最新情報に戻る


2011年2月

△ 昨年完結した婦人画報「高峰秀子との仕事」を通して読み直してみた、いやはや面白いのなんの、こんな連載があっただけでも奇跡ではないか。高峰秀子という人は決して後悔しない生き方を知りぬいていた人ではないか、読み終えてそんな思いに捉われた。当サイトなどは後悔しきり、あの時こうしておけば良かった、こうするべきだった、しかし時は戻らない、そんなことばかりのトホホな毎日。けれども明日も生きていこうと思うのは奇跡が起こること、また何かと出会う愉しみを知っているからだろうと思う。第一、「わたしの渡世日記」に出会えただけでもことばにならないほどの幸せだし、その衝撃が「かあちゃんの卵焼き」(斎藤明美)を導いてくれ、「巴里ひとり歩き」や「まいまいつぶろ」へ目を向けさせてくれた。 続 <2月3日>

△ 承前 この連載は近年の高峰の活字化された対談や記事を再録してくれていて実に重宝します。とりわけ第7回の中島誠之助との対談は見逃していただけに嬉しかったですね。2009年の大収穫のひとつになりましたがアネさんと誠さんのいわば師弟対談。高峰の対談はどれを読んでも面白いのですが名対談でしょう、長く読み返していきたいものになりました。雑誌などの対談で掲載されたものは一回こっきりでそのまま散逸してしまうものが多く、発掘する必要があると思いますね。当サイトもいろいろあたってはいるのですがたいていの図書館では雑誌類はそう長く保管しないようですから古雑誌で偶然目にする場合が多い。 続 <2月16日>