手塚プロダクション編 B1-202 手塚治虫劇場 手塚プロダクション 1991年 C:B ¥800
サブタイトルはTHE ANIMATION FILMOGRAPHY OF OSAMU TEZUKA 装丁 和田誠。
朝日ジャーナル臨時増刊 B1-123 手塚治虫の世界 朝日新聞社 1989年 4月20日号 C:B ¥600
森卓也「手塚治虫のアニメーション世界」石上三登志[手塚治虫キャラクター100人」収録。“「私が愛した」手塚治虫”が面白い、アンケートと短文でそれぞれの方々が好きな作品を紹介しています。
私のアトム展実行委員会編 B1-299 私の「鉄腕アトム」 マガジンハウス 1993年 C:B ¥1,400
「100人のアーティストによる『私のアトム展』」
CONNECTION  トップはアクション映画を丹念に掘りおこした西脇英夫の本から。
西脇英夫B1-43 アウトローの挽歌 黄昏にB級映画を見てた 白川書院 1976年 C:B ¥2,500
渡辺武信B1-177 映画的神話の再興 スクリーンは信じ得るか 未来社 1979年 C:B 帯 ¥1,700
「日活アクションの残照」のニュー・アクション論から「任侠・股旅映画の崩壊」に至る論評には圧倒されます。「ワイルド・ジャンボ」(1970 藤田敏八)のラストシーンを「世界がついに遊戯者たちをとらえきった瞬間を表示している」と抉りだしたセンスにはシビれました。この方の映画論が今も新しいのはなぜか。
渡辺武信B1-350 映画は存在する スクリーンを信じ続ける作家たち サンリオ出版 1975年 C:B シミ 献呈署名入 ¥1,700
原田雅昭 B1-351 懐かしの昭和歌謡映画 日活篇 愛育社 2005年 C:A 帯 カラオケCD付き ¥1,400
小林信彦 大瀧詠一 B1-355R 小林旭読本 キネマ旬報社 2002年 C:B ¥2,600
山崎巌 B1-44 夢のぬかるみ 新潮社 平成5年 C:B 背ヤケ ¥1,000
山崎忠昭 B1-662 日活アクション無頼帖 ワイズ出版 2007年 C:A 帯 ¥1,600
太陽 B1-20R 特集・植草甚一 平凡社 1995年6月号 C:B ¥500
映画もジャズもミステリーも、みんなJ・J氏が教えてくれた。
鳩よ B1-396 特集 記録魔 記録王 植草甚一の遊戯 マガジンハウス 1994年11月号 C:B 少裂け ¥500
植草甚一 B1-89 モダン・ジャズのたのしみ 植草甚一スクラップ・ブック12  晶文社 2004年 新装復刻版C:B 帯 
¥600
植草甚一B1-611 植草甚一コラージュ日記2 ニューヨーク1974  平凡社 2003年 C:A 帯 定価1,365円 ¥300
宝島B1-455 植草甚一追悼号 さよならJ・J氏 JICC 1980年2月号 C:B ¥1,400
ビジュアルメモワール お別れレポート 追悼文集 年譜。
彷書月刊 ■ A3-983 特集・植草甚一の時間 弘隆社 2001年8月号 C:A ¥800
植草甚一B1-268  ■ B1-954 植草甚一ジャズ・エッセイ1  河出文庫 昭和58年 C:B シミ・ヤケ ¥500
副題は「バップ時代のジャズ・レヴォリューション」。
植草甚一 ■ B1-955 植草甚一ジャズ・エッセイ2  河出文庫 昭和58年 帯 C:B ¥700
副題は「僕の好きなニュージャズの巨人たち」。
植草甚一 ■ B1-270R 植草甚一の英語百科店 21世紀ブックス(主婦ち生活社) 昭和51年 C:B ¥1,200
山下洋輔B1-53 ピアニストを笑え! 晶文社 1976年 初版 C:B 帯 ¥1,000
つかこうへいB1-268 嫁ぐ日’84 日本放送出版協会 昭和59年 C:B 帯 ¥1,400
大竹しのぶ主演のミュージカル・ドラマ。写真とシナリオの併用による「紙上劇場」、「かけおち’83」併載。
虫明亜呂無 正木正之編B1-298 時さえ忘れて 虫明亜呂無の本・3 筑摩書房 1991年  C:B 帯 ¥800
高平哲郎B1-356 スラップスティック・ブルース 冬樹社 昭和56年 C:B ビニールカバー欠 ¥600
新劇 B1-885 特集・喜劇人 白水社 1975(昭和50)年6月号 C:B ¥1,700
日本の喜劇人(史)特集として充実した内容、てなもんや三度笠のシナリオ掲載はここにしかないのではないか、巻末の「参考文献」も役に立ちます。小沢昭一・小林信彦 対談 喜劇人の多様性 戦後喜劇人史 澤田隆治 私説・コメディアン史 まずはエノケンから 木村隆 インタビュー当世喜劇人気質(渥美清 三波伸介 財津一郎 堺正章) 井上ひさし てんぷくトリオのコント 登川登志緒 てなもんや三度笠 随筆コーナーには 井原高忠(「乾いた笑い」について)はじめ熊倉一雄 里見しげみ 向井爽也らが・・・。
飯沢匡B1-218 おもしろおかしく 暮しのテクニック 山王書房 昭和43年 C:B ヤケ ¥600
飯沢匡B1-441 芝居 見る・作る 平凡社 昭和47年 C:B ¥1,000
「今日の日本のテレビが低俗なのは、笑うものが多いからでなく習練の美による笑が少ないからである」(「日本の喜劇」) 「フランキー堺論」の中に日本の喜劇の屈折がつづられています。
飯沢匡 ■ A3-906 わが俗舌 社会テレスコープ 秋田書店 昭和42年 C:B ¥700
新書判。
友竹正則B1-226 メニューは貴女から アイペック 昭和58年 C:B 帯 献呈署名入 ¥1,600
「彼女の素晴しいところは・・・」と栃折とその文章について触れています。この本もなかなかです。
森有正B1-223 森有正対話集 言葉 事物 経験 晶文社 1968年 C:B カバー痛 ¥700
臼井吉見B1-212 蛙のうた ある編集者の回想 筑摩叢書 1972年 C:B ¥700
藤森善貢B1-55 本をつくる者の心 日本エディタースクール出版部 昭和61年 C:B 小口ヤケ・シミ ¥3,000
良い本の見分け方―それは開きやすいかどうかだ、と著者は明快に答えている。栃折著と重なるところがあります。良い本のお手本。「形態面について」書評でふれる場合はきれいだとか紙がいいとかといった程度で造本の正しい批評は「皆無といっていい」、デザイナーは装幀ではなく絵を批評しているにすぎない(「危機に直面している出版状況」)、と手厳しいこと。こういうことを云う方は今いるのでしょうか。いかに「個性」とやらを顕わにめだたせるか、の土俵にたっての装丁談義ばかりが多すぎませんか。だから藤森の新鮮なこと。うるさいおじさんですよ、この方。<屹立する精神>、ということばを思い浮かべます。藤森善貢1915年生、1985年没。「広辞苑」は最もきびしい本づくりのひとつだったと述懐しています。
恩地孝四郎 B1-905 人間のつくる美 六三書院 昭和24年 C:B ¥3,500
社会科学級文庫シリーズの中の1冊、美とは何かを人間と歴史の接点で解き明かす。
市川森一 B1-90 傷だらけの天使 大和書房 昭和62年 C:B ¥900
「傷だらけの天使」は1974年10月から翌年の3月まで日本テレビで放送された伝説のドラマ。ナント30年以上も前のこと。このシナリオ集は市川森一の手がけた8本を収録したもの。カバーイラストは大橋歩
小林由紀子 B1-475 あま噛み 世界文化社 1995年 帯 ¥800
この本の前半はなぜ著者が根幹に家族を置くのか、痛恨の回想がそのことを明らかにしている。「あま噛み」とは家族との距離感を示すことばでしょうか。鶴田浩二や高倉健との交流も。
小林由紀子 B1-391 ドラマを愛した女のドラマ  草思社 1995年 ¥800
寺内小春 B1-855 NHKテレビ・シナリオ はね駒 日本放送出版協会 昭和61年 C:B ¥1,600
ドラマの骨格が太いというのか深いというのか情感がほとばしる。日本のシナリオ作家の底力を感じさせる傑作、寺内小春(脚本) 岡本由紀子(制作) 斎藤由貴(主演) 樹木希林 小林捻侍らはホントに優れた仕事を残しました。
日本放送作家協会編 B1-422 放送作家 水曜社 1979年 ¥1,400
ひとりひとりの放送作家史 ─ 「なぜ“青島ダァ”だったのか」青島幸男 「楽天・わが道」小野田勇 「手袋をさがす」向田邦子 「何が変ったか」城悠輔 <「近頃の外人は日本語が上手」?!>額田やえ子など。テレビバラエティ・ドラマの作家奮闘史。
寺内小春 B1-392 続 イキのいい奴 独立編  日本放送出版協会 昭和63年 ¥2,900 
昭和28年から33年の東京柳橋が舞台、すし職人一家をめぐるテレビシナリオ。読みだしたら止まらない面白さと泣かせて笑わせてもうひとつ泣かせる上手さは寺内貫太郎一家と双璧。放送は昭和63年。昭和時代を語り伝える名作。
橋田壽賀子 B1-677 となりの芝生 中公文庫 1988年 ¥1,200
ひたすら自分たちの家を持ちたいと頑張って、家ができたときは「自分の坐る場所はなかった」(あとがき)という家族崩壊の物語。これほど面白いシナリオもめずらしい。
CONNECTION
倉本聰 B1-26 森繁久弥86才芸談義  小学館文庫 1999年 帯 C:B ¥400 
風吹ジュン B1-28 コツコツドカン マガジンハウス 2002年 帯 C:B ¥700
八千草薫  B1-795 優しい時間 世界文化社 1999年 C:A 帯 ¥900 
やわらかくて激しく・・・この年に刊行された出版物の収穫のひとつ。解説の山田太一の文章もいい。山や自然の好きな方にはとりわけこたえられない本。
中嶋朋子 ■ A3-958 8030日北の国から フジテレビ出版 2003年 C:A 帯 献呈署名入 ¥1,200
8歳からからたずさわった「北の国から」の22年が写真で甦る。
山田太一 B1-124 輝きたいの 大和書房 1984年 C:B 帯(少し補修)¥1,400
1984年4回連続で放映されたTVドラマのシナリオ、女子プロレスの門をたたく輝きたい少女たちの青春前期。
山田太一  B1-964 冬構え 山田太一自選作品集1 大和書房 1985年 C:B ¥1,000
カバー表紙に「孤独な老人の『心の旅』を晩秋のみちのくの風景のなかに描いた表題作」とあります、笠智衆 沢村貞子 小沢栄太郎 藤原釜足が出演した老人ドラマの傑作、放送は11985年(NHK 演出深町幸男)。さけられない老人の生と死を遠くから静かに見つめ続ける。この秋に再放送されましたがこのテーマは古くなるどころか普遍。
>山田太一 ■ B1-205R 男たちの旅路 傑作選 日本放送出版協会 昭和57年 C:B カバー端少欠 カバー・本文ヤケ ¥800
昭和51年から54年にかけて放送された伝説のドラマから6作品を選んだ傑作選。
山田太一 B1-125R 大人になるまでガマンする 大和書房 1986年 C:B 帯 ¥1,200 
1986年6回連続 TBSで放送。「小学校のうちは、元気よく遊んでなさいって、心からいいたいわよ。でも、そんなこといってると、それが一生にひびいてくる時代なの」─小学生の受験、学校での風景、子どもたちのつきあいなどに漂う「病理」の断面に子どもの「詩」がそっと差しこまれる。20年前のドラマとは思えない、再放送できないでしょうか。演出 恩地日出夫
 山田太一 ■ B1-990 さくらの唄1,2 山田太一作品集8,9 大和書房 1986年 C:B ¥1,500(2冊揃)
1976年26回連続でTBSテレビで放送された。指圧師一家の下町ホームドラマ。若山富三郎 加藤治子が夫婦役で娘が悠木千帆(当時)、桃井かおり。美輪明宏 由利徹 ロミ山田 浦辺粂子 田村正和 篠ひろ子の名が・・。あろうことかおなかを大きくした長女が帰ってきた、相手は逃げ腰でこっちだって被害者といわんばかり、発端がこうだからホロッとくる人情ドラマかと思うとあっさり覆される。
山田太一  B2-986 ふぞろいの林檎たちへ 岩波ブックレットNO.88 1987年 C:B ¥400
「暗い体験などせずに、健康で明るくて、性格がよくて、どんどん大金を稼いで、というような向日性ばっかりの人が愛されたり」するけれど人間は不透明の闇を抱えている、その闇を見つめることは不用なことか。何にでも広く光が当てられそのくせ少しも分かった気にならない、現実への洞察も想像力もいいかげんなところで理解したことにしてまぎらわせ観念のことばが社会を引きずる。そこにあるのは巨大な無関心と知性の衰弱ではないか。山田太一が若い人たちへ、自分自身へ問いかける。
山田太一 B1-663 それぞれの秋 大和書房 1982年 C:B ¥1,600
山田太一 B1-227 友だち・深夜にようこそ 山田太一作品集13  大和書房 1987年 C:B ¥1,500
順に1987年、1986年に放送。
山田太一 B1-202 真夜中の匂い 大和書房  1984年 C:B 帯 ¥1,000
山田太一 B1-239 夏の故郷・上野駅周辺 大和書房 1986年 C:B ¥1,000
 ドラマ ■ B1-992 シナリオ特集 山田大一 NHK特集ドラマ お買い物 映人社 2009年3月号 C:A ¥600
山田太一の「ありふれた奇跡」1~3回、見逃せないのが前田司郎「お買い物」、久米明・渡辺美佐子・市川実日子らが出演。老夫婦の会話、しぐさが滲みてきます。
 
山田太一 B1-240R シャツの店 大和書房  1986年 C:B 帯 ¥1,700
由子「外へ行けば、あなたよりやさしい人、一杯いますよ」周吉「優しけりゃあいいのか」由子「威張ってるよりいいです」周吉「そんな男に限って、仕事は出来ない」由子「仕事なんて、そんなに大事ですか」のやりとりがあって「あなたが自分を変える気がないなら、とり返しのつかないこと、しちゃいます」(第2話)と続く夫婦の会話。鶴田浩二、八千草薫、杉浦直樹、井川比佐志、平田満などのピッタリ決まったキャストで昭和61年NHK放送(6回連続)。TVドラマの傑作中の傑作、シナリオ(特に会話)の凄さ、配役の妙、社会性などこれは奇跡のドラマ。
シナリオ B1-339R シナリオ同棲時代(山田太一) シナリオ作家協会 昭和48(1973)4月号 C:B ¥1,000  
TBS放送の90分ドラマ「同棲時代」(梶芽衣子と沢田研二)はいまだに映像が甦るほどの傑出した青春ドラマ、「ありふれた奇跡」のふたりにも同じ匂いが受け継がれているように思われますが・・・。
南風洋子 B1-985 南風洋子 涙を真珠にかえて・・・ 新日本出版社 2007年 C:A 帯 定価1,785円 ¥1,000
女優南風洋子(1930─2007年)は竹腰美代子と同年生まれで昭和5年神戸生まれ、かってTV「徹子の部屋」終戦特集でこの方の戦争体験(この本にも詳しくつづられている15歳の「驚天動地の出来事」、それはまさしく深く拭い去ることができない傷跡だった)を見た記憶は未だに鮮明、人間不信からの復活の歩みをつづる南風のことばは圧巻。この本は南風洋子追悼集でもあります。
銀座百点  B1-989 芝居の約束事(鴨下信一・小田島雄志・村松友視) 銀座百店会 1993年10月号 NO.467 C:B ¥500  
「今月のエッセイ」石井好子 三浦哲郎 桂文珍 宮城谷昌光  「『おとなの恋愛』を読む」 名手が語る恋愛小説の魅力(山田太一 林真理子)
早坂暁 B1-34 夢千代日記 新潮文庫 昭和62年 C:B ¥400
夢千代日記はNHKテレビで昭和56年・57年・59年に放送。映画は1985年、監督浦山桐郎。 
早坂暁 B1-35 新・夢千代日記 新潮文庫 昭和62年 表紙汚れ C:C ¥400
早坂暁 B1-36 新・夢千代日記 大和書房 1985年 帯 C:B ¥500 
早坂暁 B1-477 天下御免 大和書房 1985年 C:B ¥1,600
1971年放送(NHKテレビ)の「ずっこけ時代劇」。巻末のキヤストには唸ります、ほとんどまったくビデオが残されていないという。観た方は幸せもの。
早坂暁 B1-36 天国の駅 大和書房 1984年 C:B ヤケ ¥500 
早坂暁 B1-32 ダウンタウン・ヒーローズ 新潮社 1986年  C:A  ¥500 
早坂暁 B1-976 ダウンタウンヒーローズ 新潮社 1986年 C:B 帯 献呈署名落款入 ¥2,700
「けんかえれじい」(鈴木隆)とともに語り継がれる永遠の青春群像の傑作。
早坂暁 B1-33 東京パラダイス 新潮社 1992年  C:B 帯 ¥700 
早坂暁 B1-488 嫁ぐ猫 公園通りの猫たち、それから ネスコ/文藝春秋 1996年 C:B 署名入 ¥700 
早坂暁 B1-478 花へんろ風信帖 新潮社 1998年 C:A 帯 ¥1,600   
「ピカドン」「渥美ちゃん」と続く章には泣けました。上林暁 宮沢賢治 桂枝雀 自由猫たち 荷風 核戦争と拡がる早坂暁の世界。
早坂暁 B1-855 夢の景色 文化出版局 1992年 C:B ¥800  
向田邦子が生きていたらこの本を手にして感激したことでしょう。本文をモチーフにしたカバーの絵(エッチング 牛尾篤)も素晴らしい。
食の文学館 A2-960 特集 伊予路 文学と味覚の旅 紀伊国屋書店 平成1年第7号 C:B ¥500
編集長対談 昭和の風光 瀬戸内で送った青春時代の一齣 早坂暁。
日本放送作家組合編 B1-931 テレビドラマ代表作選集 日本放送作家組合1975年 C:B ビニールカバ装 
¥1,600
収録シナリオ 灯の橋(水木洋子) 真夜中のあいつ(山田太一) ユタとふしぎな仲間たち(早坂暁) 冬の花・悠子(八木統一郎) 6羽のかもめー乾燥機ー(倉本聰)ほか
大西悦子 B1-216 女プロデュサー奮戦す ドラマの裏のドラマ 潮文社 1991年 C:B ¥1,500
ドラマはどのようにして作られるか、「奮戦」という言葉そのままに闘うプロデューサーの世界。
小林信彦 写真荒木経惟B1-194 新版私説東京繁昌記 中央公論社 昭和59年 C:B ¥1,600
第十章「神田・神保町」で神田界隈が映画の街であったとしてその歩みを追う、いきつくところは徳川夢声。古本屋の町、神保町については「売っている本が新しすぎ」て面白くないと。いやはや手厳しいこと。
小林信彦 写真荒木経惟B1-50 新版私説東京繁昌記 筑摩書房 1992年  C:B カバ擦れ痛み ¥700
東京3部作のひとつ。中央公論社版の改訂版。「昨日を超えて」「死語ノート」と合わせて読むと時代がくっきりと浮かびあがってきて興味津津。  
季刊東京人 B1-80 創刊号 特集 隅田川 都市出版社 1986年1月号 C:B ¥1,000
対談・大川いまむかし 吉本隆明/小林信彦 、吉本は月島の生まれ、昭和14・5年まで佃島にいたという。
東京人B1-51 特集 日本橋界隈 都市出版 1997年 C:B ¥400
日本橋出身の近藤富枝・小林信彦の対談がいい。今は亡き幻の町をめぐる。下町の人は遊びのために生きていたなんて、うらやましい限り。
江戸川乱歩B1-67 わが夢と真実 東京創元社 昭和32年 C:C 折れスジ 経年劣化 ¥1,500 
江戸川乱歩 B1-111 探偵小説の「謎」 現代教養文庫 昭和31年 C:B ヤケ ¥1,000
太陽 B1-254 特集江戸川乱歩 平凡社 1994年6月号 C:B ¥700
サライ B1-264 特集江戸川乱歩と少年探偵団 小学館 1992年7/2 C:B ¥700
鳩よ! B1-265 特集江戸川乱歩 マガジンハウス 1993年3月号 C:B ¥1,200
別冊太陽 B1-991 乱歩の時代 昭和エロ・グロ・ナンセンス 特別附録 復刻「犯罪図鑑」 平凡社 1994年 C:B ¥2,600 
小栗虫太郎B1-132 黒死館殺人事件(上)(下)講談社文庫 昭和51年 C:B ¥1,400(2冊揃い)
各務三郎編 名探偵読本6 B1-473 ハードボイルドの探偵たち プレジデント社 1979年 C:B ¥1,000
座談会「ハードボイルドの魅力を語る」田中小実昌 小泉喜美子 小鷹信光、 エッセイは結城昌治 生島治郎 小林信彦 青木雨彦ほか。
森卓也B1-47R アラウンド・ムービー 平凡社 1989年 C:B 小口ヤケ ¥1,500  
日本映画やテレビドラマについて語る森のエッセイ・評論はいいですね。本書もラクに書いているようでいて、なかなか奥行きが深いのではないでしょうか。
森卓也B1-86 シネマ博物誌 エノケンからキートンまで 平凡社 1987年  C:B 帯 ¥1,500
ディティールに楽しみ、軽くて深くて広がりもあって、という感じがいいい。
渡辺武信B1-215 日活アクションの華麗な世界 上中  未来社 上 1981年  中 1982年 C:B 各¥1,700 (分売)
上は1954-1961、中は1963-1967、下は1968-1971。キネマ旬報(1972年3月~1979年7月)に足かけ7年連載された記念碑的労作。集めるのに苦労したというスチール写真(「あとがき」)も豊富。3分冊単行本。2004年に未来社から合冊本として復刻されました、定価6,090円。
サミー・デイヴィス・ジュニア 清水俊二訳 B1-215 ハリウッドをカバンにつめて 早川書房 昭和56年 C:B 帯 小口シミ ¥1,000
「ハリウッドの裸の姿をこれほどはっきり語っている本はほかにない」(「訳者あとがき」)。表紙画にも注目。
清水俊二 B1-588 映画字幕五十年 ハヤカワ文庫 1987年 C:B ¥400
清水俊二(1906-1988)自伝、面白くて深くて広くて・・・。解説(小林信彦)に回想録に止まらず「昭和の文化史」だとありますがまったくです。名著だけに人名索引がないのが惜しい。
森卓也B1-117 アニメーションのギャグ世界 奇想天外社 1978年 C:B 帯 ¥6,700
明るく軽い調子の印象の本ですがなかなかどうして写真をふんだんに掲載した読みやすいレイアウトといい索引の緻密さといい、デザイン(装丁 和田誠)といいピカ一。本文は今さらいうまでもなく。
石上三登志B1-121手塚治虫の奇妙な世界 奇想天外社 1977年 C:B ¥1,700
「アニメーションのギャグ世界」の関連書です。
石上三登志 B1-453 アイ・ラブ・コマーシャル 体験的CM紳士録 朝日ソノラマ 平成4年 C:B 帯 ¥2,500
室田日出男・川谷拓三 三船敏郎 岸恵子などCM撮影の現場エピソードが満載。「短い短い映画」(あとがき)としてのCMをとらえている。
色川武大 B1-655 色川武大 阿佐田哲也全集・14 福武書店 1993年 C:B 函入 帯 月報付 ¥3,000
あちゃらかぱい 寄席放浪記 なつかしい芸人たち 解説立川談志。なおこの全集の装丁は和田誠。
色川武大 B1-656 色川武大 阿佐田哲也全集・15 福武書店 1992年 C:B 函入 帯 月報付 ¥2,600
喰いたい放題 唄えば天国ジャズソング 色川武大の御家庭映画館 解題 中村とうよう 月報 山田洋次。
色川武大 B1-657 色川武大 阿佐田哲也全集・13 福武書店 1992年 C:B 函入 帯 月報付 ¥2,000
阿佐田哲也の怪しい交遊録 街は気まぐれヘソまがり 雑纂Ⅱ 解題 伊集院静 月報 都筑道夫 黒川博行。小文集(交遊録)が収録されていますがこれが良くて・・・。
色川武大 B1-658 色川武大 阿佐田哲也全集・12 福武書店 1992年 C:B 函入 帯 月報付 ¥2,000
うらおもて交遊録 私の旧約聖書 雑纂Ⅰ 解説 加賀乙彦。
近代麻雀オリジナルB1-660R 阿佐田哲也 雀聖追悼特集 竹書房 平成元年 C:B ¥2,400
阿佐田哲也生涯アルバム 未収録作品「雀師流転」掲載 追悼座談会など。  
阿佐田哲也B1-661 ギャンブル人生論 昭和48年 C:B 帯 ¥1,400
「わが人生とギャンブル」の首章で「類型的になってはならない」と「不良少年諸君」に語りかける。  
阿佐田哲也 B1-933 ギャンブル放浪記 ランティエ叢書 角川春樹事務所 2002年 C:A 帯 ¥400
色川武大B1-662 小説阿佐田哲也 角川書店 昭和54年 C:B ¥1,500
色川武大B1-663 寄席放浪記 なつかしい芸人たち 廣済堂 昭和61年 C:B ヤケ ¥1,500
矢野誠一、立川談志、淀橋太郎、鈴木桂一、菊村到がゲストに。
有吉光也 淀橋太郎 滝大作編B1-664 笑いの王様 シミキン 強いばかりが男じゃないといつか教えてくれたひと リブロポート 1985年 C:B 帯 ¥2,800
「戦時下の浅草」(色川武大) 座談会「世の中、ノン気だった」有吉光也 淀橋太郎 色川武大 村尾一郎 朝霧鏡子
色川武大B1-665 うらおもて人生録 毎日新聞社 昭和59年 C:B ビニールカバ装 帯 少シミ ¥1,000
ただ生きているだけですでにかなりの運を使っている、という指摘など近未来予知(能力)をも織り込んだ色川版人生道場。
色川武大・長部日出雄・村松友視 画 和田誠  B1-666 戦後史グラフィティ 話の特集 C:B 微ヤケ 1989年 
¥1,800
4人の座談会「不良少年の戦後人物誌」を巻末に、それぞれの戦後がつづられる。色川から順に1929年、34年、40年、36年の生まれ。少年たちが見た敗戦後のコントンが強烈。   
阿佐田哲也B1-669 無芸大食大睡眠 双葉社 昭和58年 C:B ¥1,400
色川武大B1-82R 唄えば天国ジャズソング 命から二番目に大事な歌 入荷準備中 ちくま文庫 1990年  C:  ¥
解説の小林信彦がこの本は「もっとも色川武大<らしい本>だ」「エッセイではあるが文学である」と論じている。サブタイトルの“命”はシャレであってその実大マジメ。
色川武大A2-83R 唄えば天国ジャズソング 命から二番目に大事な歌 ミュージック・マガジン 1987年 初版  C:B 帯 ¥3,200
色川武大 B1-670 色川武大の御家庭映画館 双葉社 1989年 C:B ¥2,700
副題は「映画ビデオ・ガイドブック」。写真満載で、読んで見て愉しめる洋画ガイドではありますが色川はここにも「天国」を見ていたはず。初出は昭和62~64年「週刊大衆」オール・ザット・ビデオ。
色川武大 B1-67 なつかしい芸人たち 新潮社 1989年 C:A 帯 ¥1,200
忘れ去られていく芸人たちを掘りおこす、懐かしき時代の役者たち。
色川孝子 B1-966 宿六・色川武大 文春文庫 1993年 C:B 帯 ¥400
笑わせて泣かせて、これはもう愛すべき奇人変人の世界。「彼は、片方の手のひらを表にしたかと思えば、裏へと返し、ひらひらさせて、おどけるのでした。/『それ、何なの』/『お星さま』」(166ページ /は行換え))なんて場面(病院でのおふたりの最後の晩か)、たまらなくいいですね。
阿佐田哲也 B1-983 次郎長放浪記 中公文庫 昭和61年 C:B 帯 ¥500
解説は丸谷才一、阿佐田・色川全作品のなかで「とりわけわたしの愛惜する本」だとあります。
話の特集編 A3-71R 色川武大・阿佐田哲也の特集 話の特集 1989年 C:B ¥3,500
CONNECTION
三木鶏郎 ■ B1-999 三木鶏郎回想録 1青春と戦争と恋と 平凡社 1994年 C:B 
¥2,200
ここまで凄いとことばを失う、ただただ呆然。単行本1のみの掲載です、この回想録は2の「冗談音楽スケルツォ」と2冊本でCD(26曲入)と合わせて函入で刊行された。値段も1万円をはるかに超えて一般向けというより図書館などの公的資料として受け入れられたようだ。しかし、地獄を見た世代の戦前回想は圧巻としかいいようがないし、戦後のジャパニーズポップスやコミックソングの源流として、そしてまた戦後エンタテインメントの母体として発掘すべき宝庫だ。もう少しポピュラーなスタイルで復刻できないものでだろうか。
三木鶏郎 B1-953 続 冗談十年 駿河台書房 昭和25年 C:B ¥2,000
僕は特急の機関士で(一九五〇・昭和25年) 日本文化史冗談版・民放始る(一九五一年・昭和26年) ユーモア劇場・ピーコポン(一九五二年・昭和27年) ヒット・メロディ。
三木鶏郎 B1-672 続々 冗談十年 駿河台書房 昭和29年 C:B 帯 ¥2,400 
「冗談十年は上中下の3卷刊行されてこれは下巻。ラジオ放送「ユーモア劇場」(その前身が「日曜娯楽版」)の誌上ノーカット版。最初の「刊行によせて」で中野好夫、横山泰三、小沢栄、宇野重吉、山本嘉次郎、吉村公三郎、林謙一がエールを送っています。三木鶏郎の仕事はテレビの黄金時代にもバラエティ、ポップスやCMにも影響を与えている、というより源流か。
三木鶏郎B1-673 私が愛する糖尿病 ちくま文庫 1994年 C:B ¥700
糖尿病の敵はストレスと多忙だという著者がつづる時代史でもあります。乾いた独特の文体!
三木鶏郎B1-674 私の愛する糖尿病 実業之日本社 昭和56年 C:B 帯 ¥1,500
三木鶏郎企画研究所編 ■ B1-998 三木鶏郎ブック 三木鶏郎企画研究所 2005年 C:A ¥1,700
A4判本文40ページ。三木鶏郎(1914-1994)のCM音楽、冗談音楽の時代、Miki Toriro グラフィティ。
筒井康隆 B1-509R 不良少年の映画史<全> 文春文庫 1985年 C:B 帯 ¥700
解説色川武大
大橋巨泉 B1-930 巨泉の麻雀(改訂版) 君の打ち方では勝てない 日刊スポーツ出版社 昭和56年 C:B 別刷付録「巨泉麻雀ルール」付 ¥1,500
昭和46年刊の改訂版、著者の唯一の麻雀定石書。  
井上陽水B1-675 ラインダンス 新潮文庫 昭和57年 C:B ¥400
「前座で一言」色川武大。
文藝別冊 B1-677 色川武代vs阿佐田哲也 C:B 河出書房新社 2003年 ¥800
黒鉄ヒロシ B1-553R 色いろ花骨牌 講談社 C:B ¥500
Esquire  B1-406R 銀幕の不良少年 中野英治(色川武大) ユー・ピー・ユー 1988年6月号 C:B ¥1,600
「或る女優、或る女性」伊集院静 とあれば追憶の夏目雅子。
古川緑波  B1-707R 劇書ノート 筑摩叢書 1985年 C:B ¥2,500
昭和13年から27年までの古川ロッパの「エンタテインメント評判記」、批評というものがキッチリ存在している、批評の存在は文体と無縁ではないようだ。昭和25年以降になると双葉十三郎や小森和子、淀川長治らおなじみの本が取り上げられている。当サイトが何年も探している本がこの本の中に何冊もあります。
久世光彦 ■ B1-155R 夢あたたかき 向田邦子との二十年 講談社 1995年 C:B ¥700
巻末の座談会が圧巻、新藤兼人が溝口健二に高橋治が小津安二郎に触発されたように加藤治子、小林亜星、久世が語る向田の世界は尽きせぬ魅力に満ちている。「昭和三十三年頃から変わり始めて、バブルですべてなくなってしまった何か大事なものを、向田さんはとても丹念に見続けていましたね」(小林)。「ここにいる三人なんて、みんな恥の多い人生じゃないですか](小林)を受けて向田は「本質的に卑しくさえなかったら、・・・許してしまう。優しい人」(加藤)。
久世光彦 B1-928 触れもせで 向田邦子との二十年 講談社 1992年 C:B ¥1,000
扉の後ろに「向田せいさんへ─」とあります。
本田靖春B1-115 誘拐 文春文庫 1981年 C:B 少ムレ ¥500
向田への追慕で最も印象深いもののひとつが本田靖春「賢姉愚弟」(「向田邦子ふたたび」文春文庫)と「向田さんのこと」(向田邦子作品集3「冬の運動会」月報)。「向田さんの視線に出遭ったその瞬間」に「斬(や)られる」と直感したと。別れ際の「一刀両断」が鮮やか、胸を抉られただけでなく爽快ささえ感じられて・・・。「誘拐」は一気に読める迫力、名著。  
文藝春秋臨時増刊 ■ A3-104R 向田邦子ふたたび 文藝春秋 1983年  C:B ¥1,600
文春文庫ビジュアル版として再編集されて刊行されましたが本家とは味わいが違う、時代の匂いも緊迫感もこの雑誌にはおよばない。文庫版ではなぜかカットされた悪口放談とでもいうべき座談会(「男の品定め」 初出は週刊文春)が巻末に収録されています。
文藝春秋編B1-122R 向田邦子ふたたび 文春文庫ビジュアル版 1986年 C:B ¥300
嗜み ■ B1-934 特集「昭和」という時代 文藝春秋 2009年vol.2 No.1 C:A ¥600
向田邦子がいた昭和 風吹ジュン 対談風吹ジュン・向田和子 時代の目撃者が語る「昭和」黒鉄ヒロシ 私が昭和にやり残したこと(角田光代 安西水丸ほか) 明日に希望が持てた時代(佐々木護) 昭和歌謡や乗物などのページも。
日本放送作家協会扁  B1-811 テレビドラマ代表作選集 1980年版 日本放送作家協会 C:C ヤケ ¥1,700
収録のシナリオ「戦後最大の誘拐・吉展ちゃん事件」(柴英三郎)については2007年5月の備忘録で触れましたが本田靖春(原作)─向田邦子の追憶とともに語り継がれるTVドラマ(昭和54年6月放送)。近代が抱える闇が感じられないでしょうか。
向田邦子B1-213R 幸福  向田邦子TV作品集2 大和書房 1982年  C:B ヤケ強 ¥700
月報付。巻末にあるキャストを焼きつけて読みだせば止まらない面白さ、怖さ。月報のエピソード(鴨下信一 岸本加世子 大山勝美 竹脇無我 谷川俊太郎)と「全対談」の竹脇無我の章もおすすめ。
向田邦子 B1-337R 向田邦子TV作品集4 家族熱 大和書房 1982年 C:B 帯 月報付 ¥900
怖いですよこのホームドラマ、ちんまりした家庭劇や情緒ドラマを想像していると向田の冷徹なメスは容赦というものがなくすべての上っ面をはぎとって、それどころか狂気の種さえ抉りだして背すじがゾクゾクしてくる。甘ったるいTVに慣れた方にとっては毒に近いこの苦みがこたえられないかもしれない、天才としかいいようがないせりふの妙も味わえて・・・しかし大人の世界ですね、幼児化というかタコツボ化というのか、いつのまにか目につくものは子供っぽいものばかりになってしまって。当サイトはこのシナリオを追いながらオトナの世界は確実に後退しているのではないかと疑りはじめました。余談ですがこのシナリオに頻繁にでてくる「夕暮れ」の描写には酔いました。
向田邦子B1-326 蛇蠍のごとく 向田邦子TV作品集5 大和書房 1982年 C:B ヤケ ¥1,500
月報付。最終章の「びっくり箱」はそのまま向田邦子の世界、硬く緊張した空気が溶けていくところに向田の眼を感じました。ダメな男(女)でも大丈夫とそっと後押ししてる力かな。
向田邦子 B1-307R 向田邦子TV作品集1 阿修羅のごとく 大和書房 1981年 C:B 帯 月報付 ¥1,300
「ここまで凄いと、お手上げ状態。僕は画面の前で、まるで初めておもちゃを与えられた赤ん坊のように、ただポカンと口を開けて画面を見つめるだけだ」(三谷幸喜のありふれた生活445 2009.2.27朝日新聞夕刊)と三谷が記すのは向田のシナリオのこと、すぐ続けて「『阿修羅のごとく』という連続ドラマは、僕からすれば、神様が書いたシナリオである」と。カミサマが書いたシナリオという表現は読んだ方は何かしら感じることではなかろうか、「冬の運動会」「幸福」だって“この場面を描いていたとき向田の肩に天使(または悪魔)が止まってたんじゃないか”とゾクッとすることありませんか。また差し込みの月報1(早坂暁 和田勉 八千草薫)のいいこと、八千草が向田から「嬉しかったわ。みんなお化粧してないんだもの」ととても嬉しそうに語りかけてくれたと書いています。そして早坂が向田とは同年生まれであり「・・・なにか、小学校も一しょで、私は中学、彼女は女学校へ入っても、同じ汽車通学で、毎朝顔をを合わせていたような感じが、彼女にはあった。/その話しっぷりや、笑いっぷり、ことにうしろ姿が、旧制女学校の女学生であった」(/は行替え)と。
向田邦子 B1-152R だいこんの花 前篇・後篇 新潮文庫 平成3年 C:B ¥1,400(2冊揃)
大和書房の「向田邦子TV作品集 月報11」で久世が向田作品のなかでは寺内貫太郎一家が一番だとし加藤治子も「ご自分でも言ってらっしゃいますね。私にとっては『だいこんの花』と『寺内貫太郎一家』だ、という風に言っていますね。」と発言し「生前、シナリオを出版するお話をした時も、向田さんはこの二作は絶対に入れてほしいとおっしゃってました」と版元の編集者が補足している。 語られること多く読まれること少ない向田シナリオ集のひとつですが岩波現代文庫の向田邦子シナリオ集(全6巻 2009)には残念ながら収録されず。
向田邦子B1-262R 向田邦子TV作品集10・11 寺内貫太郎一家 前篇 後篇 大和書房 1987・88年 C:B 
¥7,500(2冊揃)
「生前、シナリオを出版するお話をした時も、向田さんはこの二作は絶対に入れてほしいとおっしゃっていました」(編集者の発言) 「ご自分でも言ってらっしゃいますね。私にとっては『だいこんの花』と『寺内貫太郎一家』だ、という風に言ってますね。なんか気持が好きだとかね。」(加藤治子 太字は強調付) 以上は月報(向田邦子TV作品集 月報11)からの引用。
向田邦子 ■B1-4505R 冬の運動会 新潮文庫 昭和60年 C:B ¥400 
シナリオ集 解説は大山勝美。年とともに読み返す度に凄さを思い知らされる。 
向田邦子B1-147 森繁の重役読本 ネスコ/文藝春秋 1991年 C:B ¥1,000
向田は森繁から学んだことのうち“一番大きなことは、「ことばは音である」ということでしょう”と書いている(「花束」)。そして当人の森繁は「向田文学の初期のエッセンスが『重役読本』には詰まっている」と語り「文才の冴え」に注目していた、と(「向田邦子」を語る)。巻頭にある向田の森繁評がいい、「胡散臭さ」が好きだ、というところ。
オール讀物  B1-776R 特集 向田邦子 文藝春秋 昭和64年1月号 C:B ¥1,200
炉部対談 「食」は文化なり(團伊久磨 向田邦子)は 1981年1/7 NHKの新春対談の活字化。「静かな目」と題した團伊久磨の追憶は心に響く。森繁久彌「向田邦子」を語る 『重役読本』には向田文学の初期のエッセンスが詰まっていると語る。東宝の<社長シリーズ>のシナリオを一本書いてもらった、ボツになったが(散逸してしまった)「幻の名作」だと話している、向田が映画シナリオを書いたとは・・・ 青島幸男×景山民夫の対談「シャボン玉から生まれた直木賞」 田村高廣×高橋治「阪妻の背中を見た少年」。
向田邦子 B1-933 夜中の薔薇 講談社 1981年 C:B 背ヤケ 帯 ¥600
帯にあるように向田邦子の最後のエッセイ集、装丁も本文もイキイキしていてどこからでも読める気楽さと繰り返し読みたくなるセンスを併せ持つ。
上野たま子 栗原敦編B1-125R  向田邦子・映画の手帖 二十代の編集後記 徳間書店 1991年 初版  C:A 帯 献呈署名入(編者) ¥1,500
話題の中心は欧米の映画でありスターなのですがこの時代ならではの断片が舞っています、向田邦子の「青春」の時代とは。、
半村良 ■ B1-903R おんな舞台 文春文庫 1979年 C:B ¥400
解説は向田邦子。
小林竜雄B1-78 向田邦子の全ドラマ 謎をめぐる12章 徳間書店 1996年 C:B ¥700
向田保雄B1-83 姉貴の尻尾 向田邦子の想い出 再入荷準備中 文化出版局 昭和58年 C:B ¥500
山口瞳 吉行淳之介他B1-82 向田邦子全対談集 世界文化社 昭和57年  C:B 帯 ¥1,500
文庫本は「対談の時間」にあります。表紙画はどちらも同じ。
NHKB1-165R 「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 向田邦子 市川雷蔵」日本放送出版協会 2005年6月 C:A ¥300
未だにファンの多い向田邦子と市川雷蔵の二人。太田光と村松友視がその魅力に迫る。写真も多く読み物としても面白い。2005年の4月から放送された番組テキスト。
TOKYO NEWS MOOK ■ B1-66R 向田邦子テレビドラマ全仕事 1994年 C:B 
¥1,700
向田邦子の世界展実行委員会 A2-962 向田邦子の世界 没後十年 いまふたたび 文藝春秋事業局 1991年 C:B ¥2,400  
今年(2009年)は向田邦子(1929~1981)の生誕80周年、このグラフ誌は昭和56年から10年目の「向田邦子の世界展」に刊行されたもの。
ノーサイド  B1-502R 特集<向田邦子と長谷川町子> 文藝春秋 1994年1月号 C:B 擦れ ¥800
インタビュー向田せい「わが家の家風」が読ませます、せいの夫である明治の男─「もう、ああいう人は出ないんじゃないでしょうか。貴重品。ほんとにおかしい。長生きしてたら私、神経が衰弱しちゃう。私の方が先に多磨墓地に行ってますよ」(33ページ)。さて直接は結び付かないおふたりを対置させた特集のアイディアに脱帽。
DIRECTOR’S B1-920 操上和美 向田邦子 牛山純一 クリーク・アンド・リバー社 2007年10・11月号 C:A ¥500
特集は操上和美(くりがみ・かずみ)、1936年北海道の富良野に生を受けてからの歩みを追う聞き書き。 
向田邦子 B1-212 寺内貫太郎一家 サンケイノベルズ 昭和50年 C:B ¥1,900
小説としてまとめられた第1作。見返しに主な出演者のイラストがまとめられている、横尾忠則ご自身もその一人でしたからちゃんと描かれています。「著者のことば」と森繁の「向田邦子さんのこと」が添えられていてシナリオライターとしてノリにのった時期だった。
平成11年2月公演新橋演舞場  B1-821 寺内貫太郎一家  寄稿は永六輔 金子成人 久世光彦 寺島アキ子 岡田由美子 栗原敦  ¥600  B5判84P
クロワッサン特別編集 B1-177R 向田邦子を旅する 入荷準備中 ジンハウス 2000年 C:B  ¥1,300
見て良し読んでよし。向田の世界、骨董、町、食、おしゃれなどに加えて追憶のページが充実。それらは昭和の時代と重なる。向田は昭和35年頃アンカーライターとして平凡出版に関わっていた。この雑誌の奥行きの深さはそんな経緯からも伺えるようだ。
相庭泰志構成 B1-190R 向田邦子をめぐる17の物語 入荷準備中 KKベストセラーズ 2002年 C:B 帯 
¥1,400
「17の物語」は向田への追憶のことば、向田関連の本は多いのですが最も優れたもののひとつ。ダブル和子(向田和子×吉行和子)の対談もいい。
江國滋 ■ B1-942 江國滋の「話がご馳走」 講談社 1981年 C:B 帯 ¥1,500
向田邦子がシナリオでは「寺内貫太郎一家」や「だいこんの花」が好きだ、あの気持ちがすきですと語っている。三枝に森繁に長山藍子、桜田淳子 宮崎美子 伊藤欄 阿佐田哲也 吉行淳之介ら昭和50年代半ばの旬の人たち21名。初出は「週刊現代」(S55~S56)。
監修 製作向田和子 B1-155R 向田邦子の手料理 講談社 1989年 C:B ¥900
料理のノウハウ本というより向田邦子の世界そのものですね。
稲越功一 B1-425 男の肖像 集英社 1981年 C:B  ¥2,400
巻末の対談 (向田邦子・稲越功一)の「たいへん色っぽい本ですね」という向田のことばにすべては集約される。それぞれの写真に女性からの「賛」が寄せられています。若山富三郎への賛(松尾嘉代)や菅原文太(小林由紀子) 和田誠(松島トモ子)など・・・一粒で三つ美味しい本。
TBS VIDEO B1-166 向田邦子/傑作ドラマシリーズ 寺内貫太郎一家 TBS/文藝春秋 VHSカラー95分 C:A(再生画像) ¥1,700
昭和49(1974)年 1/16から10/9まで39回放送されたものから2編を収録。「周平の恋」「静江の嫁入り」。貫太郎の母親役を演じた樹木希林(当時)が傑作。こんな感じのドラマだったのです。1974年は戦後初めてマイナス成長を記録した年、オイル・ショックによる「狂乱物価」が追い討ちをかけ高度経済成長の終わりを告げた年と云われている。長嶋が現役を退いた年でもありました。 
イメージフォーラムB1-470 特集 ホームドラマは崩壊したか 1988年5月号 C:B ¥700
「日本ホームドラマ年表」 久世光彦インタビュー。
ジェームス三木 B1-509R テレビドラマ紳士録 ジェームス三木対談集 映人社 昭和57年 C:B 小口シミ ¥1,600
名著だと思います、対談集としても優れていますがドラマの核心と周辺をさまざまなアングルから斬り込む。当サイトが前から感じていた小説家とシナリオ作家の位置関係について明確に指摘した箇所を引用しておきます。中島丈博との対談で三木が「・・・僕は、間もなくライター(シナリオ・ライターの意ー引用者)の地位のほうが上になるような気がするんですよ。・・・小説っていうのは非常に痩せてきましたしね、今やライターになり損ねた人が小説家になる。」「脚本を書くというほうが、非常に過酷な、とぎすまされたかたち」ではないか。
植田いつ子B1-330 布・ひと・出逢い 主婦と生活社 平成4年 C:B 署名落款入 ¥1,200
「向田さんへの手紙」といい「志村喬氏と三人姉妹」といい心を揺さぶってくる文章ですね。装丁も著者、どれをとっても著者にとってはかけがえのない想いのものばかりで装丁デザインも本を大切にする気持があふれていて「!」。カバーを外すと・・・。  
青木雨彦B1-208 雨彦流 当世文章作法 実業之日本社 昭和57年 C:B 帯 ¥600
「誰ひとりとして、この人のことを悪く言う者がいない・・・稀有なこと」だと向田を偲ぶ。メインは軽妙で面白い文章読本。
山根基世シリーズ
およそ古書店向けの本とはいいがたいのですがいい本だと思います、文庫も含めて絶版になっているものが多く、もったいないことです。第1作「であいの旅」で向田邦子の著書から数ヶ所引用されていて「励みにした」とあります(「歩きながら」の「長女の哀しみ」にも向田との座談の想いでがあります)。呑んだくれで悪ガキだったという著者の弁にはビックリしましたが、土の匂いと海の香りが漂ってくるようなエッセイ。心の向きがまっすぐなところと独特のセンスには脱帽。「旅のあとさき」の猫物語もおすすめです。「ネコのあぶく」にはお気に入りの本の紹介ページがあります。
山根基世 B1-159R であいの旅 毎日新聞社 1988年 C:B ¥700
小さい頃から本好きだった著者の最初の本、装丁は佐藤忠良。いつも何かを求めている、探している・・・あっちでゴツンこっちでゴツンとぶつかりながらそれでも前を向いて歩くんだという気持ちに共感します。
山根基世 B1-160 歩きながら 入荷準備中 1989年 文化出版局  C:  ¥
山根基世 B1-161 歩きながら 1994年 文春文庫 C:B ¥300
山根基世 B1-162 旅のあとさき 入荷準備中 1991年 文化出版局 C:  ¥
山根基世 B1-205R ネコのあぶく 毎日新聞社 1995年 C:B ¥800
山根基世 B1-218 ことばで「私」を育てる 入荷準備中 1999年 講談社 C:  ¥
借り物ではない「自分のことば」を育てるという著者のメッセージは人間の根っこにまでたどりついたようです。まっすぐ遠くまで見る姿勢に脱帽。
CONNECTION
工藤直子 佐野洋子=絵 B1-206 詩の散歩道 工藤直子少年詩集 てつがくのライオン 理論社 1987年 C:B カバー欠 ¥500
現在も新刊書として刊行、入手できます。上掲の「ネコのあぶく」で愛読書として紹介されています。「いつもの見慣れたことばが、この詩集の中では、雨上がりの若葉のようにピカピカ光って見える」、落ち込んだ心を爽やかに立ち直らせてくれる本だと。ホントかなァとひもといてみると、ウーム・・・その通りの本でした。
工藤直子 B1-370 とうちゃんと 筑摩書房 1986年 C:B ¥1,600
ここに綴られた「とうちゃん」は明治の時間が漂い正座が似合う方ですが著者ひとりの父ちゃんだけでなくみんなの父ちゃんでもあるようなそんな懐かしさを湛えて・・・。こんなとうちゃんたちがかっての日本にはいっぱいいたのでしょう。  
工藤直子 B1-708R とうちゃんと 筑摩書房 1986年 C:B 帯 献呈署名入 ¥2,500
それぞれの家族の物語は胸に打ち込んでくるものがあって忘れがたい。親子三人手をとりあって泣きたいような夜だった(岩谷時子)、また生まれ変わったら皆でいっしょに暮らそうね(鴨居羊子)、そしてこの本。「きょうのかあさん、わしにヤキモチ、やいとったのう」(112ページ)・・・泣いていいのか笑っていいのか。「とうちゃんと」はその後「象のブランコ とうちゃんと」(理論社)としてそのテーマのものだけ改訂版で刊行されましたが原型はこの本。後半に収められた茨木のり子の入り方、佐野洋子の真人間問答、長新太へのくすぐりなどにも「とうちゃん」は隣にいる。
詩と絵 工藤直子  B1-768 こどものころに見た空は(私家版) 1997年 C:B ¥1,600 
工藤直子 ■ B1-992 ともだちは海のにおい 理論社 2006年 C:A 帯 署名・挿絵入 定価1,575円  ¥1,700
工藤直子 ■ C1-904 こころはナニで出来ている? 岩波現代文庫 2008年 C:A 定価945円 ¥400
工藤直子の詩集を初めて読む人はこの本を手にして世界が変わって見えてくることに気づくのではなかろうか。
茨木のり子  B1-989 おんなのことば 童話社 1994年 C:A ¥500
手のひらにのる茨木のり子詩集、「みずうみ」を教えてくれたのは山根基世。
現代詩手帖 ■ B1-899 追悼特集 茨木のり子 思潮社 2006(平成18)年4月号 C:B ¥2,000
「茨木のり子アルバム1926-2006」、代表詩選、圧倒的な追悼録。最近刊行された「茨木のり子の家」(2010年 平凡社)が過ぎていった時間の厚みを見せてくれる。時代とことば、茨木のり子が問いかけるもの。
エンマ B1-386 都はるみ&松平定知 文藝春秋社 昭和60年創刊号 C:B ¥600
引退後の特別対談。沢口靖子(表紙)密着24時間。
雫石とみ B1-277 荒野に叫ぶ声 女収容所列島 社会評論社 1976年 C:B 背褪色 ¥1,000
日記を書くことは魂の記録だと著者はいう。地響きが聞こえてくるような本、「ことばで『私』を育てる」(山根基世)とともに圧巻。
佐藤忠良■ B1-782 触ることから始めよう 講談社 1997年 C:B 帯 見返しノド補修跡有 署名入 ¥1,600
「情操というのはいかに多くの無駄をさせるかで育っていくものだと思います」(198ページ)。いかに失敗しないかに重点を置いた効率ばかりの教育はその逆をいくものだ。「彫刻家の教育論」と帯に太く書いてありますが間口はもっと広い、佐藤が見つめているのは<私たちはどこへ戻らなければならないか>、再生の道すじを掘り起こす。「人間へのいたわりのないものは、全部嘘」だ、こんなことを言った人はいるのでしょうか。烈しい本。
内館牧子 ■ B1-907 食べるのが好き 飲むのも好き 料理は嫌い 講談社文庫 2009年 C:A 帯 ¥400 
小林恵 ■ B1-906 キルトへの招待 暮らしを彩る手作りアートの世界 PHP 1998年 C:A 帯 ¥800 
小林信彦B1-68R われわれはなぜ映画館にいるのか 晶文社 1975年 C:B 本文2cm破れ1ヵ所有 
¥4,800

内容もさることながら編集(津野海太郎か)の良さが際立つ。『「仁義なき戦い」スクラップブック』「黒沢だけしか頭になかった」「ドン・シーゲルの暴力的祭典」など鮮やかな映画エッセイの連続上映。
小林信彦 東京のロビンソン・クルーソー 晶文社 1974年 C:B ヤケ ¥9,600
「およそ信じられないような色の背広・・・」でインタビューに現われた若山富三郎の「無意識過剰」(「子連れ狼」)、「ゲバゲバ90分!」の当時の批評の批評(「おれは野次馬」)、集団疎開で体験した集団嫌悪、そして繁栄に重ねてしまう飢餓と焼け跡の眺め、「話し言葉について」で説く「快い会話」の構造など、どのページを開いても昭和時代の断面が著者ならではの批評眼で蘇る。優れた編集者がいなければこれらの「雑文」も陽の目を見なかったとはいえ他のシリーズとともに復刻できないものか。
小林信彦B1-306R 東京のドン・キホーテ 晶文社 1976年 C:B ¥13,700
 
「ヒッチコック・マガジン」の時代 テレビの笑い テレビ台本コント集 道化の世界ほか。
小林信彦B1-70R 映画につれてって 小林信彦対談集 キネマ旬報社 1987年 C:B ¥2,700
優れた対談集、 山田宏一の章─「日本の喜劇映画 はじめにエノケンありき」は戦前の斎藤寅次郎、山本嘉次郎から前田陽一、岡本喜八、山田洋次あたりまでおふたりの体験、蓄積、引き出しの多さに圧倒される。名著「日本の喜劇人」と重ねてみる愉しみも。西脇英夫との日活アクション論も卓抜。長部日出雄 清水俊二 和田誠 色川武大 森卓也ほか。
小林信彦 ■ B1-103R いちど話してみたかった 小林信彦デラックス・トーク 情報センター 昭和58年 C:B 小口シミ ¥1,700
大瀧詠一 ビートたけし 安藤鶴夫 志ん朝 長部日出雄 渡辺武信ほか。
MGM/UA HOME VIDEOA1-567 バンド・ワゴン ポニーキャニオン ホームビデオ(VHS)  C:A(画質) HiFiモノラル カラー112分 ¥700
1953年度作品、日本公開も同年。この映画には「無駄なシーンが一つもない」、「このショウ映画のたのしさ、色彩の粋なこと、鮮かなカッティングによる笑い、それらは文字では殆ど伝達不可能・・・」と書いている(小林信彦 「映画を夢みて」「われわれはなぜ映画館にいるのか」の『「MGMミュージカルから何を学ぶか?」─ 「バンド・ワゴン」を中心に─』)。色川武大は「私のようなヴォードビル好きが大絶賛するのは、後半でアステアとブキャナンが競演するナンバー“プランを変えて”だ」(「映画放浪記」「色川武大の御家庭映画館」)と述べていますがこのシーンのブキャナンは「ふるえがくるほど素晴らしい」(小林前掲書)。リアルタイムでこんな映画を見た方は幸せものというほかありません。
倉本聰 B1-97 前略おふくろ様 倉本聰テレビドラマ集2 ペップ出版 昭和52年 C:B 帯 ¥700 
収録は第1部の1、3、6、8、12、16、23、26話(最終回)の8編。卷頭に「追悼・田中絹代さん」巻末に山口瞳との対談。この対談は面白い、なおこのシリーズの「倉本聰テレビドラマ集1」は「うちのホンカン」。
倉本聰 B1-224 前略おふくろ様 PART1ー1・2 PART2-1・2  理論社 1983年 C:B 各¥500 
小松政夫、桃井かおり、室田日出男、川谷拓三、北林谷栄、小鹿番、坂口良子・・・役者と台詞がピッタリ重なってドラマの中の役柄がそのまま生き続けるという稀有な名作。第1部2巻、2部2巻を全収録。
倉本聰 誰にも青春があった  昭和50年10月「前略おふくろ様」は始まった。再放送でつかまえた「6羽のかもめ」も強烈でしたがこのドラマにも狂いました、あれから30年近い時が過ぎ去ったとは・・・
倉本聰 さらば、テレビジョン 冬樹社 昭和53年 C:B ¥500
倉本聰 B1-18 冬眠の森 新潮社 昭和62年 C:B ¥500
倉本聰 B1-19 北の人名録 新潮社 昭和57年 C:B 帯 ¥500  山本麟一登場
倉本聰 ■ B1-705R 赤ひげ1,2 倉本聰コレクション14・15 理論社 1984年 C:B 帯 ¥2,500(2冊揃)
倉本聰シナリオの隠れた傑作、山本周五郎×黒澤明で知られていますが設定や枠組みは同じでもほとんどまったくオリジナルだといってよいと思います。一話完結型ですが一話ごとにハンケチ用意しときなと言いたい、明日勤めだという時は読むべからず。いつも思うのですが映画・TVドラマのシナリオ文庫というのはなぜ出ないのでしょう。優れた作品はいっぱいあるのに。誰も手をつけていないことの不思議。
倉本聰 ■ B1-908 文五捕物絵図(1)(2) 倉本聰コレクション9・10 理論社 1983年 C:B 帯(2)のみ ¥2,000(2冊セット)
向田邦子×松本清張といえば「駅路/最後の自画像」(新潮社 2009年 1,365円)、倉本聰×松本清張ならこの「文五捕物絵図」。NHK初の仕事だったとある。放送は昭和42年から43年にかけてのこと、残念ながら映像が保存されていないという。「『文五』の頃 あとがきにかえて」で「ドラマの根源」へ少しだけ戻れたシリーズだったと記している。 
倉本聰 B1-21 さよならお竜さん 理論社 1983年 C:B ¥700
倉本聰 B1-23R 幻の町 理論社 1983年  C:B ¥700
倉本聰 B1-24R うちのホンカン 理論社 1984年 C:B ¥700
倉本聰 B1-490 うちのホンカン ペップ出版 昭和56年 新装初版 C:B 帯 ¥1,200 
収録作品 おりょう 父(とん)ちゃん 祇園花見小路 ばんえい りんりんと うちのホンカン 幻の町 嘆きのホンカン。巻末に白井佳夫との対談。
ドラマ B1-26 ホンカン仰天す  映人社 1982年 C:B ¥600 
山田太一「タクシー・サンバ」全3話も収録。
倉本聰 B1-22 駅STATION 理論社 1984年  C:B ¥700 
駅STATIONには「純」が収録されています。かってキネマ旬報で映画化の企画があった幻の青春ドラマ。その後、映画化されてはいますが別ものと断り書きがでています
倉本聰 B1-168 たとえば、愛  理論社 1984年 C:B ¥600
倉本聰 B1-203 わが青春のとき  理論社 1982年 C:B 帯 ¥700
倉本聰 B1-486 優しい時間  理論社 2005年 C:A 帯 ¥600
倉本聰  B1-508R 愚者の旅 わがドラマ放浪 理論社 2002年 C:A 帯 ¥700
この本に収められている「断章 田中絹代」「断章 石原裕次郎」は当サイトにとって永遠の文章。今年は田中絹代の生誕100年、晩年の田中絹代を「前略おふくろ様」の進行とともに描く。そして裕次郎は著者と同年生まれで3日違いの誕生だとありターキーと裕次郎が隣り合わせに住んでいたころからのつきあい。裕次郎は「命に終りがある」その時に何を希求していたか、この回想は確か「文藝春秋」に最初掲載されたと記憶していますが裕次郎について書かれたベスト。心にしみる文章とはこういうものでしょう。
毎日ムック・アミューズ編 B1-109 名人・苦労人50人の整理法をぬすむ 毎日新聞社 1997年 C:B ¥1,200
本・情報をどのように整理しているか、という1点に絞って50人の実例を紹介。今はジャンルが錯綜しているからアイウエオ順がいちばんという上野千鶴子など、ヒントがいっぱい。
アリキ作・絵 松岡享子訳 B1-134 本はこうしてつくられる 日本エディタースクール出版部 1991年 C:B ¥800
絵本で「本はどのようにして作られるか」を作家のアイディアから印刷・製本を経て書店に並ぶまでを説いた1冊。原作者は米の童話作家。
庄司浅水 B1-563 写真にみる西洋の本 保育社 カラーブックス655 昭和59年 C:B ビニールカバ装 ¥700
紀田順一郎 B1-214 書斎生活術 双葉社 昭和50年 C:B ¥700
副題は「文庫蒐集からワープロ活用まで」。実践的な書斎生活のすすめ。
寿岳文章編 B1-215 日本の名随筆68 紙 作品社 1988年 C:B ケース入 ¥600 
デザインの現場 B1-216 総力特集 PAPER&DESIGN 紙の魅力 美術出版社 1990年 8月号 VOL.7 NO.43 C:B ¥600
柳原良平 B1-927 柳原良平の装丁 DANぼ C:B ¥2,500
巻末に「吾が装丁回想録」「装丁目録」。「洋酒マメ天国」や「生活の随筆」シリーズ、どんな本だろうと読みたくなる「現代野郎入門」(野坂昭荷如 1962年)や「SF黒い宇宙船」(ラインスターク 1967年)など読書への誘い。
BTOOL ビー・ツール・マガジン A3-996 特集 文房具と戯れる日曜出版 ナツメ社 昭和63年9月号 C:B ¥400
文房具専門の雑誌が特集した私家本づくりのすべて。ワープロ全盛の頃ですがかなり詳しい。
栃折久美子 本とはなにか
地獄シリーズ(集英社版) 1980年代初期に刊行。映画に読書、旬の芸と時代観察、さらには東京懐古と小林信彦の世界は今も続く。「地獄の読書録」は1959年から1969年までの「活字中毒者」によるミステリィーを中心とした本めぐり。ノンフィクションも収録されて著者がいうように「六〇年代そのもの」。案外地味(?)なせいか陽の目をみない1冊のようですが圧倒されます。ちくま文庫版は「こんな文庫がいた」に。
小林信彦 B1-39 地獄の読書録 集英社 1982年  C:B 帯 ¥1,000
小林信彦 B1-40 地獄の観光船 集英社 1981年  C:B ヤケ 帯 ¥1,000
小林信彦 B1-41 地獄の映画館 集英社 1982年 C:B 帯 ¥1,500
小林信彦 B1-100 地獄の読書録 集英社文庫 昭和59年  C:B ¥600

藍書房

これまでに刊行された文庫本 
左から「モロッコ革の本」ちくま文庫、集英社文庫。名著「装丁ノート 製本工房から」。

高峰秀子 黒澤明 天藤真 小林信彦 栃折久美子 白上謙一 倉本聰の作品についてはいつも懐かしさにも似た想いと、そこから始まる物語の宝庫でもあります。尽きせぬ魅力の源ですね。高峰秀子の本は単独のページに、黒澤明とその周辺は「日本映画の黄金時代」のコーナに,そして天藤真は「こんな文庫がいた」に入りましたので合わせてご覧ください。

栃折久美子 B1-157R モロッコ革の本 筑摩書房 1975年 薄ヤケ C:B ¥1,200
記念すべき著者のデビュー作。表紙の図がいい。30年前の出版になります。ベルギー・ブルュセルでの留学記。「森有正先生のこと」と併読すると感慨もひとしお。
栃折久美子 ■ A3-41R モロッコ革の本 筑摩書房 1975年 C:A 帯 署名入 ¥2,700
栃折久美子 B1-158R 装丁ノート 創和出版 1987年 C:B ¥2,800
少しオーバーですが1980年代に日本でこういう書物が商業出版の分野で作られた、と誇りたくなるような1冊。もちろん21世紀へ伝えていきたい本のひとつ。活版印刷、糸かがり、見返し紙なし、別丁扉なしの本だとある。レイアウトも特筆すべきでしょう。
栃折久美子 B1-420 装丁ノート 創和出版 1987年  C:B帯 献呈署名入 
¥4,500
栃折久美子 B1-62R 製本工房から  冬樹社 昭和53年 C:B ¥1,500 
読むたびに「!」を感じさせる、読み直す度に発見がある。「商品として徹底的に考えぬかれたものは、必ず見た目に美しい筈だ」(53ページ)ということばなどどうだろう。緻密な考えぬかれたことばに会える本です、四六判ハードカバ 
栃折久美子 B1-12R 製本工房から 冬樹社 昭和53年 C:B 献呈署名入 ¥2,000 
古書
栃折久美子 倉本聰 小林信彦を軸に。そこから始まる物語
日本橋が生んだ天才 青島幸男
青島幸男 ■ B1-706R ざまァみやがれ デッカイ気分になる本 青春出版社 昭和41年 C:B ¥2,700
青島幸男の第1作でしょう、まさに絶好調。このとき時代の風は確かにこの人のために吹いていた。コツコツ苦節十年なんて馬鹿だ、実にくだらないなんて逆説を唱えたのは青島幸男が初めてではなかろうか、新書判ですがていねいに作られているだけに復刻を望みたい。
青島幸男B1-211R なんだ!勉強なんて ポプラ社 1978年 C:B ¥1,700
少年向けの「のびのび人生論」シリーズの1冊ですが少年期から青春時代を、それも母親や近所の幼ななじみ、おじさんたちも登場していかにも微笑ましい。青島幸男の半自叙伝として貴重なドキュメントを含んでいる。
青島幸男B1-49 わかっちやいるけど・・・シャボン玉の頃 文藝春秋 昭和63年 C:B ¥2,000
この明るさ軽さを見よ。日本橋が生んだ二人の天才(もちろん一人は小林)が注いだテレビの黄金時代への情熱。シャボン玉は弾けて跳んだ。
青島幸男B1-329 銭さえあれば・・・ 桃源社 昭和48年 C:B ¥1,600
最初の創作集、表題作のほか「凸凹丸の誕生」「鳥」「失意の男」など全10編。
青島幸男 奥山侊伸編 ■ B4-73R 青島、フー子のラブレター讃歌 恋人たちの手紙 ケイブンシャ 昭和50年 C:B ¥1,200
昭和41年からの放送とのことですがTBSラジオで青島幸男と天地総子のコンビで「天下のジョッキー」という番組がありました、言いたい放題の青島幸男が絶好調。毎週金曜日に〝ラブレター讃歌〟というコーナーがあり本書は番組に寄せられた愛の讃歌傑作集。
青島幸男 石ノ森章太郎B1-96 新世紀のココロ  剄文社 1995年 C:B ¥500
「大日本カル派宣言」の加筆・訂正判。10年前の本ですがバブルが消えた現状を痛烈に批判。
青島幸男 B1-130 繁栄にほんばし弁菊 新潮社 1985年 C:B 帯 ¥500
青島幸男 B1-131 極楽トンボ 文藝春秋 1982年 C:B 少しヤケ ¥700
青島幸男ほかB1-689 パロディNo.1 THE AOSHIMA MAGAZINE パロディ社 昭和46年 C:B ¥2,800
中山千夏や谷啓そして青島門下の河野洋ほかが登場。第1号といっても刊行されたのはこの号だけ。
中西秀彦B1-66 活字が消えた日 昌文社 1994年 C:B 帯 四六判ハードカバ ¥600
倉阪鬼一郎 B1-9 活字狂想曲 時事通信社 単行本 1999年 C:B
¥700
彷書月刊 B1-439 特集 私家本・豆本・ルリュール 1994年9月号 弘隆社 C:B ¥300
平野甲賀 B1-168 [装丁]術 好きな本のかたち 晶文社 1986年 C:B 少キレ ¥1,500
山田泰幸B1-211 四季の消しゴムスタンプ マール社 2003年 C:B ¥600
桐島洋子監修 B1-701 本を愛するひとに 副題「わたし図書館」のためのブックガイド  フェリシモ出版 1990年 C:B帯 ¥800
お目あては栃折久美子・桐島洋子の対談
沢田真理B1-7 手づくり絵本 知恵の森文庫 2003年 ¥400
菊地信義B1-17R 装幀談義 ちくま文庫 1990年 C:B シミ ¥500
東京人B1-11 本はなんでも知っている 平成11年6月号 東京都歴史文化財団 C:B ¥500
宮城まり子編 B1-13 としみつ 講談社文庫 昭和56年 C:B ¥500
丸谷才一・編 B1-128 ポッケットの本 机の本 お楽しみと冒険10 新潮社 昭和54年 C:B ¥600
赤木かん子 B1-167 こちら本の探偵 です 径書房 1985年 C:B 
¥800
CONNECTION
森有正 B1-12 いかに生きるか 講談社現代新書 昭和51年 C:B ¥300
森有正 B1-14 生きることと考えること 講談社現代新書 1970年 C:B ¥400
森有正 B1-112 森有正講演集 古いものと新しいもの 日本基督教団出版局 1975年 C:B 角背B6判 ¥1,700
1970年の講演「経験について」で息づまるようなこの現実はどこから・・・と問いかけている。
森有正  B1-906 遥かなノートルダム 角川文庫 昭和58年 C:B 帯 ¥500 
ひとりひとりが自分のタコツボを持てば共棲あるいは集団のタコツボ化にはならないのではないかと丸山真男(「日本の思想」岩波新書)の反論があります。
臼井吉見 B1-15 事故のてんまつ 筑摩書房 1977年 C:B ヤケ ¥400
雑誌の本の特集
鳩よ! B1-220 売れなかった本 1997年 11月 マガジンハウス C:B ¥600
こんなに面白い本を読み逃がすな!隠れた名著を探す。
別冊・話の特集 B1-221 話の特集図書館 BEST SELECTION 5000 1984年 話の特集 C:B ¥1,700
向田邦子が選んだ食いしん坊に贈る本100冊。
鳩よ! A3-995 愛書狂 16人の愛書家が公開する秘蔵本大特集 マガジンハウス 1996年2月号 C:B 表紙端微キレ ¥400
世の中にこんな本があるのかというような、聞いたことも見たこともないような秘蔵本をたっぷり紹介している、「東海林さだおのマンガ&文章」(6ページ)も読み応えアリ。
栃折久美子 B1-50R えほんをつくる  大月書店 1983年 C:B 定価1,680円 ¥800
和本とじの原理とヨーロッパ製本工芸の技法を結びつけて考案された「パピヨン」かがりはこの本で初めて紹介されている。絵本づくりとありますが手製本の基本はこの1冊で充分。定価は現在のもの。 
栃折久美子 B1-12R ワープロで私家版づくり 編集・印刷から製本まで 創和出版 1996年 C:A ¥1,800
佐藤忠良の「触ることから始めよう」(講談社 1997年)には触覚感ということばが繰り返し強調されている、青少年向けの人生論ですが指で触れる感覚を土台に発言している方のことばは謙虚で自然で力がある。栃折の3冊目の技法書であるこの本も同じ、頭と手を直結させて自分で本を創る愉しみ、それも糸でかがっての製本だからほとんどすべてといってもいいほどの自費出版の製本とは根本的に違う。開きが良くて丈夫で・・・。本の素をたどる手作業はどこか人の素に還ってゆくような充実感がある。今、ワープロでのところはパソコンでに変りますが基本は変わらず。
connection
田中淑恵 B1-941 自分で作る小さな本 文化出版局 2002年 C:B ¥600
岡野暢夫 ■ B1-6OR 豆本をつくる 創和出版 1987年 C:B ¥1,400
とてもかなわない人たち
色川武大の戦後
山田宏一 B1-119 きょうのシネマは シネ・スポット三百六十五夜 平凡社 1988年 C:B ¥1、000
山田宏一・宇田川幸洋 訳 B1-118 汚れた顔の天使 ジェームズ・ギャグニー自伝 出帆社 1976年 C:B 小口シミ
¥2,000 
「汚れた顔の天使 ジェームズ・ギャグニー自伝」。なぜか共訳と単独訳版と2種類あります。追記 「走れ!映画」に出版社(出帆社)がつぶれてしまった、とありますがその辺の事情でしょうか。
山田宏一 訳 B1-143 汚れた顔の天使 ジェームズ・ギャグニー自伝 出帆社 1981年 C:B ビニールカバ装 
¥2,000 
映画評論 B1-137 ドン・シーゲル研究 新映画 昭和49年8月号 C:B ヤケ ¥500 
森卓也「男一匹! ドン・シーゲル」、シナリオ「突破口」。
キネマ旬報 B1-297 巻頭特集 ザ・エッセンシャル・ヒッチコック キネマ旬報 1984年5月下旬号 C:B ¥700
都筑道夫×小林信彦 双葉十三郎 森卓也ほか。長谷川一夫追悼号でもあります。
山田宏一・蓮實重彦訳 B1-298 ヒッチコック 映画術 トリュフォー 晶文社 1981年 C:B ¥1,400
現在、「定本」版が刊行されています。邦洋画の枠をとっぱらう面白さ。
紀田順一郎 B1-309 古典映画ロードショー 双葉社 昭和55年 C:B ヤケ ¥1,700 
月世界旅行、ファントマ、カリガリ博士、下宿人、メトロポリスなどサイレント期のフィルム・コレクションから「古典映画」誌上再上映を試みた画期的な1冊。
小林信彦B1-390 笑う男 道化の現代史 晶文社 1971年 C:B ビニールカバー装  ¥2,600
小林信彦B1-71 定本日本の喜劇人 晶文社 1977年 C:B ¥1,700 
小林信彦B1-43R 小林信彦60年代日記 1959~1970 白夜書房 1985年 C:B 背微ヤケ ¥2,300
著者26歳から37歳までの日々。時代と他人への「こだわりの記録」だと書いています。社会との距離感が全編に漂い苦味というか(著者のことばでいえば)毒っ気が効いていて60年代青春は錯綜の真っ只中。
 
PLAYBOYB1-780 小林信彦60s日記 集英社 1984年7月号 C:B 角擦れ ¥700
創刊9周年記念号、小林信彦60年代日記の新連載第1回が掲載された。編集部によるプロローグ(カラー見開き)が興味深い、1960年─「ジョン・レノン・20歳、吉永小百合・15歳、大江健三郎・25歳、(略)黒澤明・50歳、山口百恵・1歳、ビートたけし・12歳、田中角栄・42歳」その時小林信彦は27歳、「1960年に、あなたは、何をしていましたか?」
別冊新評B1-36R 小林信彦の世界<全特集> 新評社 1981年  C:B 小口シミ 角擦れ ¥2,200
弓立社編 小林信彦 ■ A3-59R 小林信彦の仕事 弓立社 1988年 C:B ¥1,700
<私はいかにして小林信彦を読んだか>に特化した小林信彦ファンのための専門書(?)
小林信彦 B1-970 コラムは歌う コラムは踊る コラムは笑う ちくま文庫 1989・1989・1992年 C:B 帯(コラムは笑うは帯なし)¥2,200(3冊セット)
<コラム・三部作>と「コラムは歌う」のあとがきで著者が命名したエンタテインメント評判記、60年代初頭 70年代から80年代まで網羅した全3冊1,300ページ。
キネマ旬報別冊B1-317 Video days 創刊号 キネマ旬報社 1987年10月号 C:B ¥700
マルサの女やトップガンが人気の年、週休2日制が定着しだしたのもこの頃。「映画の醍醐味100本」セレクションや「フレッド・アステアを追って」ビデオで見るベスト・テンなど。
小林信彦B1-150 夢の砦 新潮社 1983年 C:B 帯 付録付  ¥1,000
小林信彦B1-192 2001年映画の旅 文芸春秋 平成12年 C:B 帯 ¥1,000
邦画ベスト100には教えられました、山口百恵「霧の旗」(西河克巳)をあげているところなどさすが。余談ですが単行本が絶版になって急に光彩を放つ本ってありますがその1冊ではないか・・・。
小林信彦B1-74 セプテンバー・ソングのように 1946-1989 弓立社 1989年 C:B ¥1,200
小林信彦B1-180R 映画を夢みて 筑摩書房 1991年 C:B ¥1,400
喜劇への花束 架空シネマテークほか。絶版になった「われわれはなぜ映画館にいるのか」を再生させる目的で刊行されたと「あとがき」に。
小林信彦  B1-522R 一少年の観た<聖戦> 筑摩書房 1995年 C:A 署名入 ¥2,600 
SWITCH B1-107 特集 荒木経惟の世界 THE VERY BEST OF ARAKI  扶桑社 2003年11 Vol.21 No.11 C:B ¥600 
荒木経惟B1-256 写狂人日記 チロと写した’91年  扶桑社 1992年 C:B ¥1,600
SWITCH B1-557 特集 荒木経惟 写狂人日記の世界 扶桑社 1992年3 Vol.10 No.1 C:B ¥700
荒木経惟B1-755 上海帰りのアラーキー 1998年 C:B 函入 CDローム付 ¥1,200
SWITCH B1-108 FRONT STORY 小林信彦 二重生活ーまたは「世界でいちばん熱い島」序曲 画 河村要助 扶桑社 1990年11 Vol.8 No.5 C:B ¥700 
久保田二郎B1-171 20世紀号ただいま出発 BRUTUS BOOK第1号 マガジンハウス 昭和60年 C:B ¥1,000
表紙画は堀内誠一。20世紀のアメリカの贈り物をグラフィティとエッセイでまとめたA4サイズの大型判。
久保田二郎 B1-925 人生は楽しき集い 角川書店 昭和59年 C:B 帯 ビニールカバ装 ¥1,200
KAWADE 夢ムックB1-417 総特集 大瀧詠一 河出書房新社 2005年 C:A 定価¥1,200 ¥800
大瀧詠一と大瀧詠一のナイアガラ30年史。
広告批評 B1-837 ヘア・ヌード シンドローム マドラ出版 1994年10月号 C:B ¥600
伊佐山ひろ子 小沢なつき 荒木経椎 井狩春男 草森紳一ほか、全リスト「ヘアヌード」写真集
知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 B1-968 久世光彦 昭和を愛した不良 日本放送出版協会 2007年12月 C:A ¥500
樹木希林 大石静 伊集院静 小林亜星 大石静が「こんな本、撮れねぇよ!」と台本を放り飛ばした久世を語っています、いいエピソードです。 「チェ・ゲバラ 革命への旅」は戸井十月
佐野英子 B1-253R わたしの弁当劇場 文化出版局 1990年 C:A 帯 ¥700
「向田さんが赤坂で食事のお店を開店なさる折・・・」のところに接点があります。「俳優 佐野浅夫のお弁当を作り続けて40年」が副題。弁当の献立から買物、器、生活史まで
和田勉 ■ B1-973 子供の感じ 1999年備忘録 製作新潮社 2000年 C:A 帯 私家本 ¥1,500
往年のTVドラマ演出家が詩ともメモともエッセイとも何とも奇妙な味の本を作った。自費で本を作るならこんな感じのスタイルがいいな、岩波現代文庫をいくらか大きくしたサイズで装丁はワダエミ。
塩田ミチル  B1-968 塩田ミチルのうまいもの取り寄せ話 鎌倉書房 昭和60年 C:B ¥800  
今でこそこの手の類書は数々あれど塩田の本が元祖ではなかろうか。年季が違うというのか雑本のなかでこんな1冊に巡り会えた時の嬉しさは格別。生来の食いしん坊が手帖にギッシリ書き込み味わってきたうまいもの話を「自分だけで一人占めしているのは何だかもったいない」(4ページ)、この幸せをおすそわけしたいというのが本書のキッカケ。情報の羅列ではなくあちこち寄り道をしながらのお話しがこれまた美味、例えば ─ 「ところで、とってもおいしい梅干しがあるの。取りにいらっしゃいよ。」そう電話してきたのは向田邦子、しかし「残念ながら私は梅干しが大ッ嫌い。『そんなのいらない!』そして続けている「それから間もなくです。たまたまよそから頂いた梅干しがとてもおいしくて、私はあっさりと梅干し嫌いを返上しました。そうなると向田さんの梅干しが気になって仕方ありません。」電話をかけようと思っていた矢先にあの悲報が・・・。その梅干しとは鎌倉の長谷駅から少し歩いた店で求めることができると詳しくつづられている。塩田と向田は実践女子専門学校(国語科)の級友。この本の中で向田は随所に登場してきます。山本嘉次郎が賞めたという和歌山県御坊市の店の醤油だとかこれまた向田が喜んだという富山の味醂干しだとか中華街(横浜)のうまいもの店の紹介だとか黒門市場の話題などあきれるばかりの濃さ。
和楽 B1-989 向田邦子が愛した「小さな旅」 小学館 2008年11月号 C:A ¥500
鎌倉の旅が詳しくて読み応えがあります。
浅野陽 B1-865 酒飲みのまよい箸 文化出版局 昭和54年 C:B ¥1,000
この本を知ったのは向田邦子の随筆から。
檀晴子  B1-250R お招ばれ料理 50人の食卓 新潮文庫 昭和61年 C:B ¥800  
今や当サイトの定番。著名人の自宅でお手製の料理を半ばムリヤリごちそうになるという企画、気どりがなくて普段着の生活感が漂っているところが愉しい。単行本はなくクロワッサン誌上に連載されたもの。増田れい子 向田鍋、和田レミ チョコレートケーキ、原田芳雄 天ぷら、田中小実昌 爆笑目玉焼きなど。
中川一政  B1-760 猫と人間 旅窓新書 朋文社 昭和30年 C:B 1,800
秋山ちえ子  B1-167R 雨の日の手紙 文化出版局 昭和61年 C:B 献呈署名入 ¥1,600
「炎のなかにいた-向田邦子」「羨望」の章は鮮烈。串田孫一の装丁のセンスが良くて本(の内容)はもちろん造本も光る、おすすめの1冊。
秋山ちえ子  B1-195 秋山ちえ子の歳時記 いぶし銀のように 潮出版社 1981年 C:B 小口ヤケ 献呈署名入
¥1,500
「花のある長女」で“向田邦子に入れあげている”(秋山のことば)著者の深い想いが綴られています。いつまでも余韻が残る文章です。この本は「美しく老いること」を静かな、力強いテーマにしたものと感じましたがどうでしょう。
岸田今日子 B1-977 あかり合わせがはじまる 講談社 昭和59年 C:B ¥1,000
「あかり合わせ」─大道具が組み立てられ照明が吊るされ場面ごとのあかり合わせが始まる、舞台稽古から舞台へ呼び出されるあの不安定で魅力的な時間。
岸本加世子B1-196 わたし嫌い ワニブックス  昭和58年 C:B ヤケ  ¥700
この方の存在の魅力というのも凄いものがあります、「わたしが会った芸能人」の章で「女優というものを知」ったのは「あ・うん」だったとあります。
銀座百点B1-287 銀座百点1972.9 NO.214 C:B シール貼  ¥600
向田「チョンタ」 上坂冬子「銀座取材帖 トンカツ名人」(文春文庫「銀座ゆうゆう人生」に収録されています) 『円地源氏』物語 収録。
銀座百点B1-686 銀座百点1978.9 NO.286 C:B 少剥がれ 店印  ¥800
向田邦子・和田勉・久世光彦「ブラウン管の裏側で テレビよもやま話」
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小林信彦B1-229 オヨヨ島の冒険 晶文社  1972年 C:B 小口シミ ¥1,200
小林信彦B1-230 オヨヨ大統領の悪夢 角川書店  1975年 C:B  ¥800
小林信彦B1-69 変人十二面相 角川書店 昭和56年 C:B 帯 ¥1,000
1980年から81年にかけて発表されたもの。本文とカバーのイラストは峰岸達。
小林信彦B1-193 世間知らず 新潮社 1988年  C:B ¥1,000
栃折久美子装丁の本から
富岡多恵子 B1-83 壷中庵異聞 集英社文庫 昭和53年 C:B ¥500
「装丁ノート」の「私と文庫本」にこの本の写真があります。文庫はジャケットの表だけの仕事だから「画家の仕事に近い」、「さっぱりした感じ」になるよう心掛けているとある。さて小説の方ですが主人公は古書の通信販売に携わり豆本づくり精魂を傾ける一風変わった老人・・・。
田辺聖子 B1-93 貞女の日記 中央公論社 昭和46年 C:B 帯 ビニールカバ装 ¥700
装丁はもちろん栃折ですが本文のなかでも(「夢を追う人たち」)登場。やっぱり、そうでしょう、と前から感じていたことを田辺がさすがに練達の筆で書いています。顔がいい、文章がいい、と。「モロッコ革の本」に写真がでていますがいいんですね。田辺は「余分なものが洗い流されて意志だけ残ったというような」イイ顔だと。その作家の才能を「あからさまにすることが多い」ゆえ「・・・いまはエッセーを細心の注意で書く」とあとがきにありますが、納得いたしました。それにしても栃折久美子の「装丁の本」(もちろん今まで手がけた集成ですが)出ないものでしょうか。
田辺聖子 B1-101 歳月切符 筑摩書房 1982年 C:B ¥700
田辺聖子 B1-103 おせいさんの落語 筑摩書房 1974年 C:B ¥700
秋山ちえ子 B1-727 大晦日のローストビーフ 23の物語 文化出版局  昭和51年 C:B ¥1,600
吉行淳之介 B1-94 闇のなかの祝祭 角川文庫 昭和39年 C:C カバー擦れヤケ ¥300
絵はクレー「密室」、レイアウトとして名前があります。不思議なことにこの文庫本はたいがい別の方の装丁で出ていますね。栃折バージョンは意外に少ない。
吉行淳之介 B1-104 吉行淳之介対談集 猫背の文学散歩 潮出版社 昭和49年 C:B 帯 ¥1,000
見返しに吉行個人のノート(創作メモ)を使っています。栃折のアイディアだと「あとがき」にある。安岡章太郎、川村二郎、北杜夫、有馬頼義ほか。
宮城まり子 B1-885R 楽屋の窓から 講談社 昭和49年 C:B 帯 ¥1,500
宮城まり子の著作のなかで最良の1冊、イニシアルで登場してくるのが栃折。
日本経済新聞社婦人家庭部編 B1-718 心を打った男たち 講談社 1977年 C:B ¥800
徳川夢声の追憶(中村メイコ)は出色の面白さ、「淡々おじさん」と呼んでいたという夢声とは3歳の頃からの付きあいで「私の心の中にずっと大きな位置を占めている」方だと・・・。この本は他にも秋山ちえ子の長谷川如是閑、淡谷のり子の竹久夢二、栃折久美子(装丁・表紙の書き文字も栃折)のウラジミル・チェケルール、田中澄江の成瀬巳喜男など「心を打」つ文章が満載。
高見順 B1-431 詩集 死の淵より 講談社 函入 ¥1,000
               
 向田邦子の小世界
CONNECTION
深田祐介B1-132 新女性問答 深田祐介対談21 集英社 1979年 C:B ¥600
向田邦子全対談」に収録されていない対談(「日本のホームドラマ輸出計画」)があります。
澤地久枝 写真大田亨 ■ B1-977 愛しい旅がたみ 日本放送出版協会 2002年 C:B 帯 ¥700
旅には人との出会いとともに「予期せぬ愛しい品との出会いがある」(21ページ)そんな旅の記憶を甦らせてくれるモノたち。番外編に「忠良さんのブローチ」(佐藤忠良)があります。装丁は安野光雅(本文とピタッと呼吸が合ってこの装丁はすばらしい)、描かれた「貴婦人」は本文にその写真が掲載されている。

倉本聰 B1-155 あにき 理論社 1984年 C:B ¥1,200 
昭和52年、健さんテレビ初登場で話題になったと記憶しています。こちらも兄弟(兄と妹)という家族設定。
倉本聰 B1-276 あにき 冬樹社 昭和52年 C:B 帯 ¥1,500 
放送は昭和52(1977)年、鳶職を演じる高倉健を軸に大原麗子、滝田ゆう、大滝秀治、倍賞千恵子ほか。扉ごとにスチールがあって読みやすい。
倉本聰 B1-200 冬の華 理論社 1984年 C:B 小口シミ 帯 ¥700 
「冬の華」(昭和53年東映 降旗康男)は高倉健、池部良、小林亜星、小沢昭一、岡田真澄などが出演。任侠でも実録でもなく喪失(あるいは昭和の崩壊)のドラマ。「ブルークリスマス」(昭和53年東宝 岡本喜八)も収録。
夏目漱石 B1-113 門 三四郎 文鳥・夢千夜・永日小品 角川文庫 C:B S26/S31 ¥800(3冊揃)
夏目鏡子 松岡譲筆録 B1-129 漱石の思い出 角川文庫 C:B 昭和41年 ¥400
昭和60年代までの漱石の文庫カバーはすべて同じデザイン。
季刊「銀花」 B1-140 手作り製本=栃折久美子の仕事 文化出版局 1976年 第26号夏 ¥700
特集は古時計・湖山日月。4ページにわたって栃折の作品がカラーで紹介されています。串田孫一の解説ページも。
季刊「銀花」 B1-328 特集 串田孫一の世界 文化出版局 1995年 第102号夏 ¥600
山を愛した文人、哲学者串田孫一の世界。
 本とその周辺
開高健 谷沢永一 向井敏B1-54 書斎のポ・ト・フ 潮出版社 昭和56年 帯 ¥900
本とコンピュータ2003年夏号B1-63 第2期8号 トランスアート 2003年 C:B 帯 ¥600
本文にある「昭和読書の風景」は“写真で見る読書の黄金時代”。昭和20年代から30年代頃か、いい写真ですから図書館でご覧ください。
白上謙一B1-60 現代の青春におくる 挑発的読書論 昭和出版 1976年 C:B 函入り ¥2,500
良知力 B1-61 魂の現象学 一社会思想家として 平凡社 1986年 C:B ¥1,500
阿部謹也 B1-637 阿部謹也自伝 新潮社 2005年 C:A 帯 ¥1,000
井伏鱒二 長部日出雄 山口瞳他 B1-59 読書と私 書下ろしエッセイ 文春文庫 1980年  C:B ¥400
山田宗睦 B1-72 職業としての編集者 三一書房 1979年 C:B 新書版 ¥500
伊吹和子 B1-62R 編集者作法 日本エディタースクール出版部 1989年 C:B ¥1,000
森まゆみ B1-58 読書休日 晶文社 1994年 C:B ¥600
品川 力 B1-59 古書巡礼 青英舎 1982年 C:B ビニールカバー装 ¥1,400
鴨下信一B1-106 忘れられた名文たち 文藝春秋 1994年 C:B 帯 ¥1,000
野球、囲碁、将棋、映画評から食や身の上相談、学者のエッセイにいたるまで「評価が低すぎる」雑文のなかの名文に光をあてた1冊。独創的な着眼に瞠目。
鴨下信一B1-107R 忘れられた名文たち 其の二  文藝春秋 1998年 C:B 帯 ¥1,200
涙の名文、怒りの名文、会話の名文などフツーの日本人が会得し影響を受けてきた「名文」探訪。
吉本隆明B1-139 読書の方法 なにを、どう読むか 光文社 2001年 C:B ¥700
著作・著者索引がついて便利。
塩田丸男B1-204 死語読本 白水社 1994年 C:B 帯 ¥500
紅差指なんてことばも紹介されていますが本からの引用も多く読書案内としても面白い、事項・人名索引が付いていることもメリット、文庫版は「文庫の読み方」に掲載。
月刊「創」編集部B1-210 出版界の仕掛人 編集者の素顔 1982年 C:B ¥700
アンアン ビックリハウス 宝島 写真時代 ブルータス 広告批評 世界など雑誌づくりの「仕掛人」に迫る。
田所太郎B1-311 出版社の先駆者 光文社 昭和44年 C:B 小口シミ ¥1,000
副題「一業を興した異才たち」。戦後出版人の独創性と個性をクローズアップした優れたドキュメント。昭和の人物史列伝にも重なりここに鮮明な旗をかかげる「人」がいたという印象。
神吉晴夫B1-215 現場に不満の火を燃やせ ビジネスマン入門 オリオン社 昭和38年 C:B 献呈署名入 表紙キズ ¥600
池島信平 B1-405R 編集者の発言 暮しの手帖社 昭和30年 C:B シミ ¥1,400
装本 花森安治
森本哲郎 B1-860 読書の旅 愛書家に捧ぐ 講談社 昭和56年 C:B ¥600
団伊久磨は向田が亡くなった年の正月番組に向田と対談している(1981年1/17放送 NHK 「明るい農村」新春対談 炉辺対談)。この対談は1989年の「オール讀物1月号」で活字化されている、そこで団伊久磨は「静かな目」と題して「もって生まれたデリカシーのうえに、静かな女性の目で四方を見つめて、それを作品に昇華させた人でした」と綴り、その時のビデオを「大切に保存していて、ときどき彼女を偲んではとり出して見てい」ると結んでいる。
倉本聰 B1-82 6羽のかもめ 理論社 1983年 C:B 帯 小口ヤケ ¥700 
昭和49年10月から翌年3月までフジテレビで放送。最終回の「さらばテレビジョン」「乾燥機」「個人的事情」など忘れがたい。「弁ちゃん」役の加東大介も「部長」の中条静夫も。このドラマの半年後に「前略おふくろ様」がスタート。
倉本聰 B1-141 6羽のかもめ 倉本聰テレビドラマ集3 ペップ出版 昭和53年 C:B 小口シミ ¥700 
巻末に対談を収録、八千草薫、大滝秀治、桃井かおり、実相寺昭雄。シナリオに放映時のスチールがあります。
栃折久美子 B1-5R モロッコ革の本 ちくま文庫 1991年 C:B 帯 少ムレ ¥500
栃折久美子 B1-3R モロッコ革の本 集英社文庫 昭和55年 C:B ¥800
栃折久美子 装丁ノート 製本工房から 集英社文庫 1991年  C:B ¥800
「世の中で起っている困ったことのいろいろは、物事の原型を忘れてしまうことと、想像力の欠如が大きな原因の一つになっているように思えてならない・・・」(296ページ)とある。原型を確かめるために著者は手の感触を通じて「装丁」と「製本」(ルリュール)に関わる、そこから投げかけられることばはラディカルで読者の想像力を駆り立てずにはおかない。この本に収められた装丁批評は圧巻。

小林信彦 時代観察者の眼  この方が70歳を過ぎているなんて信じられない、今も続く時代観察のコラムは貴重な記録。何気ない一言がボディーブローのようにあとで効いてくるようなところ、ありませんか。文庫は「こんな文庫がいた」をご覧ください。
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