引きずり込む魔性がある」とある、名著。
昭和グラフィティ  「それいゆ」と高峰秀子
「それいゆ」創刊号は昭和21(1945)年8月15日、明らかにひとつの意志を込めての刊行だったのでしょう。真紅の表紙にSoleilと記された表紙、ページを繰ると巻頭に高峰秀子の笑顔が。第1作「巴里ひとりある記」にも中原惇一は登場しています(写真も)が発行者片山龍二(中原啓一)も「それいゆ」執筆陣のひとり。当時の読者の方々は今や70歳、あるいは80歳を超えた世代でしょうか。「女性のくらしを新しく美しくする」(サブタイトル)というキャツチは暮らしの足元と時代の先端を見据えて新鮮さを失っていない。
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高峰秀子ビブリオグラフィ 
最初の著書「巴里ひとりある記」から「人間住所録」までの著書目録です。
       
藍書房
古書
高峰秀子の本
高峰秀子 B2-15R 巴里ひとりある記  創藝社 昭和30年 C:B 扉擦れ透け箇所有 ¥4,500    
21世紀に伝えたい本のひとつ。パリに来て「自分自身を自分に返して貰った」とあるように気持がやわらかくなっていくことが伝わってくる。「さらさらした風が吹いて、手をつけたら染まりそうな空の青さだ」とパリの7月を語り、撮影所仲間からの手紙を手にして「一人散歩をしている時に、ふいときれいな流れ星をみつけたやうに、私の胸はピョコンとをどり上がるのだ」。巻末の夢声の対談のなかで教会にはよく行ったと話していますが教会で「ぢっと坐っていると、何だか得体の知れぬものが、ぢりぢり私に迫ってくる。私には、まだまだ知らないことがたくさんあるやうだ、にげてしまへばそれまでだ、私はにげずに知りたい、何でも、どんな小さなことでも」とは小さな決意のことば。どこか少女のようなあるいはひとりの「女の子」に帰って空を見上げ街を歩き流されてきた時間を見つめているような健気な関わりかたを感じさせる。イラストも著者。
高峰秀子  B2-1RR 巴里ひとりある記 入荷準備中 映画世界社 昭和28年 C:   ¥
半世紀前、黒い髪の迷える27歳の女がパリへ辿り着いた。高峰秀子のすべてはここから始まる。真っ白の布地の表紙にしたのはなぜでしょう、装丁も著者。
高峰秀子  B2-5R 巴里ひとりある記 映画世界社 再版 昭和28年 C:B 函入(元からのものではなく所有者による自製のもの) ¥5,000
表紙は白の布地に箔押しで彩られた金色の題名、著者名。梅原龍三郎画がはさみこまれて扉は渡邊一夫の書き文字、早田雄三撮影のポートレートと続く。写真や絵が生きるように余白を生かしたレイアウト、章の扉や本文にスケッチされた著者のイラストなど、装丁から挿画のひとつひとつまで著者の目と手が感じられます。 
高峰秀子  B2-117R つづりかた巴里 潮出版社 1979年 C:B 少シミ ¥1,200
女優生活50年の記念出版の刊行になったと「あとがき」にあります。高峰の本でまずは復刻してほしいのがこれ、角川文庫からあの表紙でアンコール。
 
高峰秀子  B2-30R つづりかた巴里 角川文庫 昭和58年 C:B ¥1,200
文庫版はお馴染みの安野光雅画による表紙。
高峰秀子  B2-17R まいまいつぶろ 河出新書 昭和31年 C:B カバー背色落ち ¥2,600
新書判の小さな本ですが高峰秀子による高峰秀子入門の名著。著者自筆のさし絵はもちろん写真や装丁まですみずみまで心配りが感じられる。自分自身の想いと好み(あるいはセンス)をハッキリ語っているのがこの本の魅力でもあり一流の人と会うのは「諸先生には悪いけど、まあ良い骨董品を見るようなものです。良いものを見ていれば、悪いものが判ってくるでしょう」(71ページ かな使い変更) 「自然な人、會ってつかれない人。そんな女の人に私なりたいんです」(78ページ)。 
高峰秀子  B3-8R まいまいつぶろ 映画世界社 昭和30年 C:B 初版 函欠 シミ・ヤケ ¥2,500
時代が付いた古い本ですがデビュー作「巴里ひとりある記」に続く第2作の「まいまいつぶろ」は(結婚による)再生を賭けた記録でもあります、だから安らぎの音がほのかに伝わってくる。「結婚式の日」の輝くばかりの写真はパリで独り夜空の星をみつめ教会で佇んでいた日々の「ひとり」からの距離を知らせてくれる。装丁・イラストレーションも著者。 
高峰秀子  B3-12R  瓶の中 入荷準備中 文化出版局 昭和47年 C:  
暮らしを築きあげてきた高峰の世界が開花してズッシリ重い、この本を高峰本のベストと讃える方も多いようです。
高峰秀子  B2-207R いいもの見つけた  潮出版社 昭和54年 C:B ¥1,200
まったくどこを切っても金太郎飴みたいに高峰秀子がひょっこりでてくる、そんな本です。「私が生れてはじめて『古いもの』に興味を持ったのは、昭和二十年の敗戦直後、私は二十歳だった」から始まる「ガラスの風鈴」、透明感があって小さな夢をのせて素晴らしいエッセイ。「いいもの」とは「いつも私のそばにいてくれる」友だちなんだと書いています。巻末の20余頁は3分以内で作れるお酒の肴レシピまで披露していたれりつくせり。
高峰秀子  B2-208R いいもの見つけた 集英社文庫 昭和61年 C:B ¥700  
解説 水野正夫、単行本「いいもの見つけた」に機関紙に掲載された一部を加え、加筆再編集されたのがこの文庫本。
 
高峰秀子 B2-7R 人情話松太郎 潮出版社 昭和60年  初版 C:B ¥800
装幀は安野光雅。「江戸っ子を絵に書いたような人」川口松太郎の聞き書き一代。
高峰秀子 B2-36R 人情話 松太郎 ちくま文庫 1990年 C:B ¥600 
解説は「人生の達人ふたり」と題して中島誠之助が綴っています。感嘆の声が伝わってくるこの7ページの解説も「江戸っ子」の心意気。
  
「とてもかなわない」 特別編

山本嘉次郎編B2-89 のれん はとバス興業 昭和46年 初版 C:B ¥700
山本千枝子B2-90R カツドウヤ女房奮闘記 朝日ソノラマ 昭和58年 初版 C:B 帯 ¥1,200
帯は三船敏郎と高峰。 
文藝春秋編 B2-12R 巻頭随筆 文春文庫 重刷 1979年 C:B ¥400
「山本嘉次郎先生のこと」高峰秀子、「日本の笑い」山本嘉次郎、「夢声老逸事」矢代秋雄を収録。
フランス特集
女の部屋

 
名著「わたしの渡世日記」は日本映画の黄金時代に連なる山脈のひとつ。高峰秀子の本は手作りの良さが感じられて装丁やイラストに味わいがあるものが多く本という「もの」にも熱い想いが注ぎこまれていることが分かります。
この1冊
高峰秀子 B2-11R 忍ばずの女 入荷準備中 潮出版社 平成6年 C:   ¥
近年の高峰の著作のうち何故か文庫になっていない唯一の本、「役づくりの奥義」の書だと帯に記されていますが、<たたずまいとは何か>についての鋭い眼はゆるがない。
後半に収録されたシナリオはTV放送のためのものですが(後に舞台でも上演)ラストに吹きこむ爽やかさは「秀子の車掌さん」を想い起こさせる。チンドン屋さんもでてきますね。
サライ B2-202R 憧れ対談 高峰秀子・川本三郎 小学館 1994年11/17号 C:B ¥400
徳川夢声 B2-377R 同行二人 養徳社 昭和25年 初版 C:B ヤケ ¥2,400
どうせ生れたからには、のんびりと自然に生きたいですよ。・・・一遍くらい、自分自身の選んだ生活をしたいと思う」(高峰)。「問答有用」前に東京日日新聞に連載されたもの。
キネマ旬報  B2-986 1955年度・キネマ旬報ベストテン発表記念特別号 キネマ旬報社 昭和31年2月上旬号 C:B ¥1,200  
ベストワンは前年製作の「浮雲」、巻頭グラビア頁を飾る成瀬巳喜男 高峰秀子 森雅之。ちなみに2位 夫婦善哉 3位 野菊の如き君なりき 4位 生きものの記録と続く。お目当ては谷崎潤一郎 高峰秀子の対談、「ベスト・テン映画、その他」。
NHK編 B2-701R NHKことばの歳時記 日本放送出版協会 昭和60年 C:B ¥1,200
高峰秀子×福本義典の対談「衣装がことばをつくる」は何度も読み返したくなる魅力に満ちている。「なかなかいませんよ、男でも女でも。ベタベタするっていうんじゃなくて、ふつうで、すっと耳に入ってくる声と言葉ってないもんですよ」(高峰 太字は強調符)と語る。<タダモノではないナ>と福本の電話から受けた高峰の直感、<こういう人を、どう形容したらいいだろう>とインタビューの後でつぶやく福本、おふたりの共鳴音が響いてくる対談です。他に桂米朝 早坂暁 柳原敏雄 岡部伊都子らが登場。
円地文子 吉行淳之介 小田島雄志 B3-311R おしゃべり・えっせいⅠ 朝日新聞社 1984年 C:B 帯 ビニール・カバ装 ¥1,000
「銀座百点」座談集、高峰秀子 田中小実昌 岸田今日子 竹西寛子 芥川他寸志 石井ふく子ほか。高峰の座談では吉行が「わたしの渡世日記」の文章の質は男だと云い円地が「男形なのね。」と同調している、高峰は「『ございます』とか『そうですのよ』みたいな言葉はできないんです。『やだわ』じゃなくて、『やだね』って言っちゃう。」(57ページ)と。
サライ  B2-160R インタビュー高峰秀子 「人生の店じまい」を始めました 小学館 1994年2/3号 C:B ¥400
高峰のインタビューと写真のページは6ページ。「結局、人間は人間のために何かをするよりほかないんじゃないかしら。」
大宅映子編著  B2-980R 女の自立と心意気 入荷準備中 廣済堂出版 平成7年 C:  ¥  
高峰秀子×大宅映子の対談は40ページを超すロング対談ですがいつものことながら単行本一冊分(あるいはそれ以上)の充実感があってまったく脱帽です。みじめで悲惨で孤独な若き日の出来事も笑い話でポンポン語れるこの大人は何者なのか。笑い話でないと話せないような辛さが透けてみえてくる。「女の自立」を考えるセミナーの対談集だから老後からことばの問題までおよそ女の(そして男にとっても)すべてについて語りあっている。講座とかセミナーというとある高みから教訓を投げかけるような気どりや体裁を思い浮かべてしまうけれど高峰の話にはまったくそれがない、夫(松山善三)が旅行で留守になると鍋でラーメン作って鍋ごと食べようとしたら唇ヤケドしちゃったなんてことまで披露していて笑っちゃいます。2009年に当サイトが出会った対談本のベストはこれ、高峰秀子と大宅の対談はドラマより格段に面白くてドラマのよう、もはや無敵です、高峰秀子という人。振り返れば夢声の「同行二人」(昭和25年)で泪を浮かべて語り夢声も泣き、巴里へ逃亡する直前に対談した「いろは交遊録」では聡明なるがゆえに可哀想だと案じしかし必ず「落ち着く幸福が来る」と予見した夢声は高峰の行く末を的確に見通していた。養母との修羅場の場面で聞き手の大宅が「今お姑さんに悩んでいらっしゃる方、高峰さんのお母さんに比べたら、大したことない」と口をはさんでいますが誰もが納得、それにしても「いばり死に」(高峰)とはよくぞ言ったもんだ。高峰のことばはどこか台所の、アツアツの卵焼きやご飯の匂い、皿が触れあったりお茶を啜る音が聞こえてきそうな、そんな場所から発信されてるようで身体中を揉んでくる、惨めから転化する術すらサラッと語るリアリスト高峰はユーモアの人でもあります。
岸恵子が語る「自立」も興味深くゲストは他に森瑤子 宮尾登美子 三枝成彰。
週刊朝日 B2-370 問答有用 夢声対談・高峰秀子 朝日新聞社 昭和27年2/10号 C:B ¥900 
夢声前白で昭和12年「雷親爺」(PCL)が初めての共演だという。パリから帰国した高峰との対談は「巴里ひとりある記」にも転載されたが初出掲載はこの号。
徳川夢声 B2-381R 問答有用Ⅸ 朝日新聞社 昭和32年 C:B ¥1,900  
トップに登場するのが問答有用では2回目となる高峰秀子、1回目はパリ帰国後、そしてこの回は結婚後の対談。前回と比べるとフッキレタ高峰秀子を感じさせて幸福がことばの端ににじみでる。この対談集(No.9)は淡島千景が蒲田の蓮沼の生れで島津保次郎監督宅の近所でもありお嬢さんとよく遊んだとか、栗島すみ子宅へ踊りのけいこに通っていたとか、宮城まり子も9歳まで蒲田にいて大阪へ移ったとかまったく知らないことばかりが飛びだしてきて驚きの連続。  
徳川夢声 B2-213R いろは交友録 ネット武蔵野 2003年 C:A 帯 ¥900
復刻版ですがレイアウトと表記は変更されている。夢声と高峰の対談はパリ行き前のもの、いい対談です。
「デコ(高峰秀子)」の章で「デコは今、パリにいる」「デコは哀し」と記し何故パリ行きなのか「哀し」なのかを解明している。「勘が鋭い、頭脳が明晰」ということばが繰り返しでてくる。夢声が最後に予想した幸福の訪れは当ったようです。
高峰秀子 B2-105R いっぴきの虫 潮出版社 昭和53年 重刷 C:B カバー切れ 補修済 ¥900
杉村春子、木村伊兵衛、藤山寛美、團伊玖磨など。
高峰秀子 B2-172R いっぴきの虫 角川文庫 昭和58年 初版 C:B ¥800
CONNECTION  
池島新平 扇谷正造  B2-988 風流おかめ八目 修道社 昭和30年 C:B ¥1,200
高峰秀子 川口松太郎 西崎緑 佐藤美子 岩田専太郎ほか。高峰を囲んでの座談では映画賞の話題から結婚のそれへと移る、座談会の付記で「デコちゃんが結婚問題について巧みに煙幕をはっている」として、この後数日後に突如婚約を発表した驚きを書きとめている。
文藝春秋臨時増刊 B2-257R 映画読本 文藝春秋新社 昭和28年 C:B ¥1,600 
 
「女優といふ名の人形」(高峰秀子)の書き出しはパリで体験したジプシーの占いのことばから。続く文章は「絶叫」といってもいいほど、人気女優の「仕事をはなれてもシヤンと立つて歩いてゆける人間になりたい」と。現在地を見つめるただならぬ迫力に圧倒される。
平凡 B2-606 私の巴里(高峰秀子) 昭和27年3月号 C:C 表紙痛み ¥2,000
巴里から帰ってのレポートがグラビアと本文に、
表紙高峰三枝子。  
平凡 B2-380 座談会 スクリーンに生きるよろこび 昭和30年10月 C:B 附録欠 ¥2,600
司会 笠智衆 田中絹代 高峰 佐田啓二 小林桂樹 左幸子 伊藤雄之介。この頃高峰は「浮雲」伊藤雄之介が「警察日記」小林桂樹「ここに泉あり」左幸子「女中ッ子」に出演。表紙は若尾文子。
週刊新潮  B3-902 グラン・プリの顔 新潮社 昭和33年9/29号 C:B 少歪み有 ¥500
昭和33(1958)年ベニス映画祭のグラン・プリは「無法松の一生」、巻頭のグラビア(5頁)を飾るのは主演女優高峰秀子「グラン・プリの顔」、もう堂々たるもの。
平凡 B2-904 私のアルバム(香川京子) 平凡出版 昭和30年11月号 C:B 附録欠 ¥1,700
解乾杯!ジャンケン娘(美空ひばり 江利チエミ 雪村いづみ) ヴェニスの京マチ子 錦ちゃん祭り 折り込みカラー頁は八千草薫、表紙は岸恵子。。
平凡 B2-381 希望対談 浮かれ姫君 高峰秀子 水の江瀧子 凡人社 昭和26年7月 C:B シミ ¥2,000 絶版  高峰が巴里へ旅立つ前の水の江瀧子との対談、表紙は津島恵子。
深田祐介 B2-354R 深田祐介の東西トラベル対談 新潮文庫 昭和61年 初版 C:B ¥400
高峰秀子「旅は道づれ夫婦づれ」 岸恵子「パリから日本を見ると」 サトウサンペイ「海外での失敗談を集めたら、マナーの本になった」など21人との旅見聞録。
佐藤幸子 B2-501R 女の学校 柴田書店 1996年 初版 C:B 帯 ¥600
高峰秀子の講演記録、江戸家猫八 扇谷正造 小川宏 渡辺美佐子ほか。
円地文子 B2-771 男の銘柄 文藝春秋新社 昭和37年 C:B ¥1,500  表紙画 柳原良平
洋酒マメ天国