| CONNECTION |
| 森有正 |
| 森有正 |
| 森有正 1970年の講演「経験について」で息づまるようなこの現実はどこから・・・と問いかけている。 |
| 森有正 ¥500 ひとりひとりが自分のタコツボを持てば共棲あるいは集団のタコツボ化にはならないのではないかと丸山真男(「日本の思想」岩波新書)の反論があります。 |
| 臼井吉見 |
| CONNECTION2 |
| 藤森善貢 良い本の見分け方―それは開きやすいかどうかだ、と著者は明快に答えている。栃折著と重なるところがあります。良い本のお手本。「形態面について」書評でふれる場合はきれいだとか紙がいいとかといった程度で造本の正しい批評は「皆無といっていい」、デザイナーは装幀ではなく絵を批評しているにすぎない(「危機に直面している出版状況」)、と手厳しいこと。こういうことを云う方は今いるのでしょうか。いかに「個性」とやらを顕わにめだたせるか、の土俵にたっての装丁談義ばかりが多すぎませんか。だから藤森の新鮮なこと。うるさいおじさんですよ、この方。<屹立する精神>、ということばを思い浮かべます。藤森善貢1915年生、1985年没。「広辞苑」は最もきびしい本づくりのひとつだったと述懐しています。 |
| 恩地孝四郎 社会科学級文庫シリーズの中の1冊、美とは何かを人間と歴史の接点で解き明かす。 |
| 開高健 谷沢永一 向井敏 |
| 本とコンピュータ2003年夏号 本文にある「昭和読書の風景」は“写真で見る読書の黄金時代”。昭和20年代から30年代頃か、いい写真ですから図書館でご覧ください。 |
| 白上謙一 |
| 良知力 |
| 阿部謹也 |
| 井伏鱒二 長部日出雄 山口瞳他 |
| 山田宗睦 |
| 伊吹和子 |
| 森まゆみ |
| 品川 力 |
| 鴨下信一 野球、囲碁、将棋、映画評から食や身の上相談、学者のエッセイにいたるまで「評価が低すぎる」雑文のなかの名文に光をあてた1冊。独創的な着眼に瞠目。 |
| 鴨下信一 涙の名文、怒りの名文、会話の名文などフツーの日本人が会得し影響を受けてきた「名文」探訪。 |
| 吉本隆明 著作・著者索引がついて便利。 |
| 塩田丸男 紅差指なんてことばも紹介されていますが本からの引用も多く読書案内としても面白い、事項・人名索引が付いていることもメリット、文庫版は「文庫の読み方」に掲載。 |
| 月刊「創」編集部 アンアン ビックリハウス 宝島 写真時代 ブルータス 広告批評 世界など雑誌づくりの「仕掛人」に迫る。 |
| 田所太郎 副題「一業を興した異才たち」。戦後出版人の独創性と個性をクローズアップした優れたドキュメント。昭和の人物史列伝にも重なりここに鮮明な旗をかかげる「人」がいたという印象。 |
| 神吉晴夫 |
| 池島信平 装本 花森安治 |
| 森本哲郎 |
| 毎日ムック・アミューズ編 本・情報をどのように整理しているか、という1点に絞って50人の実例を紹介。今はジャンルが錯綜しているからアイウエオ順がいちばんという上野千鶴子など、ヒントがいっぱい。 |
| アリキ作・絵 松岡享子訳 絵本で「本はどのようにして作られるか」を作家のアイディアから印刷・製本を経て書店に並ぶまでを説いた1冊。原作者は米の童話作家。 |
| 庄司浅水 |
| 紀田順一郎 副題は「文庫蒐集からワープロ活用まで」。実践的な書斎生活のすすめ。 |
| 寿岳文章編 |
| デザインの現場 |
| 柳原良平 巻末に「吾が装丁回想録」「装丁目録」。「洋酒マメ天国」や「生活の随筆」シリーズ、どんな本だろうと読みたくなる「現代野郎入門」(野坂昭荷如 1962年)や「SF黒い宇宙船」(ラインスターク 1967年)など読書への誘い。 |
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| 工藤直子 佐野洋子=絵 現在も新刊書として刊行、入手できます。上掲の「ネコのあぶく」で愛読書として紹介されています。「いつもの見慣れたことばが、この詩集の中では、雨上がりの若葉のようにピカピカ光って見える」、落ち込んだ心を爽やかに立ち直らせてくれる本だと。ホントかなァとひもといてみると、ウーム・・・その通りの本でした。 |
| 工藤直子 ここに綴られた「とうちゃん」は明治の時間が漂い正座が似合う方ですが著者ひとりの父ちゃんだけでなくみんなの父ちゃんでもあるようなそんな懐かしさを湛えて・・・。こんなとうちゃんたちがかっての日本にはいっぱいいたのでしょう。 |
| 工藤直子 それぞれの家族の物語は胸に打ち込んでくるものがあって忘れがたい。親子三人手をとりあって泣きたいような夜だった(岩谷時子)、また生まれ変わったら皆でいっしょに暮らそうね(鴨居羊子)、そしてこの本。「きょうのかあさん、わしにヤキモチ、やいとったのう」(112ページ)・・・泣いていいのか笑っていいのか。「とうちゃんと」はその後「象のブランコ とうちゃんと」(理論社)としてそのテーマのものだけ改訂版で刊行されましたが原型はこの本。後半に収められた茨木のり子の入り方、佐野洋子の真人間問答、長新太へのくすぐりなどにも「とうちゃん」は隣にいる。 |
| 詩と絵 工藤直子 |
| 茨木のり子 手のひらにのる茨木のり子詩集、「みずうみ」を教えてくれたのは山根基世。 |
| 松平定知 この本もさわやか、無色透明のそれではなく気骨のあるすがすがしさ。交友録に山川静夫、山根基世のほか多くの著名人が登場。沢村貞子へのインタビューの話題が光ります。続編を読みたい。 |
| エンマ 引退後の特別対談。沢口靖子(表紙)密着24時間。 |
| 雫石とみ ¥1,000 日記を書くことは魂の記録だと著者はいう。地響きが聞こえてくるような本、「ことばで『私』を育てる」(山根基世)とともに圧巻。 |
| 佐藤忠良 彫刻家佐藤忠良か語る再生へのメッセージ。「いかに多くの無駄をさせるかで育っていくもの」「失敗しながら何回もやりなおす時間を与えなければ」生れてこないもの、それが情操だという(198ページ)。失敗しない効率のいいハウツーばかりが最上最良としてきた生き方の対極を見据える、こんな日本にしたのは私たち大人の責任だ、知らず知らずのうちにもみ手をしてしまういやらしさがでてしまう、偉そうなことは云えないと語る佐藤。 |
| 小林信彦 時代観察者の眼 この方が70歳を過ぎているなんて信じられない、今も続く時代観察のコラムは貴重な記録。何気ない一言がボディーブローのようにあとで効いてくるようなところ、ありませんか。文庫は「こんな文庫がいた」をご覧ください。 |
| 小林信彦 内容もさることながら編集(津野海太郎か)の良さが際立つ。『「仁義なき戦い」スクラップブック』「黒沢だけしか頭になかった」「ドン・シーゲルの暴力的祭典」など鮮やかな映画エッセイの連続上映。 |
| 小林信彦 「およそ信じられないような色の背広・・・」でインタビューに現われた若山富三郎の「無意識過剰」(「子連れ狼」)、「ゲバゲバ90分!」の当時の批評に対する批評(「おれは野次馬」)、集団疎開で体験した不信と集団嫌悪、そして繁栄に重ねてしまう飢餓と焼け跡の眺め、「話し言葉について」で説く「快い会話」の構造などなど、どのページを開いても昭和時代の断面が(著者ならではの批評眼で)蘇りますね。290ページに収めているもののその2倍の重量感すら感じさせます。優れた編集者がいなければこれらの「雑文」も陽の目を見なかったとはいえ他のシリーズとともに復刻できないものか。 |
| 小林信彦 「ヒッチコック・マガジン」の時代 テレビの笑い テレビ台本コント集 道化の世界ほか。 |
| 小林信彦 優れた対談集、 山田宏一の章─「日本の喜劇映画 はじめにエノケンありき」は戦前の斎藤寅次郎、山本嘉次郎から前田陽一、岡本喜八、山田洋次あたりまでおふたりの体験、蓄積、引き出しの多さに圧倒される。名著「日本の喜劇人」と重ねてみる愉しみも。西脇英夫との日活アクション論も卓抜。長部日出雄 清水俊二 和田誠 色川武大 森卓也ほか。 |
| MGM/UA HOME VIDEO 1953年度作品、日本公開も同年。この映画には「無駄なシーンが一つもない」、「このショウ映画のたのしさ、色彩の粋なこと、鮮かなカッティングによる笑い、それらは文字では殆ど伝達不可能・・・」と書いている(小林信彦 「映画を夢みて」「われわれはなぜ映画館にいるのか」の『「MGMミュージカルから何を学ぶか?」─ 「バンド・ワゴン」を中心に─』)。色川武大は「私のようなヴォードビル好きが大絶賛するのは、後半でアステアとブキャナンが競演するナンバー“プランを変えて”だ」(「映画放浪記」「色川武大の御家庭映画館」)と述べていますがこのシーンのブキャナンは「ふるえがくるほど素晴らしい」(小林前掲書)。リアルタイムでこんな映画を見た方は幸せものというほかありませんがソフトがありすぎて何を見たら良いのか分からない未見の方におすすめの1本。 |
| 日本橋が生んだ天才 青島幸男 |
| 青島幸男 ¥1,700 絶版 少年向けの「のびのび人生論」シリーズの1冊ですが少年期から青春時代を、それも母親や近所の幼ななじみ、おじさんたちも登場していかにも微笑ましい。青島幸男の半自叙伝として貴重なドキュメントを含んでいる。 |
| 青島幸男 この明るさ軽さを見よ。日本橋が生んだ二人の天才(もちろん一人は小林)が注いだテレビの黄金時代への情熱。シャボン玉は弾けて跳んだ。 |
| 青島幸男 最初の創作集、表題作のほか「凸凹丸の誕生」「鳥」「失意の男」など全10編。 |
| 青島幸男 石ノ森章太郎 「大日本カル派宣言」の加筆・訂正判。10年前の本ですがバブルが消えた現状を痛烈に批判。 |
| 青島幸男 |
| 青島幸男 |
| 青島幸男ほか ¥2,800 中山千夏や谷啓そして青島門下の河野洋ほかが登場。第1号といっても刊行されたのはこの号だけ。 |
| 小林信彦 |
| 小林信彦 |
| 小林信彦 著者26歳から37歳までの日々。時代と他人への「こだわりの記録」だと書いています。社会との距離感が全編に漂い苦味というか(著者のことばでいえば)毒っ気が効いていて60年代青春は錯綜の真っ只中。 |
| PLAYBOY 創刊9周年記念号、小林信彦60年代日記の新連載第1回が掲載された。編集部によるプロローグ(カラー見開き)が興味深い、1960年─「ジョン・レノン・20歳、吉永小百合・15歳、大江健三郎・25歳、(略)黒澤明・50歳、山口百恵・1歳、ビートたけし・12歳、田中角栄・42歳」その時小林信彦は27歳、「1960年に、あなたは、何をしていましたか?」 |
| 別冊新評 ¥2,200 |
| キネマ旬報別冊 マルサの女やトップガンが人気の年、週休2日制が定着しだしたのもこの頃。「映画の醍醐味100本」セレクションや「フレッド・アステアを追って」ビデオで見るベスト・テンなど。 |
| 小林信彦 |
| 小林信彦 邦画ベスト100には教えられました、山口百恵「霧の旗」(西河克巳)をあげているところなどさすが。余談ですが単行本が絶版になって急に光彩を放つ本ってありますがその1冊ではないか・・・。 |
| 小林信彦 ¥1,200 |
| 小林信彦 喜劇への花束 架空シネマテークほか。絶版になった「われわれはなぜ映画館にいるのか」を再生させる目的で刊行されたと「あとがき」に。 |
| 色川武大 ただ生きているだけですでにかなりの運を使っている、という指摘など近未来予知(能力)をも織り込んだ色川版人生道場。 |
| 色川武大・長部日出雄・村松友視 画 和田誠 4人の座談会「不良少年の戦後人物誌」を巻末に、それぞれの戦後がつづられる。色川から順に1929年、34年、40年、36年の生まれ。少年たちが見た敗戦後のコントンが強烈。 |
| 阿佐田哲也 |
| 色川武大 解説の小林信彦がこの本は「もっとも色川武大<らしい本>だ」「エッセイではあるが文学である」と論じている。サブタイトルの“命”はシャレであってその実大マジメ。 |
| 色川武大 |
| 色川武大 副題は「映画ビデオ・ガイドブック」。写真満載で、読んで見て愉しめる洋画ガイドではありますが色川はここにも「天国」を見ていたはず。初出は昭和62~64年「週刊大衆」オール・ザット・ビデオ。 |
| 色川武大 忘れ去られていく芸人たちを掘りおこす、懐かしき時代の役者たち。 |
| 色川孝子 |
| 阿佐田哲也 解説は丸谷才一、阿佐田・色川全作品のなかで「とりわけわたしの愛惜する本」だとあります。 |
| CONNECTION |
| 三木鶏郎 僕は特急の機関士で(一九五〇・昭和25年) 日本文化史冗談版・民放始る(一九五一年・昭和26年) ユーモア劇場・ピーコポン(一九五二年・昭和27年) ヒット・メロディ。 |
| 三木鶏郎 「冗談十年は上中下の3卷刊行されてこれは下巻。ラジオ放送「ユーモア劇場」(その前身が「日曜娯楽版」)の誌上ノーカット版。最初の「刊行によせて」で中野好夫、横山泰三、小沢栄、宇野重吉、山本嘉次郎、吉村公三郎、林謙一がエールを送っています。三木鶏郎の仕事はテレビの黄金時代にもバラエティ、ポップスやCMにも影響を与えている、というより源流か。 |
| 三木鶏郎 糖尿病の敵はストレスと多忙だという著者がつづる時代史でもあります。乾いた独特の文体! |
| 三木鶏郎 |
| 筒井康隆 |
| 大橋巨泉 昭和46年刊の改訂版、著者の唯一の麻雀定石書。 |
| 井上陽水 |
| 別冊・話の特集 |
| 文藝別冊 |
| 黒鉄ヒロシ 優れた昭和追憶の書。 |
| 古川緑波 昭和13年から27年までの古川ロッパの「エンタテインメント評判記」、批評というものがキッチリ存在している、批評の存在は文体と無縁ではないようだ。昭和25年以降になると双葉十三郎や小森和子、淀川長治らおなじみの本が取り上げられている。当サイトが何年も探している本がこの本の中に何冊もあります。 |
| 久世光彦 巻末の座談会が圧巻、新藤兼人が溝口健二に高橋治が小津安二郎に触発されたように加藤治子、小林亜星、久世が語る向田の世界は尽きせぬ魅力に満ちている。「昭和三十三年頃から変わり始めて、バブルですべてなくなってしまった何か大事なものを、向田さんはとても丹念に見続けていましたね」(小林)。「ここにいる三人なんて、みんな恥の多い人生じゃないですか](小林)を受けて向田は「本質的に卑しくさえなかったら、・・・許してしまう。優しい人」(加藤)。この辺りはちょっと可笑しくて細部を知らないと分からない(つまりはプライベートなことが絡んでくるわけ)のですが原文でどうぞ。 |
| 久世光彦 扉の後ろに「向田せいさんへ─」とあります。 |
| 本田靖春 向田への追慕で最も印象深いもののひとつが本田靖春「賢姉愚弟」(「向田邦子ふたたび」文春文庫)と「向田さんのこと」(向田邦子作品集3「冬の運動会」月報)。「向田さんの視線に出遭ったその瞬間」に「斬(や)られる」と直感したと。別れ際の「一刀両断」が鮮やか、胸を抉られただけでなく爽快ささえ感じられて・・・。「誘拐」は一気に読める迫力、名著。 |
| 文藝春秋編 |
| 日本放送作家協会扁 収録のシナリオ「戦後最大の誘拐・吉展ちゃん事件」(柴英三郎)については2007年5月の備忘録で触れましたが本田靖春(原作)─向田邦子の追憶とともに語り継がれるTVドラマ(昭和54年6月放送)。近代が抱える闇が感じられないでしょうか。 |
| 向田邦子 月報付。巻末にあるキャストを焼きつけて読みだせば止まらない面白さ、怖さ。月報のエピソード(鴨下信一 岸本加世子 大山勝美 竹脇無我 谷川俊太郎)と「全対談」の竹脇無我の章もおすすめ。 |
| 向田邦子 怖いですよこのホームドラマ、ちんまりした家庭劇や情緒ドラマを想像していると向田の冷徹なメスは容赦というものがなくすべての上っ面をはぎとって、それどころか狂気の種さえ抉りだして背すじがゾクゾクしてくる。甘ったるいTVに慣れた方にとっては毒に近いこの苦みがこたえられないかもしれない、天才としかいいようがないせりふの妙も味わえて・・・しかし大人の世界ですね、幼児化というかタコツボ化というのか、いつのまにか目につくものは子供っぽいものばかりになってしまって。当サイトはこのシナリオを追いながらオトナの世界は確実に後退しているのではないかと疑りはじめました。余談ですがこのシナリオに頻繁にでてくる「夕暮れ」の描写には酔いました。 |
| 向田邦子 月報付。最終章の「びっくり箱」はそのまま向田邦子の世界、硬く緊張した空気が溶けていくところに向田の眼を感じました。ダメな男(女)でも大丈夫とそっと後押ししてる力かな。 |
| 向田邦子 「ここまで凄いと、お手上げ状態。僕は画面の前で、まるで初めておもちゃを与えられた赤ん坊のように、ただポカンと口を開けて画面を見つめるだけだ」(三谷幸喜のありふれた生活445 2009.2.27朝日新聞夕刊)と三谷が記すのは向田のシナリオのこと、すぐ続けて「『阿修羅のごとく』という連続ドラマは、僕からすれば、神様が書いたシナリオである」と。カミサマが書いたシナリオという表現は読んだ方は何かしら感じることではなかろうか、「冬の運動会」「幸福」だって“この場面を描いていたとき向田の肩に天使(または悪魔)が止まってたんじゃないか”とゾクッとすることありませんか。また差し込みの月報1(早坂暁 和田勉 八千草薫)のいいこと、八千草が向田から「嬉しかったわ。みんなお化粧してないんだもの」ととても嬉しそうに語りかけてくれたと書いています。そして早坂が向田とは同年生まれであり「・・・なにか、小学校も一しょで、私は中学、彼女は女学校へ入っても、同じ汽車通学で、毎朝顔をを合わせていたような感じが、彼女にはあった。/その話しっぷりや、笑いっぷり、ことにうしろ姿が、旧制女学校の女学生であった」(/は行替え)と。 この月報1(コピー判)は無料でお送りしますのでご希望の方はどうぞ(送料は実費)。 |
| 向田邦子 大和書房の「向田邦子TV作品集 月報11」で久世が向田作品のなかでは寺内貫太郎一家が一番だとし加藤治子も「ご自分でも言ってらっしゃいますね。私にとっては『だいこんの花』と『寺内貫太郎一家』だ、という風に言っていますね。」と発言し「生前、シナリオを出版するお話をした時も、向田さんはこの二作は絶対に入れてほしいとおっしゃってました」と版元の編集者が補足している。 語られること多く読まれること少ない向田シナリオ集のひとつですが岩波現代文庫の向田邦子シナリオ集(全6巻 2009)には残念ながら収録されず。 |
| 向田邦子 ¥7,500(2冊揃) 「生前、シナリオを出版するお話をした時も、向田さんはこの二作は絶対に入れてほしいとおっしゃっていました」(編集者の発言) 「ご自分でも言ってらっしゃいますね。私にとっては『だいこんの花』と『寺内貫太郎一家』だ、という風に言ってますね。なんか気持が好きだとかね。」(加藤治子 太字は強調付) 以上は月報(向田邦子TV作品集 月報11)からの引用。 |
| 向田邦子 向田は森繁から学んだことのうち“一番大きなことは、「ことばは音である」ということでしょう”と書いている(「花束」)。そして当人の森繁は「向田文学の初期のエッセンスが『重役読本』には詰まっている」と語り「文才の冴え」に注目していた、と(「向田邦子」を語る)。巻頭にある向田の森繁評がいい、「胡散臭さ」が好きだ、というところ。 |
| オール讀物 炉部対談 「食」は文化なり(團伊久磨 向田邦子)は 1981年1/7 NHKの新春対談の活字化。「静かな目」と題した團伊久磨の追憶は心に響く。森繁久彌「向田邦子」を語る 『重役読本』には向田文学の初期のエッセンスが詰まっていると語る。東宝の<社長シリーズ>のシナリオを一本書いてもらった、ボツになったが(散逸してしまった)「幻の名作」だと話している、向田が映画シナリオを書いたとは・・・ 青島幸男×景山民夫の対談「シャボン玉から生まれた直木賞」 田村高廣×高橋治「阪妻の背中を見た少年」。 |
| 向田邦子 帯にあるように向田邦子の最後のエッセイ集、装丁も本文もイキイキしていてどこからでも読める気楽さと繰り返し読みたくなるセンスを併せ持つ。 |
| 上野たま子 栗原敦編 話題の中心は欧米の映画でありスターなのですがこの時代ならではの断片が舞っています、向田邦子の「青春」の時代とは。、 |
| 小林竜雄 |
| 向田保雄 |
| 山口瞳 吉行淳之介他 文庫本は「対談の時間」にあります。表紙画はどちらも同じ。 |
| 東京人 特集 昭和の暮らし再発見。加藤治子、久世光彦、向田和子が語り合う昭和時代の記憶。 |
| 文藝春秋編 文庫化されていますが向田の舌鋒が垣間見える座談会「男の品定め」が収録されていない、別ものと見たい。A4判。 |
| 小説新潮 没後25年特集 向田邦子×常盤新平 黒柳徹子×向田和子 「あの時“どうしたの”って言えば別のスイッチが入ったかもしれないのにって、その悔いだけは何年たっても消えない」(向田和子)というところ震えました。 |
| 知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 樹木希林 大石静 伊集院静 小林亜星 大石静が「こんな本、撮れねぇよ!」と台本を放り飛ばした久世を語っています、いいエピソードです。 「チェ・ゲバラ 革命への旅」は戸井十月 |
| 佐野英子 「向田さんが赤坂で食事のお店を開店なさる折・・・」のところに接点があります。「俳優 佐野浅夫のお弁当を作り続けて40年」が副題。弁当の献立から買物、器、生活史まで。 |
| 半村良 解説は向田邦子、これほどセンスの良い読者評もめずらしいのではないか、「おんな舞台」は(オトナの)おんな入門でもある。半村はいい読み手に会えて幸せというもの。 |
| 塩田ミチル 今でこそこの手の類書は数々あれど塩田の本が元祖ではなかろうか。年季が違うというのか雑本のなかでこんな1冊に巡り会えた時の嬉しさは格別。生来の食いしん坊が手帖にギッシリ書き込み味わってきたうまいもの話を「自分だけで一人占めしているのは何だかもったいない」(4ページ)、この幸せをおすそわけしたいというのが本書のキッカケ。情報の羅列ではなくあちこち寄り道をしながらのお話しがこれまた美味、例えば ─ 「ところで、とってもおいしい梅干しがあるの。取りにいらっしゃいよ。」そう電話してきたのは向田邦子、しかし「残念ながら私は梅干しが大ッ嫌い。『そんなのいらない!』そして続けている「それから間もなくです。たまたまよそから頂いた梅干しがとてもおいしくて、私はあっさりと梅干し嫌いを返上しました。そうなると向田さんの梅干しが気になって仕方ありません。」電話をかけようと思っていた矢先にあの悲報が・・・。その梅干しとは鎌倉の長谷駅から少し歩いた店で求めることができると詳しくつづられている。塩田と向田は実践女子専門学校(国語科)の級友。この本の中で向田は随所に登場してきます。山本嘉次郎が賞めたという和歌山県御坊市の店の醤油だとかこれまた向田が喜んだという富山の味醂干しだとか中華街(横浜)のうまいもの店の紹介だとか黒門市場の話題などあきれるばかりの濃さ。(今の時点だと)情報が古いから実用には向かないって・・・そんな疑問には“判ってないね”というほかありません。 |
| 和楽 鎌倉の旅が詳しくて読み応えがあります。 |
| 浅野陽 |
| 檀晴子 今や当サイトの定番。著名人の自宅でお手製の料理を半ばムリヤリごちそうになるという企画、気どりがなくて普段着の生活感が漂っているところが愉しい。単行本はなくクロワッサン誌上に連載されたもの。増田れい子 向田鍋、和田レミ チョコレートケーキ、原田芳雄 天ぷら、田中小実昌 爆笑目玉焼きなど。 |
| クロワッサン別冊 「特別編集 猫・全エッセイ 向田邦子」が収録されています。 |
| 中川一政 |
| 秋山ちえ子 ¥1,600 「炎のなかにいた-向田邦子」「羨望」の章は鮮烈。串田孫一の装丁のセンスが良くて本(の内容)はもちろん造本も光る、おすすめの1冊。 |
| 秋山ちえ子 「花のある長女」で“向田邦子に入れあげている”(秋山のことば)著者の深い想いが綴られています。いつまでも余韻が残る文章です。この本は「美しく老いること」を静かな、力強いテーマにしたものと感じましたがどうでしょう。 |
| 岸本加世子 この方の存在の魅力というのも凄いものがあります、「わたしが会った芸能人」の章で「女優というものを知」ったのは「あ・うん」だったとあります。 |
| 銀座百点 向田「チョンタ」 上坂冬子「銀座取材帖 トンカツ名人」(文春文庫「銀座ゆうゆう人生」に収録されています) 『円地源氏』物語 収録。 |
| 銀座百点 向田邦子・和田勉・久世光彦「ブラウン管の裏側で テレビよもやま話」 |
| 倉本聰 誰にも青春があった 昭和50年10月「前略おふくろ様」は始まった。再放送でつかまえた「6羽のかもめ」も強烈でしたがこのドラマにも狂いました、あれから30年近い時が過ぎ去ったとは・・・ |
| 倉本聰 |
| 倉本聰 |
| 倉本聰 |
| 倉本聰 |
| 倉本聰 |
| 倉本聰 |
| 倉本聰 収録作品 おりょう 父(とん)ちゃん 祇園花見小路 ばんえい りんりんと うちのホンカン 幻の町 嘆きのホンカン。巻末に白井佳夫との対談。 |
| ドラマ 山田太一「タクシー・サンバ」全3話も収録。 |
| 倉本聰 駅STATIONには「純」が収録されています。かってキネマ旬報で映画化の企画があった幻の青春ドラマ。その後、映画化されてはいますが別ものと断り書きがでています。 |
| 倉本聰 |
| 倉本聰 |
| 倉本聰 |
| 倉本聰 この本に収められている「断章 田中絹代」「断章 石原裕次郎」は当サイトにとって永遠の文章。今年は田中絹代の生誕100年、晩年の田中絹代を「前略おふくろ様」の進行とともに描く。そして裕次郎は著者と同年生まれで3日違いの誕生だとありターキーと裕次郎が隣り合わせに住んでいたころからのつきあい。裕次郎は「命に終りがある」その時に何を希求していたか、この回想は確か「文藝春秋」に最初掲載されたと記憶していますが裕次郎について書かれたベスト。心にしみる文章とはこういうものでしょう。 |
| 倉本聰 昭和51年放送。ドンパチが極めて少なく苦味と陰影の効いた大人の刑事ドラマ。渡哲也、高品格も良かった。 |
| 倉本聰 昭和52年、健さんテレビ初登場で話題になったと記憶しています。こちらも兄弟(兄と妹)という家族設定。 |
| 倉本聰 放送は昭和52(1977)年、鳶職を演じる高倉健を軸に大原麗子、滝田ゆう、大滝秀治、倍賞千恵子ほか。扉ごとにスチールがあって読みやすい。 |
| 倉本聰 「冬の華」(昭和53年東映 降旗康男)は高倉健、池部良、小林亜星、小沢昭一、岡田真澄などが出演。任侠でも実録でもなく喪失(あるいは昭和の崩壊)のドラマ。「ブルークリスマス」(昭和53年東宝 岡本喜八)も収録。 |
| CONNECTION |
| 倉本聰 |
| 寺田農 |
| 風吹ジュン |
| 八千草薫 やわらかくて激しく・・・この年に刊行された出版物の収穫のひとつ。解説の山田太一の文章もいい。山や自然の好きな方にはとりわけこたえられない本。 |
| 山田太一 1984年4回連続で放映されたTVドラマのシナリオ、女子プロレスの門をたたく輝きたい少女たちの青春前期。 |
| 山田太一 カバー表紙に「孤独な老人の『心の旅』を晩秋のみちのくの風景のなかに描いた表題作」とあります、笠智衆 沢村貞子 小沢栄太郎 藤原釜足が出演した老人ドラマの傑作、放送は11985年(NHK 演出深町幸男)。さけられない老人の生と死を遠くから静かに見つめ続ける。この秋に再放送されましたがこのテーマは古くなるどころか普遍。 |
| 山田太一 1986年6回連続 TBSで放送。「小学校のうちは、元気よく遊んでなさいって、心からいいたいわよ。でも、そんなこといってると、それが一生にひびいてくる時代なの」─小学生の受験、学校での風景、子どもたちのつきあいなどに漂う「病理」の断面に子どもの「詩」がそっと差しこまれる。20年前のドラマとは思えない、再放送できないでしょうか。演出 恩地日出夫。 |
| 山田太一 「暗い体験などせずに、健康で明るくて、性格がよくて、どんどん大金を稼いで、というような向日性ばっかりの人が愛されたり」するけれど人間は不透明の闇を抱えている、その闇を見つめることは不用なことか。何にでも広く光が当てられそのくせ少しも分かった気にならない、現実への洞察も想像力もいいかげんなところで理解したことにしてまぎらわせ観念のことばが社会を引きずる。そこにあるのは巨大な無関心と知性の衰弱ではないか。山田太一が若い人たちへ、自分自身へ問いかける。 |
| 山田太一 |
| 山田太一 |
| 山田太一 順に1987年、1986年に放送。 |
| 山田太一 |
| 山田太一 |
| 山田太一 由子「外へ行けば、あなたよりやさしい人、一杯いますよ」周吉「優しけりゃあいいのか」由子「威張ってるよりいいです」周吉「そんな男に限って、仕事は出来ない」由子「仕事なんて、そんなに大事ですか」のやりとりがあって「あなたが自分を変える気がないなら、とり返しのつかないこと、しちゃいます」(第2話)と続く夫婦の会話。鶴田浩二、八千草薫、杉浦直樹、井川比佐志、平田満などのピッタリ決まったキャストで昭和61年NHK放送(6回連続)。TVドラマの傑作中の傑作、シナリオ(特に会話)の凄さ、配役の妙、社会性などこれは奇跡のドラマ。 |
| シナリオ TBS放送の90分ドラマ「同棲時代」(梶芽衣子と沢田研二)はいまだに映像が甦るほどの傑出した青春ドラマ、「ありふれた奇跡」のふたりにも同じ匂いが受け継がれているように思われますが・・・。 |
| 南風洋子 定価1,785円 ¥1,000 女優南風洋子(1930─2007年)は竹腰美代子と同年生まれで昭和5年神戸生まれ、かってTV「徹子の部屋」終戦特集でこの方の戦争体験(この本にも詳しくつづられている15歳の「驚天動地の出来事」、それはまさしく深く拭い去ることができない傷跡だった)を見た記憶は未だに鮮明、人間不信からの復活の歩みをつづる南風のことばは圧巻。この本は南風洋子追悼集でもあります。 |
| 銀座百点 「今月のエッセイ」石井好子 三浦哲郎 桂文珍 宮城谷昌光 「『おとなの恋愛』を読む」 名手が語る恋愛小説の魅力(山田太一 林真理子) |
| 早坂暁 夢千代日記はNHKテレビで昭和56年・57年・59年に放送。映画は1985年東映で公開、監督浦山桐郎。 |
| 早坂暁 |
| 早坂暁 |
| 早坂暁 1971年放送(NHKテレビ)の「ずっこけ時代劇」。巻末のキヤストには唸ります、ほとんどまったくビデオが残されていないという。 観た方は幸せもの。 |
| 早坂暁 |
| 早坂暁 |
| 早坂暁 ¥2,700 「けんかえれじい」(鈴木隆)とともに語り継がれる永遠の青春群像の傑作。 |
| 早坂暁 |
| 早坂暁 |
| 早坂暁 「ピカドン」「渥美ちゃん」と続く章には泣けました。上林暁 宮沢賢治 桂枝雀 自由猫たち 荷風 核戦争と拡がる早坂暁の世界。 |
| 早坂暁 向田邦子が生きていたらこの本を手にして感激したことでしょう。本文をモチーフにしたカバーの絵(エッチング 牛尾篤)も素晴らしい。 |
| 食の文学館 ¥500 編集長対談 昭和の風光 瀬戸内で送った青春時代の一齣 早坂暁。: |
| 日本放送作家組合編 ¥1,600 収録シナリオ 灯の橋(水木洋子) 真夜中のあいつ(山田太一) ユタとふしぎな仲間たち(早坂暁) 冬の花・悠子(八木統一郎) 6羽のかもめー乾燥機ー(倉本聰)ほか |
| 大西悦子 ドラマはどのようにして作られるか、「奮戦」という言葉そのままに闘うプロデューサーの世界。 |
| 色川武大 あちゃらかぱい 寄席放浪記 なつかしい芸人たち 解説立川談志。 |
| 色川武大 喰いたい放題 唄えば天国ジャズソング 色川武大の御家庭映画館 解題 中村とうよう 月報 山田洋次。 |
| 色川武大 阿佐田哲也の怪しい交遊録 街は気まぐれヘソまがり 雑纂Ⅱ 解題 伊集院静 月報 都筑道夫 黒川博行。小文集(交遊録)が収録されていますがこれが良くて・・・。 |
| 色川武大 うらおもて交遊録 私の旧約聖書 雑纂Ⅰ 解説 加賀乙彦。 |
| 近代麻雀オリジナル 阿佐田哲也生涯アルバム 未収録作品「雀師流転」掲載 追悼座談会など。 |
| 阿佐田哲也 「わが人生とギャンブル」の首章で「類型的になってはならない」と「不良少年諸君」に語りかける。 |
| 阿佐田哲也 |
| 阿佐田哲也編 |
| 阿佐田哲也 |
| 色川武大 |
| 色川武大 矢野誠一、立川談志、淀橋太郎、鈴木桂一、菊村到がゲストに。 |
| 有吉光也 淀橋太郎 滝大作編 「戦時下の浅草」(色川武大) 座談会「世の中、ノン気だった」有吉光也 淀橋太郎 色川武大 村尾一郎 朝霧鏡子 |
| 小林信彦 |
| 小林信彦 |
| 小林信彦 1980年から81年にかけて発表されたもの。本文とカバーのイラストは峰岸達。 |
| 小林信彦 |
| 夏目漱石 |
| 夏目鏡子 松岡譲筆録 |
| CONNECTION |
| 季刊「銀花」 特集は古時計・湖山日月。4ページにわたって栃折の作品がカラーで紹介されています。串田孫一の解説ページも。 |
| 季刊「銀花」 山を愛した文人、哲学者串田孫一の世界。 |
| 小林信彦 写真荒木経惟 ¥1,600 第十章「神田・神保町」で神田界隈が映画の街であったとしてその歩みを追う、いきつくところは徳川夢声。古本屋の町、神保町については「売っている本が新しすぎ」て面白くないと。いやはや手厳しいこと。 |
| 小林信彦 写真荒木経惟 ¥700 東京3部作のひとつ。中央公論社版の改訂版。「昨日を超えて」「死語ノート」と合わせて読むと時代がくっきりと浮かびあがってきて興味津津。 |
| 季刊東京人 対談・大川いまむかし 吉本隆明/小林信彦 、吉本は月島の生まれ、昭和14・5年まで佃島にいたという。 |
| 東京人 日本橋出身の近藤富枝・小林信彦の対談がいい。今は亡き幻の町をめぐる。下町の人は遊びのために生きていたなんて、うらやましい限り。 |


| 手塚プロダクション編 |
| 朝日ジャーナル臨時増刊 |
| 私のアトム展実行委員会編 |

| 栃折久美子 和本とじの原理とヨーロッパ製本工芸の技法を結びつけて考案された「パピヨン」かがりはこの本で初めて紹介されている。絵本づくりとありますが手製本の基本はこの1冊で充分。定価は現在のもの。 |
| 栃折久美子 佐藤忠良の「触ることから始めよう」(講談社 1997年)には触覚感ということばが繰り返し強調されている、青少年向けの人生論ですが指で触れる感覚を土台に発言している方のことばは謙虚で自然で力がある。栃折の3冊目の技法書であるこの本も同じ、頭と手を直結させて自分で本を創る愉しみ、それも糸でかがっての製本だからほとんどすべてといってもいいほどの自費出版の製本とは根本的に違う。開きが良くて丈夫で・・・。本の素をたどる手作業はどこか人の素に還ってゆくような充実感がある。今、ワープロでのところはパソコンでに変りますが基本は変わらず。 |
| connection |
| 岡野暢夫 |
| 田中淑恵 |


| CONNECTION |
| 深田祐介 向田邦子全対談」に収録されていない対談(「日本のホームドラマ輸出計画」)があります。 |
| 雑誌の本の特集 |
| 鳩よ! こんなに面白い本を読み逃がすな!」隠れた名著を探す。 |
| 鳩よ! 「手造り本から自費出版まで20の方法」、栃折久美子さんに聞く「私家版作りの方法」のページもあります。 |
| 別冊・話の特集 向田邦子が選んだ食いしん坊に贈る本100冊。 |











| 山田宏一 ¥1、000 絶版 |
| 山田宏一・宇田川幸洋 訳 「汚れた顔の天使 ジェームズ・ギャグニー自伝」。なぜか共訳と単独訳版と2種類あります。追記 「走れ!映画」に出版社(出帆社)がつぶれてしまった、とありますがその辺の事情でしょうか。 |
| 山田宏一 訳 |
| 映画評論 森卓也「男一匹! ドン・シーゲル」、シナリオ「突破口」。 |
| キネマ旬報 都筑道夫×小林信彦 双葉十三郎 森卓也ほか。長谷川一夫追悼号でもあります。 |
| 山田宏一・蓮實重彦訳 現在、「定本」版が刊行されています。邦洋画の枠をとっぱらう面白さ。 |
| 紀田順一郎 月世界旅行、ファントマ、カリガリ博士、下宿人、メトロポリスなどサイレント期のフィルム・コレクションから「古典映画」誌上再上映を試みた画期的な1冊。 |





| 山根基世シリーズ およそ古書店向けの本とはいいがたいのですがいい本だと思います、文庫も含めて絶版になっているものが多く、もったいないことです。第1作「であいの旅」で向田邦子の著書から数ヶ所引用されていて「励みにした」とあります(「歩きながら」の「長女の哀しみ」にも向田との座談の想いでがあります)。呑んだくれで悪ガキだったという著者の弁にはビックリしましたが、土の匂いと海の香りが漂ってくるようなエッセイ。心の向きがまっすぐなところと独特のセンスには脱帽。「旅のあとさき」の猫物語もおすすめです。「ネコのあぶく」にはお気に入りの本の紹介ページがあります。 |
| 山根基世 |
| 山根基世 |
| 山根基世 |
| 山根基世 |
| 山根基世 |
| 山根基世 借り物ではない「自分のことば」を育てるという著者のメッセージは人間の根っこにまでたどりついたようです。まっすぐ遠くまで見る姿勢に脱帽。 |
| 山根基世 「町や村の片隅で、密かに、志高く、自分らしい生き方をしている女性」(はじめに)との対談集、おおらかで芯があってけなげな誇り高き人たちのことばが何と力強く柔らかに響いてくることか。日本の放送史に残る傑出した番組「列島縦断女のくらし」。これが「ことば」なんですね。 |







| 倉本聰 収録は第1部の1、3、6、8、12、16、23、26話(最終回)の8編。卷頭に「追悼・田中絹代さん」巻末に山口瞳との対談。この対談は面白い、なおこのシリーズの「倉本聰テレビドラマ集1」は「うちのホンカン」。 |
| 倉本聰 小松政夫、桃井かおり、室田日出男、川谷拓三、北林谷栄、小鹿番、坂口良子・・・役者と台詞がピッタリ重なってドラマの中の役柄がそのまま生き続けるという稀有な名作。第1部2巻、2部2巻を全収録。 |
| 栃折久美子 ¥1,200 記念すべき著者のデビュー作。表紙の図がいい。30年前の出版になります。ベルギー・ブルュセルでの留学記。「森有正先生のこと」と併読すると感慨もひとしお。 |
| 栃折久美子 少しオーバーですが1980年代に日本でこういう書物が商業出版の分野で作られた、と誇りたくなるような1冊。もちろん21世紀へ伝えていきたい本のひとつ。活版印刷、糸かがり、見返し紙なし、別丁扉なしの本だとある。レイアウトも特筆すべきでしょう。 |
| 栃折久美子 ¥4,500 |
| 栃折久美子 読むたびに「!」を感じさせる、読み直す度に発見がある。「商品として徹底的に考えぬかれたものは、必ず見た目に美しい筈だ」(53ページ)ということばなどどうだろう。緻密な考えぬかれたことばに会える本です、四六判ハードカバ 。 |
| 栃折久美子 |









| 古書藍書房 MENU |
| 飯沢匡 「本の糸とじを考えるブックデザイナー」の章で栃折久美子登場。女性花火師、女性杜氏、女性船医など情熱の人たちとの対談集。 |
| 飯沢匡 |
| 飯沢匡 「今日の日本のテレビが低俗なのは、笑うものが多いからでなく習練の美による笑が少ないからである」(「日本の喜劇」) 「フランキー堺論」の中に日本の喜劇の屈折がつづられています。 |
| 友竹正則 「彼女の素晴しいところは・・・」と栃折とその文章について触れています。この本もなかなかです。 |
| 森有正 |
| 臼井吉見 |



| 地獄シリーズ(集英社版) 1980年代初期に刊行。映画に読書、旬の芸と時代観察、さらには東京懐古と小林信彦の世界は今も続く。「地獄の読書録」は1959年から1969年までの「活字中毒者」によるミステリィーを中心とした本めぐり。ノンフィクションも収録されて著者がいうように「六〇年代そのもの」。案外地味(?)なせいか陽の目をみない1冊のようですが圧倒されます。ちくま文庫版は「こんな文庫がいた」に。 |
| 小林信彦 |
| 小林信彦 |
| 小林信彦 |
| 小林信彦 |
| CONNECTION トップはアクション映画を丹念に掘りおこした西脇英夫の本から。 |
| 西脇英夫 ¥2,500 |
| 渡辺武信 ¥1,700 「日活アクションの残照」のニュー・アクション論から「任侠・股旅映画の崩壊」に至る論評には圧倒されます。「ワイルド・ジャンボ」(1970 藤田敏八)のラストシーンを「世界がついに遊戯者たちをとらえきった瞬間を表示している」と抉りだしたセンスにはシビれました。この方の映画論が今も新しいのはなぜか。 |
| 渡辺武信 |
| 原田雅昭 |
| 小林信彦 大瀧詠一 |
| 山崎巌 |
| 山崎忠昭 ¥1,600 |
| 太陽 映画もジャズもミステリーも、みんなJ・J氏が教えてくれた。 |
| 鳩よ! |
| 植草甚一 |
| 植草甚一 |
| 宝島 ビジュアルメモワール お別れレポート 追悼文集 年譜。 |
| 植草甚一 副題は「バップ時代のジャズ・レヴォリューション」。 |
| 植草甚一 副題は「僕の好きなニュージャズの巨人たち」。 |
| 山下洋輔 |
| つかこうへい 大竹しのぶ主演のミュージカル・ドラマ。写真とシナリオの併用による「紙上劇場」、「かけおち’83」併載。 |
| 虫明亜呂無 正木正之編 ¥800 |
| 高平哲郎 ¥600 |
| 新劇 日本の喜劇人(史)特集として充実した内容、てなもんや三度笠のシナリオ掲載はここにしかないのではないか、巻末の「参考文献」も役に立ちます。小沢昭一・小林信彦 対談 喜劇人の多様性 戦後喜劇人史 澤田隆治 私説・コメディアン史 まずはエノケンから 木村隆 インタビュー当世喜劇人気質(渥美清 三波伸介 財津一郎 堺正章) 井上ひさし てんぷくトリオのコント 登川登志緒 てなもんや三度笠 随筆コーナーには 井原高忠(「乾いた笑い」について)はじめ熊倉一雄 里見しげみ 向井爽也らが・・・。 |
| TBS VIDEO 昭和49(1974)年 1/16から10/9まで39回放送されたものから2編を収録。「周平の恋」「静江の嫁入り」。貫太郎の母親役を演じた樹木希林(当時)が傑作。こんな感じのドラマだったのです。1974年は戦後初めてマイナス成長を記録した年、オイル・ショックによる「狂乱物価」が追い討ちをかけ高度経済成長の終わりを告げた年と云われている。長嶋が現役を退いた年でもありました。 |



| 栃折久美子装丁の本から |
| 富岡多恵子 「装丁ノート」の「私と文庫本」にこの本の写真があります。文庫はジャケットの表だけの仕事だから「画家の仕事に近い」、「さっぱりした感じ」になるよう心掛けているとある。さて小説の方ですが主人公は古書の通信販売に携わり豆本づくり精魂を傾ける一風変わった老人・・・。 |
| 田辺聖子 ¥700 装丁はもちろん栃折ですが本文のなかでも(「夢を追う人たち」)登場。やっぱり、そうでしょう、と前から感じていたことを田辺がさすがに練達の筆で書いています。顔がいい、文章がいい、と。「モロッコ革の本」に写真がでていますがいいんですね。田辺は「余分なものが洗い流されて意志だけ残ったというような」イイ顔だと。その作家の才能を「あからさまにすることが多い」ゆえ「・・・いまはエッセーを細心の注意で書く」とあとがきにありますが、納得いたしました。それにしても栃折久美子の「装丁の本」(もちろん今まで手がけた集成ですが)出ないものでしょうか。 |
| 田辺聖子 |
| 田辺聖子 |
| 秋山ちえ子 |
| 吉行淳之介 絵はクレー「密室」、レイアウトとして名前があります。不思議なことにこの文庫本はたいがい別の方の装丁で出ていますね。栃折バージョンは意外に少ない。 |
| 吉行淳之介 見返しに吉行個人のノート(創作メモ)を使っています。栃折のアイディアだと「あとがき」にある。安岡章太郎、川村二郎、北杜夫、有馬頼義ほか。 |
| 宮城まり子 宮城まり子の著作のなかで最良の1冊。 |
| 日本経済新聞社婦人家庭部編 ¥800 徳川夢声の追憶(中村メイコ)は出色の面白さ、「淡々おじさん」と呼んでいたという夢声とは3歳の頃からの付きあいで「私の心の中にずっと大きな位置を占めている」方だと・・・。この本は他にも秋山ちえ子の長谷川如是閑、淡谷のり子の竹久夢二、栃折久美子(装丁・表紙の書き文字も栃折)のウラジミル・チェケルール、田中澄江の成瀬巳喜男など「心を打」つ文章が満載。 |
| 高見順 |
| 森卓也 |
| 森卓也 ディティールに楽しみ、軽くて深くて広がりもあって、という感じがいいい。 |
| 渡辺武信 |
| サミー・デイヴィス・ジュニア 清水俊二訳 |
| 清水俊二 清水俊二(1906-1988)自伝、面白くて深くて広くて・・・。解説(小林信彦)に回想録に止まらず「昭和の文化史」だとありますがまったくです。名著だけに人名索引がないのが惜しい。 |
| 森卓也 明るく軽い調子の印象の本ですがなかなかどうして写真をふんだんに掲載した読みやすいレイアウトといい索引の緻密さといい、デザイン(装丁 和田誠)といいピカ一。本文は今さらいうまでもなく。 |
| 石上三登志 「アニメーションのギャグ世界」の関連書です。 |
| 石上三登志 ¥2,500 室田日出男・川谷拓三 三船敏郎 岸恵子などCM撮影の現場、エピソードが満載。「短い短い映画」(あとがき)としてのCMをとらえている。 |
| SWITCH Vol.21 No.11 C:B ¥600 |
| 荒木経惟 |
| SWITCH ¥700 |
| 荒木経惟 |
| CONNECTION |
| SWITCH |
| 久保田二郎 ¥1,000 表紙画は堀内誠一。20世紀のアメリカの贈り物をグラフィティとエッセイでまとめたA4サイズの大型判。 |
| 久保田二郎 ¥1,200 |
| KAWADE 夢ムック 大瀧詠一と大瀧詠一のナイアガラ30年史。 |
| 広告批評 伊佐山ひろ子 小沢なつき 荒木経椎 井狩春男 草森紳一ほか、全リスト「ヘアヌード」写真集 |
| 江戸川乱歩 |
| 江戸川乱歩 |
| 太陽 |
| サライ |
| 鳩よ! |
| 別冊太陽 |
| 小栗虫太郎 |
| 各務三郎編 名探偵読本6 ¥1,000 座談会「ハードボイルドの魅力を語る」田中小実昌 小泉喜美子 小鷹信光、 エッセイは結城昌治 生島治郎 小林信彦 青木雨彦ほか。 |
| 市川森一 「傷だらけの天使」は1974年10月から翌年の3月まで日本テレビで放送された伝説のドラマ。ナント30年以上も前のこと。このシナリオ集は市川森一の手がけた8本を収録したもの。カバーイラストは大橋歩。 |
| ドラマ |
| 小林由紀子 この本の前半はなぜ著者が根幹に家族を置くのか、痛恨の回想がそのことを明らかにしている。「あま噛み」とは家族との距離感を示すことばでしょうか。鶴田浩二や高倉健との交流も。 |
| 小林由紀子 |
| 寺内小春 ドラマの骨格が太いというのか深いというのか情感がほとばしる。日本のシナリオ作家の底力を感じさせる傑作、寺内小春(脚本) 岡本由紀子(制作) 斎藤由貴(主演) 樹木希林 小林捻侍らはホントに優れた仕事を残しました。 |
| 日本放送作家協会編 ひとりひとりの放送作家史 ─ 「なぜ“青島ダァ”だったのか」青島幸男 「楽天・わが道」小野田勇 「手袋をさがす」向田邦子 「何が変ったか」城悠輔 <「近頃の外人は日本語が上手」?!>額田やえ子など。テレビバラエティ・ドラマの作家奮闘史。 |
| 寺内小春 昭和28年から33年の東京柳橋が舞台、すし職人一家をめぐるテレビシナリオ。読みだしたら止まらない面白さと泣かせて笑わせてもうひとつ泣かせる上手さは寺内貫太郎一家と双璧。放送は昭和63年。昭和時代を語り伝える名作。 |
| 橋田壽賀子 ひたすら自分たちの家を持ちたいと頑張って、家ができたときは「自分の坐る場所はなかった」(あとがき)という家族崩壊の物語。これほど面白いシナリオもめずらしい。 |
























| 栃折久美子 |
| 栃折久美子 |
| 栃折久美子 |






















高峰秀子 黒澤明 天藤真 小林信彦 栃折久美子 白上謙一 倉本聰の作品についてはいつも懐かしさにも似た想いと、そこから始まる物語の宝庫でもあります。尽きせぬ魅力の源ですね。高峰秀子の本は単独のページに、黒澤明とその周辺は「日本映画の黄金時代」のコーナに,そして天藤真は「こんな文庫がいた」に入りましたので合わせてご覧ください。
| NHK 未だにファンの多い向田邦子と市川雷蔵の二人。太田光と村松友視がその魅力に迫る。写真も多く読み物としても面白い。2005年の4月から放送された番組テキスト。 |
| 向田邦子の世界展実行委員会 今年(2009年)は向田邦子(1929~1981)の生誕80周年、このグラフ誌は昭和56年から10年目の「向田邦子の世界展」に刊行されたもの。 |
| 世田谷文学館 2007年4月から5月にかけて開催された向田邦子展の図録、向田邦子は世田谷区の住人でもあった。B5判96ページ。 |
| 向田邦子 小説としてまとめられた第1作。見返しに主な出演者のイラストがまとめられている、横尾忠則ご自身もその一人でしたからちゃんと描かれています。「著者のことば」と森繁の「向田邦子さんのこと」が添えられていてシナリオライターとしてノリにのった時期だった。 |
| 平成11年2月公演新橋演舞場 |
| クロワッサン別冊 ¥1,900 後に刊行された「向田邦子を旅する」はこの雑誌を再録していますのでそういうものとして手にしたら何かが違う、向田が姿を消して1年後に刊行されたこの雑誌には狂気にも似た異様な熱気が発射されているようでゾクッときます、たぶんその時しかなかったさまざまな想いが埋め込まれているのでしょう。 |
| クロワッサン特別編集 見て良し読んでよし。向田の世界、骨董、町、食、おしゃれなどに加えて追憶のページが充実。それらは昭和の時代と重なる。向田は昭和35年頃アンカーライターとして平凡出版に関わっていた。この雑誌の奥行きの深さはそんな経緯からも伺えるようだ。 |
| 相庭泰志構成 ¥1,400 「17の物語」は向田への追憶のことば、向田関連の本は多いのですが最も優れたもののひとつ。ダブル和子(向田和子×吉行和子)の対談もいい。 |
| 監修 製作向田和子 料理のノウハウ本というより向田邦子の世界そのものですね。 |
| 稲越功一 巻末の対談 (向田邦子・稲越功一)の「たいへん色っぽい本ですね」という向田のことばにすべては集約される。それぞれの写真に女性からの「賛」が寄せられています。若山富三郎への賛(松尾嘉代)や菅原文太(小林由紀子) 和田誠(松島トモ子)など・・・一粒で三つ美味しい本。 |
| 中西秀彦 |
| 倉阪鬼一郎 |
| 彷書月刊 |
| 平野甲賀 |
| 山田泰幸 |
| 桐島洋子監修 |
| 沢田真理 |
| 菊地信義 |
| 東京人 |
| 宮城まり子編 |
| 丸谷才一・編 |
| 赤木かん子 |
| イメージフォーラム 「日本ホームドラマ年表」 久世光彦インタビュー。 |
| ジェームス三木 名著だと思います、対談集としても優れていますがドラマの核心と周辺をさまざまなアングルから斬り込む。当サイトが前から感じていた小説家とシナリオ作家の位置関係について明確に指摘した箇所を引用しておきます。中島丈博との対談で三木が「・・・僕は、間もなくライター(シナリオ・ライターの意ー引用者)の地位のほうが上になるような気がするんですよ。・・・小説っていうのは非常に痩せてきましたしね、今やライターになり損ねた人が小説家になる。」「脚本を書くというほうが、非常に過酷な、とぎすまされたかたち」ではないか。 |
| 植田いつ子 「向田さんへの手紙」といい「志村喬氏と三人姉妹」といい心を揺さぶってくる文章ですね。装丁も著者、どれをとっても著者にとってはかけがえのない想いのものばかりで装丁デザインも本を大切にする気持があふれていて「!」。カバーを外すと・・・。 |
| 青木雨彦 「誰ひとりとして、この人のことを悪く言う者がいない・・・稀有なこと」だと向田を偲ぶ。メインは軽妙で面白い文章読本。 |


団伊久磨は向田が亡くなった年の正月番組に向田と対談している(1981年1/17放送 NHK 「明るい農村」新春対談 炉辺対談)。この対談は1989年の「オール讀物1月号」で活字化されている、そこで団伊久磨は「静かな目」と題して「もって生まれたデリカシーのうえに、静かな女性の目で四方を見つめて、それを作品に昇華させた人でした」と綴り、その時のビデオを「大切に保存していて、ときどき彼女を偲んではとり出して見てい」ると結んでいる。
| 倉本聰 昭和49年10月から翌年3月までフジテレビで放送。最終回の「さらばテレビジョン」「乾燥機」「個人的事情」など忘れがたい。「弁ちゃん」役の加東大介も「部長」の中条静夫も。このドラマの半年後に「前略おふくろ様」がスタート。 |
| 倉本聰 巻末に対談を収録、八千草薫、大滝秀治、桃井かおり、実相寺昭雄。シナリオに放映時のスチールがあります。 |






