サトウハチローの少年小説。カバーがあったのか函入りだったのか不明です、裸本。
著者名は宮津博、「長い苦しい戦争も終わったし、今年こそ、うんと盛大に、心からほがらかになるような学芸会を開こう」とある、演劇プロデュースの指南書。
夏休みおたのしみ ごんちゃんブック
表紙をめくると なんでもガッテン小僧 のマンガ、付録とはいえ本文166ページ。裏表紙は おもしろ漫画文庫の広告。
天地148mm左右105mm。
懐かしの昭和30年代。町も人も、もちろん子どもたちも元気だったあの頃。しかし血みどろの時代が透けて見えてくる。
小沢昭一 小林信彦 澤田隆治 香川登志緒 井上ひさし 井原高忠 錚々たる論客が登場しインタビューも渥美清 三波伸介 財津一郎 堺正章と圧巻。
鴨居羊子や藤本義一、古今亭志ん朝、淀川長治らが目を引くがゲストは幅広くどちらかといえば地味で堅実。
「診断と治療社」というのは一般には聞きなれない出版社ですが創業100年を超える老舗。著者の久慈直太郎は産婦人科の著名な教授だったようだ。
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